緑丘(みどりがおか)は、大阪府池田市にある地名である。一丁目から二丁目まである。郵便番号は563-0026。当地域の人口は、2017年12月末時点で 3,954 人である(池田市市民生活部総合窓口課の資料による)。
池田市の中央部に位置する。西部に一丁目があり、東部に二丁目がある。北は畑一丁目、渋谷一丁目および二丁目と、東は旭丘一丁目と、南は鉢塚一丁目から三丁目までと、西は上池田二丁目とそれぞれ隣接している。
当地域は、池田市立緑丘小学校および池田市立渋谷中学校の校区に含まれる。当地域の中央付近を荘園西畑線が通っており、北端を池田箕面線(中央線)が通っている。当地域の西端を八王寺川が流れており、一丁目の中央付近を荒堀川が流れている。
歴史ある高級住宅街が連続する北摂地域に位置しており、周辺は教育機関が多く立地する文教地区である。緑丘の地価は2023年(令和5年)1月1日の公示地価によれば緑丘1丁目6-17の地点で19万6000円/m2となっている。
1941年(昭和16年)、大阪工業試験所池田分所(現在の産業技術総合研究所関西センター)が才田町に開設される。1953年(昭和28年)10月19日、大阪学芸大学附属池田小学校(現在の大阪教育大学附属池田小学校)が下渋谷501番地(現在の緑丘一丁目)に移転される。1962年(昭和37年)から1964年(昭和39年)にかけて、日本住宅公団(現在の都市再生機構)による緑ヶ丘団地が建設される。1962年、新池(皿池)が埋め立てられる。
1965年(昭和40年)9月1日、才田町、尊鉢町、上渋谷町、下渋谷町が、緑丘一丁目から二丁目に変更される。1976年(昭和51年)4月1日、池田市立緑丘小学校が開校される。1977年(昭和52年)4月1日、池田市立緑丘幼稚園が開園される。1978年(昭和53年)、夏湖池が埋め立てられる。2001年(平成13年)6月8日、附属池田小事件が発生する。2003年(平成15年)4月、学校危機メンタルサポートセンターが設置される。2007年(平成19年)5月、有料老人ホーム「グッドタイムリビング池田緑丘」が一丁目に開設される。2020年(令和2年)、大阪府警察の池田待機宿舎が解体される。2021年(令和3年)5月6日、さつき皮ふ科が二丁目に開院される。同月20日、キリン堂 池田緑丘店が一丁目に開店される。
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