ジュゼッペ・イアキーニ(Giuseppe Iachini, 1964年5月7日 - )は、イタリア・アスコリ・ピチェーノ出身の元サッカー選手、サッカー指導者。現役時代のポジションはMF。
1981年にセリエAのアスコリ・カルチョでキャリアをスタートさせ、1989年に入団したACFフィオレンティーナでは126試合に出場した。
フィオレンティーナ退団後はパレルモやラヴェンナなど下部リーグのクラブを渡り歩き、セリエC1のアレッサンドリアに在籍していた2001年に現役を退いた。
2001年10月、選手キャリアの晩年を過ごしたセリエAのACヴェネツィアの監督に就任し指導者キャリアをスタートさせた。しかしコーチングライセンスを所持していなかったため6カ月の出場停止を科され、ヴェネツィアはセリエBへ降格した。
2002年にはセリエC1のACチェゼーナ、2003年にはセリエBのヴィチェンツァ・カルチョ、2004年にはセリエBのピアチェンツァ・カルチョで指揮を執り経験を積んだ。
2007年6月、セリエBへ降格したACキエーヴォ・ヴェローナの監督に招聘され1シーズンでのセリエA復帰を果たした。
セリエAで迎えた2008-09シーズンは好調なスタートを切ったが、2008年11月4日に解任された。
2009年10月4日、セリエBのブレシア・カルチョの監督に就任。2009-10シーズンを3位で終え、昇格プレーオフでは準決勝でASチッタデッラ、決勝でトリノFCを破り昇格を果たした。セリエA昇格後の2010-11シーズンは降格ゾーンに沈み、2010年12月6日に解任。しかし2011年1月30日に後任のマリオ・ベレッタが2カ月で解任されたため復帰した。
2011年11月14日、セリエBで低迷していたUCサンプドリアの監督に就任。イアキーニ就任後は復調を見せリーグを6位で終えると、ヴァレーゼ・カルチョSSDと昇格プレーオフ決勝を制しセリエAへ昇格した。
2012年12月17日、セリエAに所属するACシエナの監督に就任。しかしクラブは降格した。
2013年9月25日、ジェンナーロ・ガットゥーゾの後任として選手時代にもプレーしたUSチッタ・ディ・パレルモと2年契約を締結した。2013-14シーズンにはチームをセリエB優勝に導きセリエA復帰。翌2014-15シーズンには昇格1年目ながら11位につける健闘を見せたが、2015年11月10日に解任された。
パレルモはイアキーニ解任後にマウリツィオ・ザンパリーニ会長主導の元で1カ月間で4人の指揮官を就任させる混乱を見せたが復調せず、2016年2月15日にイアキーニを再び監督の座に据えた。しかし3月6日に行われたインテル戦後のザンパリーニの発言を受け3月8日に辞任した。
ウディネーゼ・カルチョで5カ月指揮を執り解任され、2017年11月27日にUSサッスオーロ・カルチョの監督に就任した。
2019年12月23日、ACFフィオレンティーナの監督に就任した。2020年11月9日に解任されたが、2021年3月24日に再び就任した。
2021年11月23日、パルマ・カルチョ1913の監督に就任した。
2024年2月6日、SSCバーリの監督に就任した。
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