キヲク座(きおくざ、英: Kiwokuza)は、日本のポップス・ロックバンド。2012年に童謡や唱歌を斬新な色付けで演奏するプロジェクトとして結成された。
来歴
2012年の結成当初は「街角に音楽を」「おかやま国際音楽祭」など各地の音楽祭で、主に歌とピアノによる演奏を行っていたが、2014年より打ち込みやバンド編成によるアレンジを加え、本格的な活動を開始。2015年に発売となるファースト・アルバム「色あはせ」では、ミキシング・エンジニアはジョン・マッケンタイアやノルウェーのGeorge Tanderø、マスタリングはオノセイゲン。「色あはせ」には、菊地成孔や堤幸彦らが大絶賛のコメントを寄せている。
2017年11月8日、セカンド・アルバム「遊山」のリリースに合わせて、一部店舗でしか販売されなかった「色あはせ」も改めてリリースされることとなった。
2018年2月14日、世界遺産の富岡製糸場で撮影された「北風小僧の寒太郎」ミュージックビデオが公開された。
2019年5月25日〜、NHK名曲アルバムにて「まどみちお メドレー」がオンエアされた。
2021年4月より12ヶ月連続で毎月1曲を発表する Songs of KOYOMI がスタート。
メンバー
- 石山ゑり(いしやまえり)- ボーカル、プログラミング、編曲
- 五味俊也(ごみしゅんや)- ピアノ、ドラムス、パーカッション、編曲
サポートメンバー
- 厚海義朗(あつみよしろう)[ GUIRO / OishiiOishii / cero(サポート)]- ベース
- 亀坂英(かめさかすぐる)[ ツチヤニボンド ] - ギター
- 庄子渉(しょうじわたる)- キーボード
旧サポートメンバー
- カツオユウスケ - ベース
- 坂高也(ばんたかや)- ギター
ディスコグラフィー
アルバム
配信限定シングル
アナログ盤
ミュージックビデオ
- 2017年 - 「待ちぼうけ」「線路は続くよどこまでも」
- 2018年 - 「北風小僧の寒太郎」「ひらいたひらいた」
- 2021年 - 「竹田の子守唄」「きよしこの夜」
音楽祭・芸術祭への出演
- 2012年 - 「街角に音楽を」
- 2013年 - 「おかやま国際音楽祭」 ゲスト:山口とも
- 2014年 - 「仙川アートフェア」
- 2015年 - 「雨情音楽祭」
- 2017年 - 「六本木アートナイト」 にゅーKEN-KEN-PA!で六本木ジャック
- 2018年 - 「森と水辺のワンダーランド」
関連項目
- ジョン・マッケンタイア
- オノセイゲン
- 山口とも
- 菊地成孔
- 堤幸彦
外部リンク
- キヲク座- 公式ウェブサイト
- キヲク座Facebookページ
- キヲク座Youtubeチャンネル
- キヲク座 (@kiwokuza) - X(旧Twitter)
参考文献
- “童謡を再構築するキヲク座の初アルバム、J・マッケンタイアら参加”. CINRA.NET. (2015年12月9日)
- “トータスのジョン・マッケンタイアら、日本の童謡アルバムに参加”. NME.JAPAN. (2015年12月10日)
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