ジャン=ポール・ローランス(Jean-Paul Laurens、1838年3月28日 - 1921年3月23日)は、フランスの彫刻家・画家である。エコール・デ・ボザール(国立高等美術学校)や、私立美術学校アカデミー・ジュリアンで多くの画家を育てた。
オート=ガロンヌ県のフルクヴォー(fr:Fourquevaux)に生まれた。トゥールーズ高等美術学校で学んだ後、パリのエコール・デ・ボザール(国立高等美術学校)でレオン・コニエ(Léon Cogniet)やアレクサンドル・ビーダ(fr:Alexandre Bida)に学んだ。主に歴史画を描き、パリ市庁舎などの公共施設の装飾画も描いた。
エコール・デ・ボザールやアカデミー・ジュリアンで教鞭をとったローランスは優秀な教師としても知られ、指導した学生にはエドマンド・デュラックやアンドレ=デュノワイエ・ド・スゴンザック(André Dunoyer de Segonzac)もいた。
息子の、ジャン=ピエール・ローランス(Jean-Pierre Laurens :1875-1932)、ポール・アルベール・ローランス(Paul Albert Laurens:1870-1934)も画家になった。
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