![新北捷運 新北捷運](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
新北捷運(しんほくしょううん、英語: New Taipei Metro)は台湾新北市の淡水区、新店区、土城区、三峡区、鶯歌区と桃園市の一部で起こる慢性的な交通渋滞を緩和すべく整備されている捷運システム(都市鉄道、ライトレール)である。台湾北部(北北桃地区)において台北市の台北捷運、桃園市の桃園捷運に次ぐ第3の路線網で、淡海軽軌、安坑軽軌、三鶯線などの路線が含まれる。個々の路線網は台北都市圏の郊外部において互いに接続することなく孤立しているが、既存の台北捷運各線と接続することで大規模なネットワークを形成する。新北市政府の行政機関である捷運工程局が計画・仕様策定・入札管理や建設時の監督業務を担い、新北大衆捷運股份有限公司によって運営される。最初の路線である淡海軽軌が2014年に起工され、2018年12月24日に最初の路線となる緑山線が開業した。
以下は2018年時点で唯一開業している淡海LRTについてのもの。
大衆捷運法に基づき、他市の捷運路線同様に駅構内や車内での飲食は禁止されている。国内他社路線同様、台湾華語、英語、台湾語、客家語の車内放送がなされ、各駅の券売機は観光客や移民向けに日本語や韓国語、タイ語、マレー語、インドネシア語などを追加した10ヶ国語に対応している。
2019年2月から有料化された。現金の場合は5kmまでは初乗り20元、以降3kmごとに5元ずつ加算となる。乗車券はICトークンの台北捷運と異なり感熱紙が採用される。 台湾国内の主要IC乗車カードである悠遊卡、一卡通、愛金卡に対応し、IC利用時に限り20%引のIC運賃や台北捷運・台北聯營公車(台北市市区公車、新北市公車)との乗継割引(1時間以内)も適用される。台北捷運で発売している「1280元1ヶ月定期票」にも対応。
また2019年6月を目標に国際・国内ブランド合わせて9種のモバイル決済(Apple Pay、Google Pay、Samsung Pay、iPASS x LINE Pay、Alipay、Union Pay 、Garmin Pay、Fitbit Pay、Hami Pay)導入を表明し、2020年1月から一部が導入された。
淡海線では信用乗車方式が採用され、不正乗車は50倍の罰金が科される。
淡海線、安坑線は台湾車輌公司製の5両編成の連接型ライトレールが採用された。
三鶯線では無人運転に対応した2両編成が採用され、台北捷運環状線(4両編成)のものと同仕様となっている。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou