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コーク・シティFC


コーク・シティFC


コーク・シティ・フットボール・クラブ(アイルランド語: Cumann Peile Chathair Chorcaí, 英語: Cork City Football Club)は、アイルランドのコークをホームタウンとするサッカークラブ。

歴史

1984年、1984-85シーズンのリーグ・オブ・アイルランド参入が決定すると、シニアチームはリー川河岸に戻り、コーク・シティFCが誕生した。チェルシーやコーク・セルティックFCで活躍した英雄であるボビー・タンブリングが最初の監督に就任したが、成績不振により13試合を指揮したのみで元ストーク・シティの選手であるトニー・アレンと交代した。クラブは元リヴァプールのテリー・マクダーモットの獲得を決定し、ファーストディビジョン降格を逃れた。しかし、カップ戦では2回戦でドロヘダ・ユナイテッドに敗れた。

1987年、元アイルランド代表のエイモン・オキーフが監督に就任すると、ターナーズ・クロスで開催された1987-88シーズンのリーグ・オブ・アイルランドカップ決勝戦でシャムロック・ローヴァーズに勝利し、クラブ初となる全国タイトルを獲得した。

1993年、1992-93シーズンのプレミアディビジョンで初優勝を飾った。レギュラーシーズンを終えた時点で、コーク・シティとボヘミアン、シェルボーンの3チームが勝ち点で並んだため、3チームによる優勝決定戦(2回戦総当たり戦)が行われた。しかし、1回目の優勝決定戦でも3チームが勝ち点で並んだため、さらに2回目(1回戦総当たり戦)が行われた。コーク・シティはボヘミアン、シェルボーンに連勝し、初優勝を決めた。

1998年、1997-98シーズンのFAIカップで初優勝を果たした。

2007年、クラブの所有権は投資会社Arkagaに売却された。2008年8月、クラブは財政問題に直面し、Examinership(アイルランド独特の法律)を適用された。同年10月、トム・コフランがクラブを引き継ぎ、Examinershipは終了したが、財政問題は解決できず、2010年にはリーグ・オブ・アイルランドのライセンス取得に失敗、最終的にクラブの持株会社Cork City Investment FC Limitedが裁判所によって解散を命じられた。解散後すぐにサポーター集団は新しいクラブの創設に動き、コーク・シティFORAS CO-OP(FORAS: Friends Of the Rebel Army Society)の名前でライセンスを取得し、ファーストディビジョンに参入した。同年6月、クラブはコーク・シティFCの名称権を買い取り、コーク・シティFCのクラブ名が復活した。

2011年、ファーストディビジョン最終節で首位シェルボーンと敵地で対戦し、後半アディショナルタイムにグラハム・カミンズが勝ち越しゴールを決める劇的な幕切れで逆転優勝を果たした。サポーターによって所有されるクラブは3シーズンぶりのプレミアディビジョン復帰を決めた。

タイトル

国内タイトル

  • リーグ・オブ・アイルランド:3回
    • 1992-93, 2005, 2017
  • FAIカップ:4回
    • 1997-98, 2007, 2016, 2017
  • リーグ・オブ・アイルランドカップ:3回
    • 1987-88, 1994-95, 1998-99
  • ファーストディビジョン:2回
    • 2011, 2022

国際タイトル

  • なし

出典

過去の成績

1 勝ち点3減点。
2 勝ち点10減点。

欧州の成績

歴代監督

  • ジョン・コーフィールド 2014-2019
  • ニール・フェン 2019-

歴代所属選手

  • ダミアン・デラニー 1998-2000
  • ケヴィン・ドイル 2003-2005
  • シェーン・ロング 2005
  • コリン・ヒーリー 2007-2009, 2012-2017
  • リアム・ミラー 2015-2016

脚注

外部リンク

  • 公式サイト

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: コーク・シティFC by Wikipedia (Historical)