哥老会

哥老会（かろうかい、ピンイン：Gēlǎohuì）は、中国の反体制秘密結社の一つである。

白蓮教や天地会などの影響を受けながら、清代18世紀に四川省で生まれた。農民の互助自衛組織として発展、湖南省・湖北省を中心に長江上流域に広がり、反清復明(はんしんふくみん)を掲げて活動した。主に農村を基盤として、流民や無産者を組織し、地主など地方有力者や知識人を指導者とした。清代末期には孫文ら革命派と結び、1911年に始まる辛亥革命に重要な役割を果たしたが、中華民国成立後は反革命的な性格を強めていった。

同時代の秘密結社青幇（チンパン） に対し紅幇（ホンパン）ともよばれた。

関連項目

• 会党
• 郷勇
• 華興会
• 賀竜

脚注

1. 天地会
2. 湘軍
3. 紅幇
4. 辛亥革命
5. クチャ市
6. 楊増新
7. 秘密結社
8. 国枝史郎
9. 白朗
10. 郷勇
11. 洪門
12. 朱徳
13. 袁鴻祐
14. 袁大化
15. ヘシェン
16. 卞宝第
17. 回民蜂起
18. 劉復基
19. 唐才常
20. 華興会