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1957年の読売ジャイアンツ


1957年の読売ジャイアンツ


1957年の読売ジャイアンツ(1957ねんのよみうりジャイアンツ)では、1957年における読売ジャイアンツの動向についてまとめる。

この年の読売ジャイアンツは水原茂監督の8年目のシーズンである。

概要

開幕戦でエースの大友工が川上哲治のソロ本塁打であげた1点を守り切り完封勝利を果たすとその勢いで開幕4連勝するが、主力選手の高齢化や広岡達朗のケガなどもあってそれ以降は負けが込み4月は貯金2で終了する平凡なスタートとなり、8月に13勝8敗2分と勝ち越して首位に立つまで中日や阪神の後塵を拝する苦しい試合展開が続いたが、両球団の取りこぼしに助けられようやく3連覇を達成。日本シリーズは巨人のリベンジが予想されたが、打倒巨人に燃える西鉄の勢いに押され引き分けを挟む4連敗で敗退した。投手陣は若手の木戸美摸とこの年入団の藤田元司が17勝をあげて健闘し、堀内庄も12勝と2ケタ勝利をあげるもベテラン別所毅彦は14勝で勝ち星が半減し、前年チーム2位の15勝をあげた安原達佳が1勝もできないなど誤算が続いた。打撃陣は川上の衰えがあったものの、与那嶺要が2年連続の首位打者に加えてMVPを獲得し、また宮本敏雄や正捕手の藤尾茂もそれなりの成績を残した。対戦成績では4位国鉄に11勝14敗1分で負け越したものの、5位広島には同一カード8連勝を記録するなど18勝8敗、最下位大洋には18勝7敗1分と両球団から貯金21を稼いだ。シーズン終了後チームは打線強化のため長嶋茂雄を獲得し、世代交代が本格化する。

チーム成績

レギュラーシーズン

日本シリーズ

オールスターゲーム1957

  • 選出選手及びスタッフ
  • 太字はファン投票による選出。

個人成績

投手成績

  • 色付きは規定投球回(195イニング)以上の選手
  • 太字はリーグ最高

主な打撃成績

  • 色付きは規定打席(403打席)以上の選手
  • 太字はリーグ最高

できごと

選手・スタッフ

表彰選手

  • 最高殊勲選手:与那嶺要(初受賞)
  • 新人王:藤田元司
  • 首位打者:与那嶺要(.343、2年連続3度目)
  • 打点王:宮本敏雄(78打点、2年連続2度目)
  • ベストナイン:
藤尾茂(捕手、2年連続2度目)
川上哲治(一塁手、3年連続9度目)
与那嶺要(外野手、6年連続6度目)

出典


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 1957年の読売ジャイアンツ by Wikipedia (Historical)


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