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最大クリーク問題


最大クリーク問題


最大クリーク問題(さいだいクリークもんだい)は、グラフ理論において、グラフ中のクリーク(任意の二頂点間に枝があるような頂点集合)の中で最大のものを見つける問題。NP困難であることが知られている。

この問題は、補グラフに対する最大独立集合問題と等価である。

近似アルゴリズムについても研究されているが、グラフの頂点数を n とするとき、近似度 O(n / (log n)2) が達成されているのみである。また、P = NP が成り立たないとき、任意の ε > 0 について、近似度 n1/2 − ε の近似アルゴリズムが存在しないことが示されている。NP = ZPP が成り立たない場合、近似度 n1 − ε の近似アルゴリズムが存在しないことも示されている。

脚注

参考文献

  • Papadimitriou, Christos H.; Steiglitz, Kenneth (1998). Combinatorial optimization: algorithms and complexity. Dover Publications. ISBN 978-0-486-40258-1. MR1637890. Zbl 0944.90066. https://books.google.co.jp/books?id=BSPCAgAAQBAJ 

関連項目

  • NP完全
  • 計算複雑性理論(計算量理論)

外部リンク

  • 最大クリーク問題を解くアルゴリズムのデモ


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 最大クリーク問題 by Wikipedia (Historical)