![アリストテレス著作目録 アリストテレス著作目録](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
アリストテレス著作目録では、古代の文献に記されたアリストテレスの著作目録を説明する。
今日『アリストテレス全集』として伝えられているアリストテレスの著作群は、逍遙学派(ペリパトス派)の第11代学頭であるロドスのアンドロニコスが、紀元前1世紀にアリストテレスの遺稿の中から主要な講義・研究文献を抜き出して編纂したものだが、アリストテレスの著作には、それら以外にも、一般向けの対話篇も含め、様々なものがあったことが、古代の各種の断片・引用・言及から知られている。
そのほとんどは歴史的過程で散逸したが、19世紀後半以降、そのいくらかは「断片集」として研究・復元・刊行が行われている。
そして、その失われた著作も含め、アリストテレス著作の全体像を把握するために重要な資料となるのが、数通りの伝承が行われてきたアリストテレスの文献目録である。
アリストテレスの著作目録の中で、最も有名なのが、ディオゲネス・ラエルティオスが『ギリシア哲学者列伝』の中で列挙している目録である。
「書簡集」を除いても、140以上の題名が、巻数と共に列挙されている。
ちなみに、ポール・モローはこの著作目録を、新プラトン派の用語に則り、
と分類している。
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