Aller au contenu principal

吉澤ステーブル


吉澤ステーブル


株式会社吉澤ステーブル(よしざわステーブル)は、北海道浦河郡浦河町西舎444-1に本場が所在し、茨城県と滋賀県に分場を構える競走馬育成牧場である。

概要

1994年に開場。当初は12馬房の半分しか埋まらず、代表の吉澤克己とグランド牧場会長の実弟の伊藤圭三(現・JRA調教師・美浦トレーニングセンター所属)が札幌光星高校の同級生で馬術部所属(1980年国民体育大会の障害飛越団体において優勝)だったという縁から、同牧場が6頭を預けて支援を行っていた。その中の1頭に、後にダート路線で活躍するスマートボーイがいた。育成馬ウメノファイバーによる1999年の優駿牝馬制覇を機に、順調に預託馬が集まるようになる。2002年には育成馬タニノギムレットが東京優駿を制覇し、その後も多くのGI級競走優勝馬を輩出している。

北海道の本場は軽種馬育成調教センターの向かいに所在し、同センターの施設を利用して、若馬の馴致から休養中の古馬の調教までを行っている。2012年には分場(外厩)として滋賀県に吉澤ステーブルWESTを、2013年には茨城県に吉澤ステーブルEASTを開設。また、2017年には滋賀県甲賀市に育成調教技術者の養成を目的とした「湖南馬事研修センター」を設立した。

代表者

吉澤 克己(よしざわ かつみ、1962年11月17日 - )

日本中央競馬会(JRA)に登録する馬主(現在の名義は吉澤ホールディングス)でもある。勝負服の柄は桃、赤十字襷、白袖赤縦縞、冠名には「アメリカン」を用いる。

主な所有馬

  • アードラー(2019年阿蘇ステークス)
  • マスターフェンサー(2020年マーキュリーカップ、白山大賞典、名古屋グランプリ、2021年マーキュリーカップ)
  • ウルトラマリン(2021年大阪スポーツ杯)
  • アメリカンフェイス(2022年佐賀記念2着)

吉澤ステーブルEAST

茨城県稲敷郡阿見町大形103-3に所在。美浦トレーニングセンターに所属する現役競走馬の休養・調教のほか、北海道の本場と滋賀県分場(吉澤ステーブルWEST)との中継地点としても活用されている。

吉澤ステーブルWEST

滋賀県甲賀市信楽町小川出418に所在。北海道から送られてきた育成馬の入厩前の中継地点であり、栗東トレーニングセンターに所属する現役競走馬の休養・調教を行っている。厩舎数は10棟(215頭)で、吉澤ステーブルEASTの2棟(88頭)よりも大規模な施設となっている。タイム計測・監視システムが完備された700mの屋根付き坂路ウッドチップコースを有する。

主な活躍馬

GI級競走優勝馬のみ掲載。

育成馬

  • ウメノファイバー
  • タニノギムレット
  • サンライズバッカス
  • サマリーズ
  • ワンダーアキュート
  • ダノンレジェンド
  • ゴールドシップ
  • ビッグアーサー
  • リエノテソーロ
  • エポカドーロ

分場利用馬

  • ダノンシャーク
  • ジャスタウェイ
  • サンビスタ
  • クラリティスカイ
  • レッツゴードンキ
  • ケイアイノーテック
  • ジャックドール
Collection James Bond 007

脚注

注釈

出典

外部リンク

  • 公式ウェブサイト

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 吉澤ステーブル by Wikipedia (Historical)