2028年ロサンゼルスオリンピック(2028ねんロサンゼルスオリンピック)は、2028年7月14日から30日までの17日間、アメリカ合衆国のロサンゼルスで開催される予定のオリンピック競技大会。
2017年9月13日にペルーのリマで開かれた国際オリンピック委員会総会(第131次IOC総会)で開催地が決定した。ロサンゼルスでの開催は1984年以来44年ぶり3度目となり、同国での開催は夏季大会としては1996年アトランタオリンピック以来32年ぶり5度目、冬季大会を含めば2002年ソルトレークシティオリンピック以来26年ぶり9度目となる。
詳細は2024年・2028年の夏季オリンピックの開催地選考を参考
大会エンブレムは2020年9月1日に発表され、五輪・パラリンピック同一エンブレムを採用。LA28のAのデザインを複数のエンブレムで変化させる仕組みであり、様々なクリエイターが手掛けた。
2021年12月9日のIOC理事会ではLA28における実施競技として、2020年東京大会から追加競技として行われている3競技(スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン)を含む28の競技が選ばれた。ドーピングの多発や国際競技連盟の組織統治の問題が指摘されているウエイトリフティングとボクシング、さらに馬術種目の除外が検討されている近代五種は保留とされた。このうち近代五種とウエイトリフティングに関しては、2023年10月のIOC総会において実施が承認され、この時点で30競技に膨らんだ。このため、種目数や競技単位での参加できる人数の大幅な削減が避けられなくなっている。また、近代五種は馬術が除外され、代わってSASUKEの要素が取り入れられた障害物レースが追加されることとなった。
改革により「中核競技」として位置付けられていたもの
以下はリオデジャネイロ大会以降で「追加競技」として行われ、今回当初競技に組み入れられたもの
本大会での追加競技として、モータースポーツとクリケット、空手、野球・ソフトボール、ラクロス、ブレイクダンス(ブレイキン)、キックボクシング、スカッシュ、フラッグフットボールの9競技が最終候補に残ったと2022年8月に複数のメディアが報じた。組織委員会は、最終的な追加提案競技をクリケット、野球・ソフトボール、ラクロス、スカッシュ、フラッグフットボールの5競技に絞り、2023年10月のIOC総会で実施が承認された。ブレイクダンス(ブレイキン)はパリ大会で初採用となったが、僅か1回で一旦終了となった。
LA28招致委員会は、新設の施設を一切建設せず、既存の競技施設で開催される。
メイン会場は1932年と1984年のメインスタジアムのLAコロシアム。
その他クリプト・ドットコム・アリーナやPeacockシアター、ローズボウル、ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク。クリケットはニューヨーク州のナッソー・カウンティ国際クリケット・スタジアムなどで実施予定。
2020年に完成したSoFiスタジアム等が使われるが、IOCの規定により、大会期間中はスタジアム名称が変更される予定。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou