土佐市(とさし)は、高知県中部に位置する市。面積は県内11市の中で最小となっている。
高知県のほぼ中央部に位置し、高知市から車で約20分の距離にある。市の東部は石鎚山系を源流とする仁淀川下流の右岸に広がる高岡平野に小都市を形成し、北部および西部は山に囲まれ、南部は太平洋に面していて日照時間は年間2230時間で日本一を記録している。市域は東西約14.5km、南北約6.4kmである。
ケッペンの気候区分では温暖湿潤気候(Cfa)に分類され、年間降水量は約2600mmである。
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※土佐市では住居表示を実施しておらず、「丁目」のある町名もない。
紀元前4000年代、現在の高岡町野田地区に縄文人が住みつく。11世紀、清瀧寺薬師如来像造られる。1961年(昭和36年)、うるめ一本釣漁法を橋村政次郎が考案する。
電灯の使用開始は1912年(明治45年)1月の北原水力電気の設立による。北原村大字甲原(甲原川)に水力発電所が建設された。1914年(大正3年)5月に事業開始した。供給区域は高岡郡高岡町、蓮池村、北原村、佐川町、越知町、宇佐村、高石村、波介村、戸波村、斗賀野村
温暖な気候と鎌田井筋の豊富な水の恩恵を受け、昔から農業の盛んな地域で、平野部ではビニールハウスによる施設園芸、周辺の山地では果樹栽培(土佐文旦など)が行われている。また、仁淀川の豊かな伏流水は製紙工業を育て、太平洋に臨む宇佐町では沿岸漁業や水産加工などが伝統的な基幹産業として発展してきた。
土佐市では、「土佐市人材育成奨学資金条例」という奨学金制度がある。なお、奨学金は返還義務がともなう。
市内に鉄道路線はない。最寄り駅はJR土讃線朝倉駅あるいは伊野駅。
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