Aller au contenu principal

エイウォ語


エイウォ語


エイウォ語(エイウォご、Äiwo, Äiwoo)とは主にソロモン諸島のリーフ諸島で話されている言語である。リーフ諸島語(リーフしょとうご、英語: Reef Islands)やグニヴォ語(グニヴォご、Gnivo)と称される場合もある。

分類

資料によってはパプア諸語、東パプア言語門、リーフ・サンタクルーズ言語科、エイウォ(I)下位言語科に属するとしているものも存在するが、Ethnologue第18版やGlottolog 2.7では右表の様にオーストロネシア語族の大洋州諸語に分類されている。1976年の時点では他のリーフ諸島・サンタクルーズ諸語 (en と共にオーストロネシア語族とパプア諸語の言語混合の典型例であるとする向きもあった。

音韻論

子音

  • 有声破裂音の基準音は前鼻音化されているが、異音としてされていないものも持つ
  • [ʋ]は有声唇歯摩擦音[v]を異音として持つ。
  • [s]は無声歯茎歯擦破擦音[t͡s]とも聞こえる。
  • [t]は単語内では有声歯茎たたき音およびはじき音[ɾ]や歯茎ふるえ音[r]とも聞こえる。

母音

文字

現在、エイウォ語の表記にはバリエーションがある。以下は、Næssのエイウォ語辞典からの引用。

文法

代名詞

人称代名詞は以下の通りである。双数形の他、一人称包括形にのみ三数形(英: trial)が存在するのが特徴である。

統語論

語順

文の語順はSVO型である。

脚注

参考文献

日本語:

  • R. E. アシャー、クリストファー・マーズレイ 編、土田滋、福井勝義 日本語版監修、福井正子 翻訳『世界民族言語地図』東洋書林、2000年。ISBN 4-88721-399-9
  • 崎山, 理 著「複合的な言語状況」、秋道智彌、関根久雄、田井竜一 編 編『ソロモン諸島の生活誌―文化・歴史・社会』明石書店、1996年、36-48頁。ISBN 4-7503-0795-5。 

英語:

  • Dryer, Matthew S. (2013) "Feature 81A: Order of Subject, Object and Verb". In: Dryer, Matthew S.; Haspelmath, Martin, eds. The World Atlas of Language Structures Online. Leipzig: Max Planck Institute for Evolutionary Anthropology. http://wals.info/ 
  • Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2021). “Äiwoo”. Glottolog 4.4. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/ayiw1239 
  • "Äiwoo." In Lewis, M. Paul; Simons, Gary F.; Fennig, Charles D., eds. (2015). Ethnologue: Languages of the World (18th ed.). Dallas, Texas: SIL International.

関連文献

  • Wurm, S. A. (1976). “The Reef Islands-Santa Cruz Family”. In S. A. Wurm (ed.). New Guinea Area Languages and Language Study Vol. 2: Austronesian Languages. Pacific Linguistics C-39. Canberra: Department of Linguistics, Research School of Pacific Studies, The Australian National University. pp. 637–674. doi:10.15144/PL-C39.637. ISBN 0 85883 155 4 

外部リンク

  • Ethnologue report for Äiwoo (英語) - エスノローグ

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: エイウォ語 by Wikipedia (Historical)


PEUGEOT 205