Aller au contenu principal

柳田将洋


柳田将洋


柳田 将洋(やなぎだ まさひろ、1992年7月6日 - )は、日本のバレーボール選手。

来歴

東京都江戸川区出身。バレーボールは両親の影響で始めた。

東洋高等学校在校中の2010年3月、第41回全国高等学校バレーボール選抜大会に主将として出場して優勝を果たし、2011年に慶應義塾大学環境情報学部に進学。

2013年に全日本メンバーに登録され、2014年6月には東京オリンピックの強化指定選手であるTeam COREメンバーに選出された。同年10月、Vプレミアリーグ・サントリーサンバーズが柳田の入団を発表した。

2015年3月14日、Vプレミアリーグ・ファイナル6の対パナソニック戦に途中出場しVリーグデビューを果たした。

2015/16シーズンレギュラーラウンドでは全試合に出場し、最優秀新人賞を受賞。

2017年4月24日、サントリーサンバーズは柳田が黒鷲旗大会をもって退団し、プロ契約選手として海外移籍することを発表。

同年6月21日、ドイツ・ブンデスリーガ1部のTVインガーソル・ビュールへの移籍と、株式会社アミューズとの契約を発表。7月1日、アシックスジャパン株式会社とのアドバイザリースタッフ契約を締結。10月14日、ユナイテッド・バレーズ・レインマン戦にてドイツ・ブンデスリーガ1部デビュー。結果は、0対3 (19-25, 19-25, 14-25) のストレート負けであった。対戦相手のユナイテッド・バレーズには、大竹壱青も所属しており、第3セットにブンデスリーガ初の日本人対決が実現した。2018年3月4日、DVV-POKAL(バレーボール・ドイツカップ)決勝戦に出場。日本人選手としては初の快挙となり、対戦相手のVfBフリードリヒスハーフェンに対し、ビュールは3対0 (25-20, 25-8, 25-21) で敗戦するも、この試合両チーム合わせ最多得点13ポイント(アタック11・サーブ2)をマークしMVPを受賞。

2018年4月10日、バレーボール男子日本代表の主将に就任。

2018年6月8日、昨年7月1日に締結していたアシックスジャパン株式会社とのアドバイザリースタッフ契約を2021年3月31日まで延長した。

2018年7月26日、2018/19シーズン、ポーランドのプラスリーガ、クプルム・ルビン (Cuprum Lubin) と1年契約が締結されたことを自身のSNSで発表。クプルムでの背番号は#15であるとFacebookを通じて発表。

2018年10月12日、ONICO Warszawa戦にてスタメンデビュー。11月7日、MKS Będzin戦にて18得点(アタック決定率70%)をあげMVPを受賞。12月12日、Jastrzębski Węgiel戦にて18得点(アタック決定率54%)をあげベストプレイヤー賞を受賞。12月21日、Aluron Virtu Warta Zawiercie戦にて24得点(アタック決定率78%)をあげベストプレイヤー賞を受賞。2019年2月1日、GKS Katowice戦にて15得点(アタック決定率55%)をあげ2度目のMVPを受賞。2月21日、試合中に負った左足首の亀裂骨折の治療のため、チームを離脱し日本へ帰国することを自身のインスタグラムで伝えた。

2019年5月22日、ドイツ1部リーグのUnited Volleysとの契約を締結。

2019年12月11日、CEV Volleyball Cupにて、Shakhtior SOLIGORSK(ベラルーシ)戦に先発。ホームマッチの初戦は2-3のフルセットで敗戦するが、翌週の12月17日アウェイマッチにて3-1で勝利し、8th Finalsへ進出決定。初戦は17得点(サーブ2・アタック14・ブロック1)、2戦目は11得点(アタック11)の成績。特に2戦目のアウェイマッチではレセプションPosが81%と非常に高かった。

2019年12月24日、CAMPFIREコミュニティサービスの「Pay-activity機能」にて、映像配信サービス「The Moment」をスタート。

2020年3月2日、トータルボディケアブランド「ドクターエア」のスペシャルアドバイザーに就任。

2020年5月17日、バレーボールを通して得た競技のスキルやさまざまな知識・経験を発信していく「Yanagida Masahiro Academy "Garden"」をスタート。初回の5月23日、24日には「スキル編:サーブ」を学生向け・一般向けで開催。大好評のため6月6日に定員150名+増員100+増員30名で追加開催。本人力作のパワーポイントでの資料を用いながら、サーブスキルについておよそ90分にわたり発信した。

2020年6月1日、サポーター限定「LINE LIVE」を配信し、2020/21シーズン、サントリーサンバーズと契約締結したことを発表。

2020年6月27日、「Yanagida Masahiro Academy "Garden"」特別対談編と称して、プロバスケットボールプレイヤー富樫勇樹選手をゲストに迎えた(定員300名)。互いの競技について探りながら話が弾み、それを300名のファンが"見守る"という終始和やかな雰囲気だった。

2021年4月4日、2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MENでは、サントリーの14シーズンぶり8度目の優勝に貢献し、自身もベスト6を受賞した。サントリーサンバーズが優勝から遠のいているから、もう一回強いチームを作るために戻って来て欲しいと毎年オファーを受けていたことを明かした。

2021年4月5日、2021年度日本代表登録メンバーが発表され、柳田も選出されるが、主将は自身が継続ではなく石川祐希が抜擢された。

2021年5月20日、ネーションズリーグの代表メンバー17人が発表され、若手のアウトサイドヒッターである髙橋藍、大塚達宣ら(2人とも後に東京オリンピック出場)が選出される一方で自身は落選した。この17人から東京オリンピック出場の最終メンバーが選ばれることとなり、東京オリンピック出場もならなかった。

2021年9月24日、自身のSNSで一般女性との結婚を発信。

2022年4月4日、2022年度日本代表登録メンバーが発表され、自身は2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MENでアタック率4位、サーブ効果率2位と結果を残したが、それでも日本代表監督のフィリップ・ブランからは高評価を得られず、「非常に素晴らしい選手だが、国際レベルになるとブロック効果率が落ちる。サーブレシーブも国際レベルは比べものにならないぐらい違う。」などと語られ、2022年度日本代表登録メンバー入りはならなかった。リーグの方は、サントリーの連覇に貢献し、自身もベスト6を受賞した。第70回黒鷲旗全日本選抜大会でもチームの前大会に続いての連覇に貢献し、自身もベスト6も受賞した。

2022年5月、テヘランで開催されたアジアクラブ選手権大会に出場。グループ予選含め全6試合すべてスタメン出場。決勝戦では同グループで一度敗戦を喫したテヘランペイカンとの再戦。結果、2セット先行したがフルセットで逆転負けをし準優勝。決勝戦の個人成績はアタック得点13(決定率52%)、ブロック得点2、サーブ得点1の合計16点。この試合の1stポイントは試合開始ホイッスル後のノータッチサービスエースから始まった。その後もバックアタック、レフトからのアタックに加えブロックポイントと1stテクニカルタイムアウトまでに計4点をたたき出し、その後も巧みなスパイクを立て続けに決め続けた。試合終了後のセレモニーでこの大会を通してのドリームチーム・ベスト6が発表され、ベスト1stアウトサイドヒッターに輝いた。2021/22シーズンをもってサントリーサンバーズを退団し、ジェイテクトSTINGSに移籍した。

2023年、2年ぶりに日本代表登録メンバーに選出された。

2023年6月30日、契約期間満了に伴いジェイテクトSTINGSを退団した。退団後、東京グレートベアーズに移籍した。

球歴

  • 全日本ユース代表 - 2009年
  • 日本代表 - 2013-2021年、2023年
    • 三大大会
      • ワールドカップ - 2015年-2019年(4位)
      • 世界選手権 - 2018年
    • その他大会
      • アジア大会 - 2014年(銀メダル)
      • ワールドリーグ - 2015年-2016年-2017年
      • ネーションズリーグ - 2018年(12位)-2019年(10位)
      • 2016リオデジャネイロオリンピック バレーボール世界最終予選兼アジア大陸予選大会 - 2016年
      • 2018男子世界選手権 アジア最終予選 オーストラリア大会 - 2017年
      • アジア男子選手権大会 - 2015年(金メダル)-2017年(金メダル)-2019年(銅メダル)
      • ワールドグランドチャンピオンズカップ - 2017年
  • クラブチーム国際大会
    • アジアクラブ選手権大会 - 2022年 (サントリーサンバーズ、準優勝)

所属チーム

  • 小岩クラブ
  • 北小岩小学校
  • 安田学園中学校
  • 東洋高等学校
  • 慶應義塾大学
  • サントリーサンバーズ(2015-2017年)
  • ビソンズ・ビュール (Volleyball Bisons Bühl)(2017-2018年)
  • クプルム・ルビン (Cuprum Lubin)(2018-2019年)
  • ユナイテッド・バレーズ・フランクフルト (United Volleys Frankfurt)(2019-2020年)
  • サントリーサンバーズ(2020年-2022年)
  • ジェイテクトSTINGS(2022-2023年)
  • 東京グレートベアーズ(2023年-)

受賞歴

  • 2016年 - 2015/16V・プレミアリーグ 最優秀新人賞
  • 2021年 - 2020-21 V.LEAGUE DIVISION1 MEN ベスト6
  • 2022年 - 2021-22 V.LEAGUE DIVISION1 MEN ベスト6
  • 2022年 - 第70回黒鷲旗全日本選抜大会 ベスト6
  • 2022年 - 2022 アジアクラブ選手権大会 ベスト6 (ベスト1stアウトサイドヒッター)
  • 2022年 - 天皇杯・皇后杯 全日本選手権大会 大会最優秀選手 (MVP)

個人成績

Vプレミアリーグ 他 レギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り。

Collection James Bond 007

主な出演

TV

  • 日本テレビ「POWERフレーズ」 (2020年)
  • 関西テレビ「こやぶるSPORTS」 (2021年)

MV

  • NICO Touches the Walls「マシ・マシ」(2016年)
  • ポルノグラフィティ「キング&クイーン」(2017年)

CM

  • ニベア花王「8×4MEN」ロールオン編 (2018年)
  • ニベア花王「8×4MEN」デオドラントボディウォッシュ編 (2018年)
  • ボシュロム・ジャパン (2021年)

ラジオ

  • TBSラジオ 伊集院光とらじおと (2019年)
  • TBSラジオ From RIO to TOKYO (2019年)
  • SBSラジオ「テキトーナイト!!」(2020年)
  • J-WAVE「ATHLETE HIGH」 (2020年)

ウェブムービー

  • 柳田選手のスゴ技ムービー『VOLLEYBALL STRIKE』[1] (2018年)
  • ボシュロム・ジャパン(2020年)
  • ボシュロム・ジャパン(2021年)

その他

・定額制配信サービス「NowVoice」(2020年)

  • 4years.【柳田将洋から次世代へ初のオンラインアカデミー“Garden”で広がる夢】(2020年)
  • 朝日新聞デジタル【「今だから、君に会えた」柳田将洋が少年に見せた情熱】(2020年)
  • REAL SPORTS【なぜバレー柳田将洋は古巣復帰を選んだのか? 日本で「自分が成長するため」の3つの理由】(2020年)
  • REAL SPORTS【バレー柳田将洋が「アウトプット」にこだわる理由 積み重ねた経験を伝え、学び得る日々】(2020年)
  • 東京2020オリンピック競技大会公式ウェブサイト【柳田将洋「若い世代の未来のために、経験を伝えたい」私がSNSで発信する理由】(2020年)
  • スポーツくじ(2020年)
  • 朝日新聞社「【生配信】どうなる五輪~日本代表と組織委幹部に直撃取材~」(2020年)
  • web Sportiva【柳田将洋が語る今と「復帰」の難しさ。「感覚が違う部分は出てくる」】(2020年)
  • web Sportiva【柳田将洋が期待する日本代表の新星。プレーは「年齢を感じさせない」】(2020年)
  • トータルボディケアブランド「ドクターエア」【Break the Limit~己に打ち勝て~】(2020年)
  • Number Web【柳田将洋が4シーズンぶり復帰のサントリーに与える刺激「新人同然なのでハツラツと」】(2020年)
  • 日清製粉グループ presents バレーボール日本代表オンラインファンミーティング 「柳田将洋・荒木絵里香のMY HAPPY MENU ! 」(2020年)
  • 朝日新聞デジタル【慶大選んだ柳田将洋の助言「自分が決める人生がベスト」】(2020年)
  • ABEMA TIMES【男子バレー・柳田将洋選手「人と人をつなぐのがバレーボール」現役選手も太鼓判の漫画『ハイキュー!!』の魅力】(2020年)
  • ABEMA TIMES【『ハイキュー!!』日向&影山の「変人速攻」は実践できる?男子バレー・柳田将洋選手に聞く】(2020年)
  • web Sportiva【柳田将洋も驚いた「未知の体験」。Vリーグ復帰で見せた成長の証と存在感】(2020年)
  • SPORTS BULL「ASICS presents ONLINE TALK EVENT」(2020年)
  • 週刊少年ジャンプ 公式YouTubeチャンネル「ジャンプチャンネル」ハイキュー!!×日本バレー界スター選手 スペシャルトーク(2020年)
  • THE DIGEST【柳田将洋が意識しているのは“積み重ねの大切さ”「自分が選んだこと、決めたことを正解にしていくのも自分」】(2020年)
  • ホクト「きのこらぼ」【Do My Best, Go!】(2020年)
  • 朝日新聞デジタル【大野雄大と柳田将洋チーム愛・母への感謝・ツーシーム】(2020年)
  • 朝日新聞「月刊TOKYO2020」【育てられて認められて、愛はエースに宿る】(2020年)
  • 朝日新聞【自分らしく バレー・柳田将洋の挑戦飛び込む、知らない世界へ】(2021年)
  • FRIDAYデジタル【男子バレー代表主将の五輪への本音「現時点ではこう考えるしか…」】(2021年)
  • NIKKEI STYLE【バレー柳田選手 伸び悩み防いだメンタルは「自主性」】(2021年)
  • NIKKEI STYLE【バレー柳田選手海外武者修行で学んだ前向きマインド】(2021年)
  • 朝日新聞【柳田将洋の不安、五郎丸ルーティーンの発案者が導く答え】(2021年)
  • NIKKEI STYLE【バレー柳田選手ケガ防止「調子よいときこそ冷静に」】(2021年)
  • 朝日新聞【Vリーグを良くしたいプロとして、柳田将洋は思索する】(2021年)

参照

外部リンク

  • 柳田将洋 - V.LEAGUE
  • 柳田将洋 - Munzinger Sports Archives (ドイツ語)
  • 柳田将洋 - 東京グレートベアーズ
  • 柳田将洋 - アミューズオフィシャルサイト

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 柳田将洋 by Wikipedia (Historical)