埼玉県道34号さいたま草加線(さいたまけんどう34ごう さいたまそうかせん)は、埼玉県さいたま市浦和区高砂の浦和駅西口交差点から、埼玉県草加市の谷古宇橋交差点に至る埼玉県の主要地方道(県道)である。さいたま市発足前の路線名は「浦和草加線」。
概要
さいたま市内には一方通行区間や、両方向通行可能ではあるが同市浦和区前地三丁目から南区大谷場辺りまで1車線ほどの幅しかない区間があり、一見普通の生活道路と見間違えるほどの雰囲気である。現在、浦和駅周辺で4車線化への拡幅工事(田島大牧線区間)がされたほか、南浦和地区にて区画整理が施されたため、浦和駅付近にて分断、南浦和地区にてわずかだが県道指定の途切れる区間が存在する。
また、川口市内には、旧道とは別に片側2車線のバイパスが通っており、埼玉県道1号さいたま川口線や埼玉県道58号台東川口線を結ぶ、通称第二産業道路と呼ばれる路線の一部となっている。そのため、こちらの旧道は鳩ヶ谷駅周辺の再開発、区画整理事業に伴い、一部通行止めとなり、県道指定も解除されたため、実質前述のバイパスが本線化した。この第二産業道路の区間に川口市立グリーンセンターがあり、当センターは第二産業道路によって敷地が分断されている。
川口市内の単独区間はさいたま県土整備事務所が管理している。
路線データ
- 起点:埼玉県さいたま市浦和区高砂(国道463号・埼玉県道213号曲本さいたま線交点、浦和駅西口交差点)
- 終点:埼玉県草加市栄町(埼玉県道49号足立越谷線・埼玉県道29号草加流山線交点、谷古宇橋交差点)
- 総距離:18,736m
歴史
年表
- 1960年(昭和35年)9月1日 - 埼玉県告示第652号により、埼玉県道に認定される。
- 1993年(平成5年)5月11日 - 建設省から、県道浦和草加線が浦和草加線として主要地方道に指定される。
路線状況
通称
- 県庁通り(さいたま市浦和区 浦和駅西口交差点 - 浦和駅付近)
- 日の出通り(東北本線高架下 - 浦和区前地) - 以前は「東口大通り」や「第一ガード通り」と呼ばれていた。
- 南大通り(さいたま市南区 セブンイレブンさいたま大谷場店の歩車分離式信号機のある交差点 - 南浦和駅入口交差点)
- 産業道路(南浦和駅入口交差点〜二十三夜交差点)
- 外環(岸川中学校交差点〜道合西交差点)
- 第二産業道路(道合西交差点 - 赤井二丁目交差点)
交通量
地理
通過する自治体
交差する道路
※第二産業道路区間を除く
重複区間
- 埼玉県道35号川口上尾線(産業道路、さいたま市南区太田窪 南浦和駅入口交差点 - 二十三夜交差点)
- 埼玉県道235号大間木蕨線(川口市大字伊刈 伊刈交差点 - 柳崎1丁目交差点)
- 埼玉県道1号さいたま川口線(第二産業道路、川口市柳根町 柳崎1丁目交差点 - 道合西交差点)
- 国道298号(岸川中学校交差点 - 道合西交差点間)
- 埼玉県道58号台東川口線(第二産業道路、川口市鳩ケ谷歩道橋交差点 - 赤井二丁目交差点)
交差する鉄道・高速道路・河川
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)東北本線(京浜東北線、宇都宮線(東北本線)、高崎線、上野東京ライン、湘南新宿ライン(東北貨物線))(浦和駅南方)
- 藤右衛門川(狐橋)
- 東日本旅客鉄道武蔵野線(南浦和駅-東浦和駅間)
- 芝川(柳根橋)
- 東京外環自動車道(川口市 岸川中学校交差点、道合西交差点)
- 見沼代用水東縁
- 埼玉高速鉄道埼玉高速鉄道線(鳩ヶ谷駅付近)
- 首都高速川口線
- 伝右川(さいわい橋)
- 東武鉄道伊勢崎線(東武スカイツリーライン)(草加駅-獨協大学前駅間)
沿線にある施設など
ギャラリー
脚注
関連項目
外部リンク
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