![2015年世界フィギュアスケート選手権 2015年世界フィギュアスケート選手権](/modules/owlapps_apps/img/errorimg.png)
2015年世界フィギュアスケート選手権(2015ねんせかいフィギュアスケートせんしゅけん、英語: World Figure Skating Championships 2015)は2015年に中華人民共和国で行われたフィギュアスケートの国際競技会。中華人民共和国での開催は初めてとなる。
2014-2015年シーズン開催の世界フィギュアスケート選手権。シニアクラスの男女シングル、ペア、アイスダンス種目が2015年3月23日から29日まで、中華人民共和国・上海市で開催され今回で105回目を迎える。
アイスダンスショートダンスの後に行われたオープニングセレモニーでは地元のペア、于小雨/金揚組と王雪涵/王磊組が演技を行った。さらには陳露、メリル・デイヴィス/チャーリー・ホワイト組、エフゲニー・プルシェンコ、申雪/趙宏博組もパフォーマンスを行った。
男子シングルではハビエル・フェルナンデスがスペインの選手としては初めて世界選手権で優勝。羽生結弦が銀メダル、デニス・テンが銅メダルを獲得した。
女子シングルは1981年大会以来34年ぶりに過去のメダリストがいないイベントとなった。エリザベータ・トゥクタミシェワがロシアの女子選手としては2005年大会のイリーナ・スルツカヤ以来10年ぶりの優勝。初出場の宮原知子が銀メダル、同じく初出場のエレーナ・ラジオノワが銅メダルを獲得した。
ペアではメーガン・デュハメル/エリック・ラドフォード組がカナダのペアとしては2001年大会のジェイミー・サレー/デヴィッド・ペルティエ組以来14年ぶりに優勝。隋文静/韓聰組が初の銀メダル、史上最多16回目の出場の龐清/佟健組が銅メダルを獲得した。
アイスダンスではガブリエラ・パパダキス/ギヨーム・シゼロンがフランスのカップルとしては2008年大会のイザベル・ドロベル/オリビエ・シェーンフェルダー組以来の優勝。また女性が10代での優勝は1975年大会のイリーナ・モイセーワ以来、男性が20歳以下での優勝は同じく1975年大会のアンドレイ・ミネンコフ以来40年ぶりである。マディソン・チョック/エヴァン・ベイツ組が初の銀メダル、ケイトリン・ウィーバー/アンドリュー・ポジェ組が銅メダルを獲得した。
前回大会の結果を受け、今大会において複数出場枠が与えられた国(地域)は、以下の通りである。
出場のために最低技術点が設定されており、当該シーズンと前シーズンの国際スケート連盟の主催する大会で、ショートプログラム(ショートダンス)とフリースケーティング(フリーダンス)の両方でクリアしていなければ出場ができない。
各競技の上位成績者には以下の賞金が与えられる。
また、エキシビション出演者には以下の賞金が与えられる。
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