![テオスカー・ヘルナンデス テオスカー・ヘルナンデス](/modules/owlapps_apps/img/errorimg.png)
テオスカー・ホセ・ヘルナンデス(Teoscar José Hernández, 1992年10月15日 - )は、ドミニカ共和国サンチェス・ラミレス州コトゥイ出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。MLBのロサンゼルス・ドジャース所属。
2011年2月にヒューストン・アストロズと契約してプロ入り。契約後、傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・アストロズでプロデビュー。65試合に出場して打率.274、7本塁打、35打点、16盗塁を記録した。
2012年にアメリカ合衆国本土に渡り、この年はルーキー級ガルフ・コーストリーグ・アストロズとA級レキシントン・レジェンズでプレー。2チーム合計で59試合に出場して打率.243、5本塁打、23打点、11盗塁を記録した。
2013年はA級クァッドシティーズ・リバーバンディッツでプレーし、123試合に出場して打率.271、13本塁打、55打点、24盗塁を記録した。
2014年はA+級ランカスター・ジェットホークスとAA級コーパスクリスティ・フックスでプレーし、2チーム合計で119試合に出場して打率.292、21本塁打、85打点、33盗塁を記録した。
2015年はAA級コーパスクリスティでプレーし、121試合に出場して打率.219、17本塁打、48打点、33盗塁の成績を残した。オフの11月には第1回WBSCプレミア12のドミニカ共和国代表に選出された。
2016年は開幕をAA級コーパスクリスティで迎えた。6月末にはAAA級フレズノ・グリズリーズへ昇格。メジャー初昇格までに2球団合計で107試合に出場して打率.307、10本塁打、53打点、34盗塁を記録した。8月12日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした。同日のトロント・ブルージェイズ戦にて「8番・中堅手」で先発出場してメジャーデビュー。6回裏にフランシスコ・リリアーノからメジャー初安打となる本塁打を放ち、この試合は4打数2安打、1打点、1四球の活躍で、チームも5-3で勝利した。この年メジャーでは41試合に出場して打率.230、4本塁打、11打点を記録した。
2017年7月31日にフランシスコ・リリアーノとのトレードで、青木宣親と共にブルージェイズへ移籍した。9月1日にセプテンバー・コールアップでマイケル・ソーンダース、リチャード・ウレーニャ、ルーク・メイリーと共にメジャーに昇格し、同日の試合でブルージェイズ移籍後初出場し、5回に移籍後初安打を記録した。9月10日のデトロイト・タイガース戦で移籍後初本塁打を記録し、同日は1試合2本塁打を記録し、2011年7月22日のJ.P.アレンシビアが記録した新人による初本塁打を記録した日に1試合2本塁打に並んだ。
2018年は開幕をAAA級バッファロー・バイソンズで迎えた。4月13日にジョシュ・ドナルドソンの故障者リスト入りに伴って昇格した。6月25日にブルージェイズの一員としてヒューストンに戻ってきた際に、チームメイトのタイラー・クリッパードから前年のワールドシリーズ優勝リングを受け取った。MLBで初めてフルシーズン左翼手として守備を行ったため守備面では難を見せたが、打撃面では初めて100試合の出場に到達した時点で51長打を放っていた。134試合に出場し、打率.239、22本塁打を記録した。
2019年のシーズン最初の2ヶ月は不振に陥り、打率.189、3本塁打だった。5月16日にオプションで降格した後、2週間後にMLBに昇格し、中堅手として改善されたプレーを見せた。125試合に出場し、26本塁打を記録した。
2020年はCOVID-19の影響で60試合の短縮シーズンとなる中で主軸選手として活躍し、自身初となるシルバースラッガー賞を受賞した。
2021年は開幕をMLBで迎え、ヤンキースとの開幕戦ではゲリット・コールから本塁打を記録するなどチームの勝利に貢献した。しかし、その後COVID-19に感染し、COVID-19特例故障者リスト入りした。4月30日にCOVID-19特例故障者リストから復帰した。7月1日にファン投票で自身初となるオールスターに選出された。オールスターゲーム前日の7月12日に「8番 左翼手」で先発出場することが発表された。7月13日に開催されたオールスターゲームでは2回表にオールスターゲーム初打席に立ち、ブルワーズのコービン・バーンズと対決したが、併殺打に打ち取られた。5回表に2打席目を迎えてマーリンズのトレバー・ロジャースからオールスターゲーム初安打を記録した。8月16日にプレイヤー・オブ・ザ・ウィークを受賞した。このシーズンは打率.296・32本塁打・116打点という成績を残した。 オフの11月23日に自身初めてオールMLBチームのセカンドチーム外野手の1人に選出された。また2年連続でシルバースラッガー賞を受賞した。
2022年は開幕戦のテキサス・レンジャーズ戦では5回に同点となる3点本塁打を放ち、一時7点差をつけられていたチームの逆転勝ちに貢献した。このシーズンは4月14日に故障者リストに入ると打撃不振に陥り、5月終了時点で打率が1割台に沈んでいたが、6月以降は復調し最終的に131試合に出場、打率.267、25本塁打、77打点という成績を残した。ポストシーズンではシアトル・マリナーズと対戦したワイルドカードシリーズ第2戦で元チームメイトのロビー・レイから2本の本塁打を放つ活躍をみせた。
2022年11月16日にエリック・スワンソン、アダム・マッコとのトレードで、マリナーズへ移籍した。
2023年はシーズン開幕前の3月に開催された第5回ワールド・ベースボール・クラシックのドミニカ共和国代表に選出された。 シーズンでは160試合に出場して打率.258、26本塁打、93打点、7盗塁を記録した。オフの11月3日にFAとなった。
2024年1月8日にロサンゼルス・ドジャースと1年2350万ドルで契約を結んだ。
2024年3月14日、史上初めて韓国のソウルで行われるMLB開幕戦(対サンディエゴ・パドレス)に帯同する選手として発表され、3月20日に開幕ロースター入りした。同日の開幕戦でドジャース移籍後初出場を果たした。
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