![オークマスター樽薫る オークマスター樽薫る](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
キリンオークマスター (KIRIN OAK MASTER)はキリンディスティラリーが製造し、麒麟麦酒が販売するジャパンメイド・ブレンデッドウイスキー。
前身のメルシャン樽薫る辛口ウイスキー「OAK MASTER」についても言及する。
2016年3月中旬まで発売されたボストンクラブ(豊醇原酒・淡麗原酒)、および値上げされた富士山麓(樽熟50°→樽熟原酒50°)に代わる普及モデルの銘柄として、2016年2月に発表され、同年3月22日より販売が開始された。
キリンホールディングス傘下のメルシャン株式会社の商標を終売から5年ぶりに継承。同時にブレンド用の原酒(モルト・グレーン)を軽井沢産から御殿場産に変更した。
アルコール分(アルコール度数)は40%。焼き焦がし(チャード)を入れたオーク(チャードオーク)樽の薫香を生かしたブレンドであり、すっきりとキレのある飲み口はハイボールに適しているとされる。
パッケージは、樽をイメージさせる木目のモチーフのデザインである。商品のロゴは「薫香の華やかさを表現した」と発表されている。
店頭想定価格(税抜き)は、640ミリリットル瓶で1000円前後であり、現行の富士山麓と同程度の価格である。なお、700ミリリットル瓶で1500円前後を想定した高価格品「富士山麓 樽熟原酒50度」も「オークマスター樽薫る」と同時に新発売された。
2019年8月27日には「オークマスター樽薫る」の廉価版としてアルコール分を37%に引き下げ、さらなるハイボール向けに特化した「オークマスター森の風薫る」を発売。これに伴い、既存の「オークマスター樽薫る」は同日に全面改良を実施し、オークマスター森の風薫る同様、原材料にモルトとグレーンのほか、スピリッツが含まれるようになり、事実上のコストダウンが計られ、ハイボールのほか、オン・ザ・ロックでも楽しむ事を想定したブレンドに見直された。
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