![くすはらゆい くすはらゆい](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
くすはら ゆいは、日本の女性声優。主にアダルトゲームに出演している。
2014年の半ばごろまでは「楠原ゆい」の表記であったが、現在は全部ひらがなで「くすはらゆい」と改名して活動している。
小さなころから演じることが好きで中学や高校では演劇部にも所属していた。また、小学生のころからアニメに興味があり、見た目や性別に関係なくさまざまなキャラクターを演じられる声優に興味を抱くようになった。
一方、自分は特徴な声でも可愛らしい声でもないので声優になれる素養がないと思っており、声優を目指さずに一般企業の就職活動をしていた。ところがその就職活動の中で最終面接を受けた時に、周りの志望者がその会社に入ってやりたいことや夢をしっかり語るのに対して、自分はその会社に入ってもやりたいことがないと思ってしまい、それなら向いてる向いてないではなく、やりたいことをやったほうがいいと思うようになり、就職活動を辞めてダメ元の気持ちで声優を目指すことにしたという。
その後、くすはらは事務所から提示された契約書にあった「引き受け可能な仕事」のチェックリストのうち、成人向け作品への出演という項目にまるをつけたところ、後日ALL-TiMEの『普通じゃないッ!!』に登場するふたなり少女・白鷺寧々でデビューを果たすこととなった。くすはら自身は抵抗感はなくむしろうれしかったと思っていたが、アダルトゲームを遊んだことや性的な演技の経験がなかったうえ、ふたなりについても全く知らなかった。この当時の事務所の社長がアダルトゲームで音響監督を務めた経験があったため、アドバイスをもらおうとしたものの、「正解の音はわかるが、どのように出しているかまではわからない」と言われてしまう。そのため、くすはらは飴や魚肉ソーセージを事務所に持ち込み、スタッフを巻き込んで試行錯誤をかさねた。
デビュー3年目の2012年、『夏空のペルセウス』の遠野 恋役で初めてメインヒロインを演じた。また、同作のWEBラジオ『ペルらじ』にて初めてパーソナリティを務めた。
『夏空のペルセウス』以降の2年間はあまり仕事がなく、一時は実家に帰ることも考えたが、同作の製作元であるminoriの励ましやアドバイスを受け、次第に仕事が増えていったとくすはらは2019年の「Getchu.com」内のコラムの中で振り返っている。
在原 七海役で出演した『RIDDLE JOKER』(2018年)では、日本国外も含めてくすはらのファンが増えたことに加え、2024年時点でもグッズが出ているなど根強い人気を持っている。
また、『月の彼方で逢いましょう』(2019年)の佐倉 雨音は、自身と生い立ちが似ていたこともあって、感情を爆発させる場面では思わず涙がこぼれてしまったと、2024年の「BugBug」とのインタビューの中で振り返っている。また、ファンディスク『月の彼方で逢いましょう SweetSummerRainbow』では雨音のイメージソングである「でんじゃらすきゅーとはっかーレインちゃん」をカバーした。
『シンソウノイズ〜くすはらゆい&橘まおのラジオ事件簿〜』から続くDIGination関連のラジオのパーソナリティを務めており、下ネタのコーナーが多いことから「KSR(クソ 下ネタ ラジオ)」と呼ばれている。
くすはらは2015年の「BugBug」とのインタビューの中で、幼馴染や妹系のキャラを演じることが多いが、Sキャラなどを担当するのが大好きと述べている。一方、2024年の「BugBug」とのインタビューの中では、ユーザーがきちんと好きになってくれるような女の子を演じるよう心掛けていると話している。
たとえば、『アンラベル・トリガー 』の小花衣 レイリの場合はオーディション時点の演技方針がそのまま採用されており、くすはらはオーディションが基準になると調整がしやすいと述べている。一方『恋し彩る正義爛漫』の白河 桃代の場合、キャラクター設定や絵を見た際にクールで大人びた人物だと思っていたところ、メーカーであるCUBEから「ロリ博士にしてほしい」という要望を出され、4つの演技パターンを提示したところ、メーカー側の要望に沿ったパターンが採用された。
太字はメインヒロイン
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