1976年の南海ホークス(1976ねんのなんかいホークス)では、1976年の南海ホークスにおける動向をまとめる。
このシーズンの南海ホークスは、野村克也選手兼任監督の7年目のシーズンである。
島野育夫の阪神移籍を受け、この年から1番に藤原満が入り、2番には新井宏昌が入るなど打線の若返りを図るチームは、それ以外にも太平洋で前年Aクラスに貢献したドン・ビュフォードが移籍し、それまで控えだった柏原純一が一塁のポジションに入り、野村と広瀬叔功を除いてすべて若手がスタメンを占めるようになった。打線改造の影響からかチームは前期・後期ともにAクラスの2位で、後期は阪急に抜かれたものの8月まで首位を走った。投手陣は江本孟紀との交換で阪神から移籍の江夏豊や不動のエースとなった山内新一などがこの年もローテーションを守り、守護神には佐藤道郎が控えるなどチーム防御率はリーグ1位の2.91だったが、野村・広瀬の衰えもありチーム本塁打は100本未満に終わった。カード別では5位日本ハムと最下位の太平洋には大きく勝ち越すも、リーグ2連覇の阪急には10勝16敗と負け越した。
*阪急が前後期完全優勝したため、プレーオフは行わずそのまま年間優勝
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