![デビッド・フィンレー デビッド・フィンレー](/modules/owlapps_apps/img/errorimg.png)
デビッド・スティーブン・フィンレー三世(David Stephen Finlay III、1993年5月16日 - )は、北アイルランドの男性プロレスラー。ドイツ・ニーダーザクセン州ハノーファー出身。新日本プロレス所属。リングネームの表記は「デビッド・フィンレー」。
父親はアメリカのメジャー団体であるWCW、WWEで活躍したデイブ・フィンレーであり、4世レスラーになる、また弟のブロガン・フィンレーもレスラーである。
2012年12月22日、ハノーファーを拠点とするインディー団体であるEWP(European Wrestling Promotion)にてビッグバン・ウォルターを相手にプロレスラーデビューを果たすが反則攻撃を受けて試合が終わる。同日のメインイベントでは父のデイブ・フィンレーと親子タッグを組んでイングランドプロレス界の雄であるダニー・コリンズ & ロビー・ブルックサイドの胸を借りてアイリッシュ・ストリートマッチを行い勝利した。
プロレスラーデビュー以降、しばらく活動を停止していたが2014年より復帰。4月19日、アメリカのジョージア州を拠点とするUIW(Universal Independent Wrestling)にてジョニー・スウィンガーと組んでユージュアル・サスペクツ(AJスティール & マーダー1)と対戦して勝利した。7月よりイングランドへと渡り、ASW(All Star Wrestling)に参戦してオリバー・グレイ、ジョン・スカイラーといったレスラー達と対戦。10月10日、トニー・セント・クレアーが主宰し、ハノーファーを拠点とするインディー団体であるPOW(Power of Wrestling)に参戦。POWジュニア初代王者決定トリプルスレットマッチにてスコッティ・サクストン、ヴェイト・ミューラーと対戦して勝利し、王座を戴冠した。
2015年1月31日、マイキー・ウィップレックが主宰し、ニューヨーク州を拠点とするNYWC(New York Wrestling Connection)にてグリム・リーファーと対戦するが敗戦した。5月7日、新日本プロレスが開催するBEST OF THE SUPER Jr. XXIIに出場する事が発表された。BEST OF THE SUPER Jr. XXIIではBブロックでエントリーされ、未勝利のまま勝ち点0という結果に終わった。6月8日、新日本プロレスに入団することが発表された。
2016年5月、BEST OF THE SUPER Jr.に出場予定とされていたマット・ジャクソンが負傷欠場になったことにより、リザーバーとして出場。同月29日大阪大会にて、外道から勝利を収める活躍を見せた。9月25日神戸大会で小島聡、リコシェと共にヤングバックス&アダム・コールが持つNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦。リコシェがシューティングスタープレスでニック・ジャクソンを沈め、第8代王者となる。10月18日、魚沼大会でロッキー・ロメロ&ウィル・オスプレイ&バレッタの挑戦を受けるも、得意技のPrima Noctaでロメロから3カウントを奪い防衛した。
2017年1月4日東京ドーム大会でEVIL&SANADA&BUSHI組に敗れ王座陥落。
2018年4月24日後楽園ホール大会でジェイ・ホワイトの持つIWGP USヘビー級王座に挑戦したが、惜しくも敗れフィンレーの王座戴冠は叶わなかった。
2019年2月23日後楽園ホール大会で左肩を負傷し、シリーズを欠場。10月14日両国国技館大会・IWGP USヘビー級選手権試合後、約8か月ぶりに新日本マットに登場するとランス・アーチャーの暴行でピンチを迎えたジュース・ロビンソンを救出。11月9日サンノゼ大会でIWGP USヘビー級王座に挑戦するもアーチャーに敗れベルト戴冠ならず。また盟友であるジュースと共に『WORLD TAG LEAGUE 2019』エントリーし、EVIL・SANADA組を破って初優勝を果たした。
2020年1月4日東京ドーム大会にてゲリラズ・オブ・デスティニー(タマ・トンガ&タンガ・ロア)が持つIWGPタッグ王座に挑戦。途中、邪道の介入などもあったが、見事勝利し悲願の王座戴冠を果たし第85代王者となった。2月1日、アメリカ・ジョージア州アトランタで行われたTHE NEW BEGINNING USAのメインイベントで前王者チームG.O.D.とのリマッチに敗れ、王座を奪還された。
2021年2月16日(現地時間)、フィンレーはインパクト・レスリングにジュースとのタッグで出場し、リノ・スカム(アダム・ソーンストウ&ラスター・ザ・レジェンド組)と対戦、フィンレーの雪崩式ブレーンバスターからジュースのフロッグスプラッシュで勝利を収めた。試合後、ザ・グッドブラザーズ(カール・アンダーソン&ドク・ギャローズ組)が入場ゲートに姿を現れ、舌戦を繰り広げた。
2022年、G1 CLIMAXに初出場。Dブロックにエントリーされ、フィンレーのブロック突破とはならなかったがジュース・鷹木信悟・更にはUSヘビー級王者のウィル・オスプレイといった実力者から勝利を上げた。
2023年2月18日(現地時間)の新日本サンノゼ大会にて、ルーザーリーブ・ニュージャパン・マッチに敗れたホワイトが試合後マイクを握ったところを襲撃し、シレイリによる殴打でノックアウト。試合後、フィンレーはマイクを奪い取り、ホワイトが新日本というホームがありながら離れようとする事、自らがどこの国でも「ガイジン」扱いされることへの不満を爆発させ、ホワイトと観客を大いに挑発した。
2023年3月6日、大田区総合体育館にて行われたNEW JAPAN CUP 2023一回戦にて、フィンレーはBULLET CLUBへの加入を表明し外道をセコンドに連れて入場。 石井智宏からトラッシュ・パンダで3カウントを奪うと、試合後のマイク・パフォーマンスでフィンレーは外道よりBULLET CLUBの次期リーダーとして紹介された。
その後、フィンレーは4月の両国大会で自分のやり方に不満を持っていたエル・ファンタズモをBULLET CLUBから追放し、タマ・トンガの持つNEVER無差別級王座に挑戦表明した。
5月3日、福岡大会でのNEVER無差別級王座戦で、フィンレーはパワーボムやINTO OBLIVIONを何度も敢行してタマを完膚なきまでに叩きのめし、ベルトを奪取した。試合後には追放したファンタズモが乱入して、挑戦表明をした。
6月4日のDOMINIONでフィンレーは自ら追放したエル・ファンタズモとベルトを懸けて戦った。試合はクラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー、ゲイブ・キッド、アレックス・コグリンの助けもあり、初防衛に成功した。試合後、フィンレーはこの日加入したメンバーでBULLET CLUB WAR DOGSを結成することを発表した。
7月からのG1 CLIMAXではCブロックにエントリー。5勝2敗で準々決勝に初進出したが、ウィル・オスプレイに敗北して8強となった。
11月4日の大阪大会にてIWGP USヘビー級王座(IWGP UKヘビー級王座)防衛直後のウィル・オスプレイとジョン・モクスリーの睨み合いの最中に急襲。IWGP USヘビー級王座ベルト、IWGP UKヘビー級王座ベルトをハンマーで粉砕。11月6日に団体から新王座の設立と1月4日の東京ドーム大会での三者の3WAYマッチの決定が発表された。
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