ダノンレジェンド(欧字名:Danon Legend、2010年2月24日 - )はアメリカ合衆国生産、日本調教の競走馬・種牡馬。主な勝ち鞍は2016年のJBCスプリント、北海道スプリントカップ、2014年のカペラステークス、2015年・2016年の黒船賞連覇、クラスターカップ連覇、2015年の東京スプリント、東京盃。
村山明厩舎に入厩し、11月10日の2歳新馬(東京ダート1400m)でデビュー。2番手追走から直線後続を突き放し、7馬身差の圧勝で初勝利を挙げる。次走ポインセチア賞はのちの全日本2歳優駿勝ち馬、サマリーズにハナ差敗れ2着となる。
3歳となった3戦目の3歳500万下は2着、初めての芝のレースとなった次走は9着に敗れる。その後、ダートに戻りいずれも1倍台の支持を集めるが13着、2着と敗れる。続く、1.2倍を集めた笠松の中央交流戦を勝ち上がり2勝目を挙げる。昇級戦となった市原特別は7着、次走、3歳以上1000万下は5着に敗れる。
3か月ぶりとなった4歳初戦は6着となるが、次走、シャドーロール初着用となった4歳以上1000万下を勝ち上がる。中1週で挑んたなにわステークスは2番手から抜け出すと5馬身突き放し圧勝。連勝を飾る。しかし、オープン昇級後の天王山ステークス、栗東ステークスは8着、9着に敗れ降級する。夏は休み、休養明けの降級初戦大阪スポーツ杯を3着とし、続くテレビ静岡賞はブリンカーを着用し3馬身半差で逃げ切り、再びオープン入りを決める。次走、オータムリーフステークスは逃げるも5着、重賞初挑戦となったカペラステークスは丸田恭介が騎乗し、快調に飛ばすと最短コースをロスなく進み、直線入り口では3馬身のリード。直線に入ってもその逃げ脚は衰えず、5馬身差の圧勝で重賞初勝利を飾った。
3か月ぶりとなった5歳初戦黒船賞は3コーナーからハナに立つと、2着ドリームバレンチノ以下を2馬身離し重賞連勝を飾る。続く東京スプリントは2番手から抜け出すと逃げたシゲルカガに2馬身差をつけ快勝。重賞3連勝をいずれも丸田鞍上で挙げた。次走の北海道スプリントカップは1.4倍での1番人気となるがスタートで後手を踏み上がり最速も3着に敗戦。ミルコ・デムーロに乗り替わったクラスターカップは果敢に逃げ、後ろに脚を使わせる競馬をすると最終的には6馬身差を突き放し圧勝。重賞4勝目を挙げると、続く東京盃は3コーナー手前では差のない2番手につけると、直線残り200mからはまさに独走態勢。追い込んだドリームバレンチノに2馬身差をつけ優勝し、重賞連勝を飾った。初のJpnI挑戦となったJBCスプリントは1.6倍の支持を集めるがコーリンベリーに3/4差逃げ切られ2着に負ける。
前年と同じく黒船賞から始動、2番手でレースを進め、そのまま直線に入って抜け出し、2着ニシケンモノノフに1馬身差をつけ優勝し連覇を達成した。同じく連覇を狙った東京スプリントはスタートでやや出遅れ追い込むも3着に敗退。次走、北海道スプリントカップは差のない2番手でレースを進め、直線に入って、逃げたノボバカラとのゴールまで続いた競り合いを制し、これにハナ差をつけ優勝し連覇を達成した。しかし、東京盃は逃げるも力尽き5着に負ける。馬券外は12走前のオータムリーフステークス以来。前年のリベンジに挑んだJBCスプリントは向正面では3馬身ほど離して逃げる形になると、勝負どころでも逃げ脚は衰えず、直線では一気に後ろを突き放して3馬身差逃げ切り、JpnI制覇となった。
11月25日に引退し、種牡馬となった。
引退後は種牡馬となり、イーストスタッドで繋養される。世界的にも稀少なヒムヤー系の後継種牡馬として期待を集めている。
2020年に初年度産駒がデビュー。7月18日、函館競馬場の2歳新馬戦でアルナージがデビュー勝ちを収め、これが産駒の初勝利となった。同年12月26日、高知・金の鞍賞でブラックマンバが勝利し、産駒の重賞初勝利となった。
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