水バラ(すいバラ)は、テレビ東京系列で2020年1月15日より毎週水曜日に放送されている単発特別番組枠である。
概要
2019年12月25日の放送を以て終了となった『太川蛭子の旅バラ』の後継番組として、2020年1月15日から暫定的に『水バラ』を冠した特番の放送を開始した。内容は、『旅バラ』企画の『バスvs鉄道乗り継ぎ対決旅』や『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』の再編集版のほかに、旅企画以外のバラエティも採用した。公式のtwitterアカウント(@tvtokyo_tagaebi)は、『旅バラ』のものをそのまま使用している。
2020年3月10日に書面で行った4月期の番組改編発表では、「家族で見られるフレームにしたい」「台本はなく、その場に起こることを大事にして予定調和のないハラハラできる番組をたくさん生み出す」として『水バラ』の正式な枠番組化を表明。併せて『バスvs鉄道乗り継ぎ対決旅』企画も『太川蛭子の旅バラ』から引き継ぎ放送することも伝えた。
テレビ東京の水曜ゴールデン・プライムタイムに単発特別番組枠が編成されるのは、2015年10月 - 2017年3月放送の『水曜エンタ』(21:00 - 22:48)以来2年9カ月ぶり、水曜20時台だけでは1983年1月 - 同年3月放送の『水曜大特バン』(『三波伸介の凸凹大学校』打ち切りに伴う編成)以来36年9カ月ぶりとなる。
『旅バラ』水曜日時代同様、『ソレダメ!〜あなたの常識は非常識!?〜』と時間枠を提供し合って交互に放送している。その際や、2022年9月まで21時台に放送されていた『家、ついて行ってイイですか?』拡大版で当枠設定時間を使用する際には、当番組との合同ではなくそれぞれの番組として放送している。また、2020年3月までの実際の放送開始時間は18時55分だったが、4月からは『ソレダメ』の放送開始時間の変更に伴い、当枠の放送開始時間も18時25分からに変更された。
2023年3月8日放送の「名所名物先取り旅」まで、対決企画の際は地上波のテレビ東京(および同時ネット局)での初回放送のみ67コールを使った視聴者へのプレゼント付き結果予想を行っていた。「バスVS鉄道」「路線バスで鬼ごっこ」「究極の歩き旅」「ぐるり一周対決旅」ではどちらのチームが勝つかの2択だったが、「陣取り合戦」「BINGO対決」「名所名物先取り旅」では引き分けという選択肢も含めた3択となっていた。なお、「バスVS鉄道」「1歩1円ウォー金グ対決旅」では公表されているルール上、必ずどちらかがゴールまでたどり着き勝利できるとは限らない状態であった。
放送リスト
暫定枠時代
※放送時間 水曜日18:55 - 21:00
正規枠時代
※放送時間 水曜日18:25 - 21:00
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
企画一覧
正規枠となった2020年4月8日以降について記述。
オリジナル企画
ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅
太川陽介率いる「太川チーム」と、各企画で固定のリーダーが対決する形となっている(水バラでは「街ガチャ争奪バトル」のみ、太川が出演しない企画)。関東近郊で行われることが多いのだが、太川はなぜか千葉県のみがエリアとなっている対決を苦手としており、2022年5月4日放送の「路線バスで鬼ごっこ」第6弾時点で4戦全敗となっていることを本人も本編で触れている。また、後述する「バスvs鉄道乗り継ぎ対決旅」でも、初めて千葉県(一部に神奈川県を含む)が舞台となった第19弾(2024年4月10日放送)でやはり敗れており、千葉県が苦手な状況が続いている。
陣取り合戦
2020年5月20日開始。
ルール
- 決められたエリア内の市町村を「陣地」に見立て、1泊2日で市町村ごとに設定された名所・名物を相手よりも先に堪能して陣地を獲得、どちらのチームが多くの陣地を取れるかを競う。
- 市町村ごとに決められた名所・名物は、旅のしおりというものに書いてある。黒いシールで隠されていて、その市町村に入るとめくれるが、めくったら必ず行かなければならないということはなく、ミッションをやらない選択をして次に進むこともできる。
- 移動手段は徒歩と路線バスのみ。ただし、2日間で1万円以内(超過すると失格)であればタクシーも利用可能。
- ルートや宿等の情報収集は、舞台となる都道府県全ての県域地図(出演者に配布)や、バス停に設置の時刻表(広域エリアでの時刻表およびバス路線図はNG)等の閲覧、案内所や地元の人からの聞き込みのみ。インターネットと交番は使用禁止(ただし、聞き込みされた地元の人が情報をインターネットで調べることには制約はないが、前述の広域エリアの時刻表およびバス路線図を出演者に渡すのはNG)。撮影や宿泊等の交渉は自分達で行う。
- 陣地を獲得すると、手書きで市町村名が書かれた、お子様ランチのような旗が渡される。一方で、獲得していないチームの携帯電話に「陣、取られましたよ」というアラームが発信される(アラームの声の主は蛭子)。
- 2日目の12:00以降はアラームが停止される。そのため、相手チームが既に陣地獲得済みであることを知らずに来てしまうことがある。この場合は旗がもらえないので、そこで陣地が奪われたことが初めて判明する
- 第6弾以降は、10秒間目を閉じてから旗の有無を確認するようになった。
- ゴールに指定された時間までにたどり着けなければ失格(両チーム共失格あり)。両チーム共到着できた場合は、前述のお子様ランチ風の旗を数えて、勝敗を確認する。
- 第13弾や第14弾のように、ゴール直前まで同点で先にゴールしたチームが勝利という状況になった場合は、放送内では旗を数える場面が省略されることもある。
- 両チーム共ゴールに到着して取った陣数が同じか両チーム共失格になったら引き分け。
※第3弾からの追加ルール
- 先にゴールしたチームは、ゴール地点の市町村も陣地にできるが、その後は移動できない。こちらについては、先着・後着関係なく、10秒間目を閉じてから旗の有無を確認するようになっている。
- スタート時にじゃんけんを行い、勝ったチームは先に好きなバスへ乗車できる。負けたチームはそれ以外のバスで出発しなければならない。
※特別ルール(第8弾以降で設定 ※第13弾は設定無し)
- 飛び地ポイント(第8弾) - 飛び地のある五所川原市、中泊町、外ヶ浜町はミッションクリアで2ポイント獲得。
- どデカ陣地ボーナス
- (第9弾) - 面積の大きい山梨県の5市町(早川町、身延町、北杜市、山梨市、大月市)には名所名物を2か所設定しており、そのうちの1か所には2ポイントが設定された。ただし、2か所とも取ることはできない。また、相手チームのアラーム発信では、1ポイントと2ポイントのうちどちらを獲得したかは最後に旗の数を数えるまで分からないようになっていた。
- (第11弾以降) - 指定された面積の大きい市町村でミッションをクリアすると2ポイント獲得できる。ただし、該当市町村でしおりの黒いシールをめくれるのは2日目の午前8時以降とされた。
- (第11弾)栃木県鹿沼市、日光市、那須塩原市、那須町
- (第12弾)宮城県大崎市、栗原市、登米市、石巻市
- (第10弾) - 舞台となる群馬県内にある全8村(榛東村、上野村、南牧村、片品村、川場村、昭和村、嬬恋村、高山村)はミッションクリアで2ポイント獲得。ただし、8村のしおりの黒いシールをめくれるのは2日目の午前8時以降とされた。
- (第14弾) - 舞台となる岩手県4村(田野畑村、普代村、野田村、九戸村)・青森県8村(蓬田村、西目屋村、田舎館村、六ヶ所村、東通村、風間浦村、佐井村、新郷村)の全12村はミッションクリアで2ポイント獲得。
※感染症対策ルール
- (第2弾以降)各チームに1冊ずつのみ支給されていた地図帳及び旅のしおりが全員に支給されるようになった。
- (第4弾のみ)バス車内の乗客に聞き込みを行うことは禁止。
- (第4弾以降)1日目の20時になると、同時点で滞在している市町村外に出ることが禁止。従ってそれ以降に出発するバスの乗車、タクシーの利用も認められない。また陣地獲得も禁止。
内容
※太川チーム:6勝 vs 河合チーム:6勝 (2分け)
路線バスで鬼ごっこ
2021年1月20日開始。
ルール
- バス旅をしつつも、実際の鬼ごっこ同様に、2チームが「鬼」と「逃げ子」に分かれて対決する。
- 第9弾以降は、鬼は「私は鬼です」と書かれたたすきをかけて行動しなければならない(番組スタッフの6歳の息子が「どっちが鬼かわからない」と発言したため、導入された)。後述するルールで逃げ子と交替になった場合は、「私は鬼です」のたすきを新しい鬼に渡す。
- ゴールに先着したチームの勝利。
- 第2弾までは逃げ子としてゴールの最終ミッションをクリアすれば勝利。
- 移動手段は基本的に路線バスと徒歩のみ。両チームにはバスの路線図と、舞台となる都道府県全ての県域地図が渡される。支給された地図以外の使用は禁止。
- ゲーム開始時はじゃんけんで鬼決め。鬼は逃げ子から遅れてスタート。
- 第5弾までは、鬼は1時間遅れでスタート。
- 第6弾以降は、鬼は30分遅れでスタート。
- 逃げ子は、チェックポイントでタクシー代を賭けたミッションに挑戦できる。失敗するともらえない。ミッション終了後(成功・失敗に関わらず)に次のチェックポイントと最寄りのバス停が発表される。鬼には、携帯電話に蛭子の声で「ミッション終わっちゃいましたよ」と通知される。
- ミッション中も含め、逃げ子が鬼にカメラで写真を撮られると逃げ子が鬼に、鬼が逃げ子に入れ替わる。バスの中で捕まった場合、新しい鬼は次のバス停で降車する。
- 新しい鬼は、捕まった場所で一定時間待機する。待機時間はサイコロで決める。
- 第2弾までは1日目は30分か60分、2日目は10分か30分待機。
- 第3弾・第4弾は第7チェックポイントまでが30分か60分、第8チェックポイント以降は15分か30分待機。
- 第5弾・第8弾・第9弾は第4チェックポイントまでが30分か60分、第5チェックポイント以降は15分か30分待機。
- 第6弾・第7弾は第5チェックポイントまでが30分か60分、第6チェックポイント以降は15分か30分待機。
- タクシーは両チーム共、好きな時に使用できる。
- 第1弾では1度のみ鬼が、第2弾では第10チェックポイント以降のみ鬼だけがタクシーを使用できた。
- 獲得できるタクシー代は毎回変わる。
- 第1弾・第2弾は500円、第3弾・第8弾は1,500円、第4弾・第6弾・第7弾・第9弾は1,000円、第5弾は2,000円となっている。
- 第9弾では、スタート時点で3,000円が両チームに支給された。
- 第5弾から第8弾では、特定のチェックポイント間とゴール手前にミッション無しでタクシー代を獲得できる「宝箱」(1か所に2つ)が設置された。立ち寄るか立ち寄らず通過するかは自由。
- 1か所に2つの「宝箱」が施錠された状態で置かれていて、先に到着したチームは2つの中から選択でき、後から来たチームは自動的に残っている1つとなる。
- 基本的にアタリ「宝箱」とハズレ「宝箱」には金額にある程度の差がある。ただし、ゴール手前の「宝箱」は公平にどちらも同額で設定されることがある。
- ゴールの1つ手前のチェックポイントには鬼も立ち寄らなければならない。
- 1日目の終了時間は20時。2日目は1日目の終了時間に居た場所から再開。チェックポイントへ20時までに到着した場合には挑戦権を獲得。
- 第2弾から20時から21時に変更。なお、終了時間手前で鬼になり1日目中に待機時間を消化しきれない場合は、2日目に残った分の時間、相手チームより遅くスタートしなければならない。
- 第5弾以降は再び20時になる。第6弾・第8弾では初日が19時半まで、2日目は7時からとされた。第9弾では初日が19時までで、2日目は8時半からとされた。
- バスの中で終了時間を迎えた場合は次のバス停で降車する。
- 第3弾以降は最終ゴール地点にくす玉が設置されている。くす玉を開けて「勝利!」の文字が出れば『あなたがバス旅のプロ』と書かれた勝利のタスキを手にする事ができる。「残念!」の文字が出れば敗北となる。
※第3弾まであったルール
- 鬼はGPSアプリで逃げ子のおおよその位置を確認できた。第3弾では、最後の第10チェックポイントのミッションクリア後(待機中の場合は、待機明け直後)で使用停止となった。
内容
※太川チーム:5勝 vs 松本チーム:4勝
スタッフ
※第7弾(2022年8月3日放送)
- 構成:藤本裕、村松浩介
- 撮影:江沢崇、松本光矢、和田拓也、福家由治
- 音声:前原大輝、中野大輔
- 編集:猿橋怜
- MA:上野裕
- 音効:佐藤卓嗣
- CG:小島伸夫、早瀬瑠璃
- 番宣:高瀬真美
- デスク:秋場香織
- AD:能登谷和旺、黒滝愛、井本汐音
- AP:向山麻子、笠原由貴、 奥田照美、小島千明
- ディレクター:中山康司、橋本崇、橋本ひとみ、帆足誠仁
- 演出:柴田琢朗
- プロデューサー:木村健作、桑原宏次、渡邊りょう、佐藤竜太、吉筋公美
- チーフ・プロデューサー:越山進
- 技術協力:FKスタジオ
- 協力:MAPPLE、ゼンリー
- 制作協力:日経映像
- 製作:テレビ東京、PROTX
街ガチャ争奪バトル
2023年11月1日開始。
ルール
- 決められたエリア内に設置されている「ガチャタマシリーズ」のカプセルトイを引き、引き当てた景品の場所(建物、観光スポットなど)に行って、ミッションをクリアすると1ポイント獲得。制限時間内までに、獲得したポイントの多かったチームの勝利。
- 自身・相手チーム関係なく、既にミッションクリアした景品を引いてしまうと、ペナルティでその場に15分待機となる。
- 景品の中には「劇レアアイテム」(以後、「レア」と表記)が含まれており、レアの景品を引いてそのミッションをクリアするとボーナスで2ポイント獲得となる。
- ミッション失敗した場合にも、ペナルティでその場に15分待機となるが、待機解除後に1ポイント獲得となる。
- この企画も「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅」に位置付けられており、移動手段はバスと徒歩のみ。タクシー等の他の交通機関は利用不可。
- 場所ごとに決められたミッションは、「ガチャ旅のしおり」というものに書いてある。前述の「陣取り合戦」とほぼ同様のデザインとなっており、同様にミッションは黒いシールで隠されていて、ガチャで引かないとめくることができない。
- ミッションをクリアすると、相手チームにはスタッフからミッションクリアされた旨が説明される。ただし、16時以降は説明が行われなくなるため、ガチャを引いて既にミッションクリア済みの景品を引いて初めて、既にミッションクリア済みかが判明する。
- 制限時間は18時までで、ミッションも18時までに終わらなければ無効となる。
内容
ぐるり一周対決旅
2021年6月9日開始。
ルール
- 両チームは同じ場所から「右回り」と「左回り」に分かれてスタートし、決められたチェックポイントを一周する。
- 「右回り」「左回り」は、じゃんけんで決める。
- チェックポイントのミッションをクリアできないと次には進めない。
- (第1弾から)スタート地点へ戻ると、勝敗の結果を書いた紙が中に入っている「金の卵」が置かれている。
- (第2弾から)両チームともスタート地点に戻れなかった場合は、制限時間となった時点でゴール(元のスタート地点)により近づいたチームが勝利。
- (第1弾)チームに支給される交通費は2日間3万円で、その範囲内であれば移動手段に何を使っても自由。
- (第2弾)移動手段は鉄道とバスのみ。ただし、2日間で1万円以内であればタクシーも利用可能。
- (第3弾以降)移動手段は鉄道とバスのみ。チームに支給される2日間1万円以内であれば移動手段に何を使っても自由。買い物もOK。
- 2日目の午前中まで、相手チームがミッションをクリアするとアラーム(相手チームのリーダーの声)が知らせる。
- 1日目は20時でロケ終了。ただし、20時までに出発するバスや鉄道に乗車すれば到着時間には制限がなく、その列車の終点までであれば乗車可能。
- 交差地点でのボーナス
- (第2弾)両チームが交差した時点でより多くの距離を進んでいるチームにボーナス(3000円)が支給される。
- (第3弾以降)両チームが交差した時点でゴール(元のスタート地点)により近づいたチームにボーナス(2000円)が支給される。
(第2弾・第3弾のルール)
- 移動中に要所要所で「お小遣いチャンス」(ご当地クイズなど)が発生し、クリアすると1000円を獲得できる。
(第3弾からの新ルール)
- 1日目の終わりに両チームとも「足止めカード」が使える。自分たちが1日目に通ってきた経路上に、相手に対して追加のミッションを設定できる。
内容
BINGO対決旅
2021年8月11日開始。
ルール
- 番組特製BINGOカード(5×5マス)のマスごとに指定された場所でミッションに挑戦。
- 相手チームより先にミッションをクリアできれば、そのマスを獲得できる。
- ミッションの具体的な内容は、指定された場所に到着後に発表される。
- 縦横斜めのいずれかでマスを揃えてビンゴしたチームの勝利。
- 最終的に両チームともにビンゴできなかった場合は引き分け。
- バス、鉄道、ロープウェイ等、さまざまな公共交通機関が利用できる。
- (第2弾まで)タクシーは使用不可。
- (第3弾)2日間で1回だけ料金に制限なくタクシーが使用できる「タクシーカード」が導入された。
- 2日目には、別マスのミッションクリア後に相手から1マス横取りできる「スペシャルカード」が使用できる。
- ビンゴ上がりには使えない。
- (第2弾より)相手チームに横取りされたマスを取返すことはできない。
- 競技時間は決められているが、その時間内でバスや鉄道に乗車すれば到着時間には制限がない。
- (第1弾)9時から17時。
- (第2弾より)10時から18時。
内容
※太川チーム:2勝 vs 高島チーム:1勝
1歩1円ウォー金グ対決旅
2022年10月26日開始。第1弾のタイトルは「究極の歩き旅 1歩1円ウォー金グ対決旅」。第2弾以降は「1歩1円ウォー金グ対決旅」。
レギュラー出演者はこがけん(第1・2弾はおいでやすこがとして出演)。
第1弾は知力チーム(リーダー:こがけん)対体力チーム(リーダー:原田龍二)の対決だったが、第2弾以降はこがけんをリーダーとする「こがけんチーム」と「バス旅Zチーム」(田中要次、羽田圭介)との対決企画になった。
ルール
- 1泊2日でチェックポイントでのミッションに挑戦しながらゴールを目指す。
- ゴール地点に立てられた旗の根本に「WINNER」と書かれていれば勝利で、何も書かれていなければ敗北となる。
- スタートしてから計測する万歩計の歩数がそのまま旅の資金となる。
- 第1弾・2弾では交通費の他、宿泊代、チェックポイント以外での食費もここから出さなければならなかった。
- 第3弾ではさらに、ミッションクリアに必要な費用も旅の資金から出さねばならなかった。
- 第4弾では、交通費のみ旅の資金から出した。
- 稼いだ旅の資金の内であれば、どんな交通手段も利用可能。
- 第4弾では、ルールではなくバス旅Zチームが自主的に鉄道を使わないと宣言を行い、実際に利用しなかった。
- 1日目には活動できる時間に制限が設定され、その時点でバスや電車などを利用している場合は次のバス停や駅などで降車する。
- 第3弾までは20時、第4弾では19時までとされた。
- 第3弾では1日目が終了した際、お互いに電話で現在地を正直に報告し合った。
- 万歩計はチームに1個で、換金するたびに歩数をリセットする。
- 計測は徒歩での移動中のみで、交通機関を利用している間は止める。
- 第3弾までは、1日目の20時以降も宿泊先までの歩数は計測した。
- 第4弾は、19時の時点で万歩計を止めて換金した。
- レートは1歩=1円。
- 第2弾からは計測が厳格化された。
- 計測はチーム揃って移動している間のみで、万歩計を持った一人だけが余計に歩くなどして歩数を稼ぐのは禁止。
- 交通機関の利用などで計測を止めている間はスタッフが万歩計を預かり、徒歩での移動を再開する際に申告しないと万歩計を返してくれない。
- 1日目終了時にいったん換金して、2日目は歩数をリセットした状態からスタートする。
- 指定されたチェックポイントは全て経由しなければならない。チェックポイントを1個でも飛ばしてゴールするのは禁止。
- チェックポイントごとに2種類のミッションが用意されており、クリア後のご褒美(ボーナス)の内容には格差がある。
- ミッションは早い者勝ちで、両チームが同じものを選べない。
- 必ずしもチェックポイントとミッションを行う場所が同一とは限らない。第3弾の第2チェックポイント「仙元山見晴らしの丘公園」のミッションは離れた場所にある「分校カフェ MOZART」で行われた。
- 第4弾では、ミッションをクリアしても特典はなかった。
- 第3弾までは、 ミッションに失敗しても先には進めた。
- 第4弾では、ミッションをクリアしないと先には進めなかった。
- 第2弾ではチェックポイントをまわる順番をチームがそれぞれ自由に選べた。
- 第3弾では、第1チェックポイント(神奈川県藤沢市江の島パンケーキ、千葉県大多喜町山口農園)、第2チェックポイント(東京都高尾山やまびこ茶屋、埼玉県有間ダム、埼玉県仙元山見晴らしの丘公園)からそれぞれ1か所ずつ選んでクリアしなければならなかった。
内容
※こがけんチーム:1勝 vs バス旅Zチーム:2勝
ワンコイン温泉はしご対決旅
2024年1月17日開始。
ルール
- 決められたエリア内にある温泉地をめぐり、入浴料が500円以下の温泉施設で獲得したポイントの数を競う。
- 入浴料(貸切風呂などで発生する入浴料以外の料金は含まない)が500円以下なら1ポイント、300円以下ならさらに1ポイント(合計2ポイント)もらえる。
- ゴールの温泉地では、先着したチームのみポイントを獲得できる。ゴール以外の温泉施設には入浴できない。
- ポイントを獲得すると、その温泉のお湯をポイントの数と同じ本数のペットボトルにつめる。ゴールでその本数を確認して勝敗を決する。
- 入浴料は、入浴中または入浴後に金額を隠したフリップで温泉施設のスタッフが目隠しをシール下一桁から順にはがして発表する。
- 一つの温泉地ではポイントを獲得できるまで複数の温泉施設に入浴できるが、ポイント獲得後に続けて別の温泉施設へ入ることはできない。
- 相手チームが入浴した温泉施設には入浴できない。
- ポイントを獲得すると2日目の12時まで、相手チームにアラーム(ザ・ドリフターズ『ドリフのビバノン音頭』)で通知される。
- 移動手段はバスと鉄道、徒歩のみ。タクシーは2日間で1万円分まで利用できる。
- 1日目は19時まで活動できる。2日目は20時までに指定されたゴールに到着できないと失格となる。
内容
真夏の絶恐映像 日本で一番コワい夜
- 2021年から毎年7月に放送している対決ものではないオリジナル企画。
- 2014年から2020年まで主に毎年8月の水曜日に放送していた『最恐映像ノンストップ』シリーズの後継シリーズ。
- 2014年8月13日(水) ①18:57 - 19:55 ②19:59 - 20:54
- 2014年12月3日(水) ①18:57 - 19:55 ②19:59 - 20:54
- 2015年7月29日(水) ①18:57 - 19:45 ②19:49 - 20:54
- 2016年8月3日(水) 18:55 - 22:00
- 2017年8月6日(日) 19:54 - 21:54 『日曜ビッグバラエティ』枠
- 2018年8月15日(水) 19:54 - 22:00
- 2019年7月24日(水) 18:22 - 22:00
- 2020年8月26日 当枠
- 心霊スポットでのロケ映像や資料映像、再現ドラマなどをスタジオで出演者が視聴。
他枠発祥の企画
『太川蛭子の旅バラ』
ローカル路線バスVS鉄道 乗り継ぎ対決旅
太川陽介率いるバスチームと村井美樹率いる鉄道チームの3名ずつに分かれ、それぞれバスと鉄道を乗り継ぎチェックポイントを経由して1泊2日でゴールへの先着を競う。
第1弾の『路線バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅&重大発表2時間SP 盛岡〜八甲田山』は、2019年11月13日に前身番組の『太川蛭子の旅バラ』にて放送。
第2弾 以降は当枠にて放送、シリーズ化された。
第9弾は『土曜スペシャル』枠、第10弾は新春特番として放送。
※詳細は『バスvs鉄道乗り継ぎ対決旅』を参照。
ローカル鉄道寄り道旅
『太川蛭子の旅バラ』で2019年10月16日に放送予定だったが延期となった第10弾を2020年7月22日に当枠で放送。
※詳細は『ローカル鉄道寄り道旅』を参照。
『土曜スペシャル』
すごろく旅
『土曜スペシャル』で2012年11月10日から2017年5月20日までに12作が放送された『電車&バスで行く!すごろくの旅』の後継シリーズ。
よゐこのすごろく旅
第1弾『よゐこのすごろく旅 めざせ石廊崎!春の伊豆半島縦断』は、2019年3月2日に『土曜スペシャル』にて放送。
※詳細は『電車&バスで行く!すごろくの旅#よゐこのすごろく旅』を参照。
THEすごろく旅
2020年10月14日放送の1回のみ。
原田龍二と丸山桂里奈の2チームに分かれて対戦した。
※詳細は『電車&バスで行く!すごろくの旅#THEすごろく旅』を参照。
すごろく旅NEO
2023年8月9日に第1弾を放送。
高橋みなみとダレノガレ明美の2チームに分かれて対戦した。
※詳細は『電車&バスで行く!すごろくの旅#すごろく旅NEO』を参照。
ルーレット旅
『土曜スペシャル』で2013年9月21日から2015年3月14日までに3作が放送された『ルーレット旅』の後継シリーズ。
電車&バスで回るルーレット旅
2020年8月19日放送の1回のみ。
東貴博(Take2)と塚地武雅(ドランクドラゴン)の2チームに分かれて対戦した。
※詳細は『電車&バスで回るルーレット旅』を参照。
ハイウェイSA&PA対決旅
2022年9月28日に第1弾を放送。『土曜スペシャル』時代の『高速SA&PAルーレット旅』がもとになっている。
Snow Manチームがゲストチームと対戦する。
※詳細は『ハイウェイSA&PA対決旅』を参照。
かまいたちの名所名物先取り旅
第4弾(2022年7月23日放送)まで『土曜スペシャル』で放送していたが、同年10月からフジテレビ系列でかまいたちのレギュラー番組『イタズラジャーニー』が同枠と同時間帯で始まったため、新作が作られていなかった。
2023年3月8日放送の第5弾から当枠で放送されている。
※詳細は『かまいたちの名所名物先取り旅』を参照。
三代目JSBのご主人何代目?老舗名店探し対決旅
2023年10月7日に第1弾を『土曜スペシャル』で放送。
2024年4月17日の第2弾は当枠で放送。
※詳細は『三代目JSBの「ご主人何代目?」路線バス"老舗店"対決旅』を参照。
ダイアンの奇跡の安い店!沿線グルメ対決旅
2023年11月11日に第1弾を『土曜スペシャル』で放送。
2024年5月1日の第2弾は当枠で放送予定。
※詳細は『ダイアンの奇跡の安い店 沿線グルメ対決旅』を参照。
『火曜エンタ』
ラテ欄タイトルに『水バラ』表記なし。
内村のツボる動画
2021年1月13日放送の第12弾から2022年3月2日放送の第25弾まで当枠で放送。
※詳細は『内村のツボる動画』を参照。
世界が騒然!本当にあった㊙衝撃ファイル
2020年7月8日放送の第17弾から2021年3月31日放送の第33弾まで不定期に当枠で放送。
※詳細は『世界が騒然!本当にあった㊙衝撃ファイル』を参照。
スピンオフ企画
答え合わせ
「バスVS鉄道」「路線バスで鬼ごっこ」の放送終了直後にTVer・U-NEXT(Paravi)などで配信されている企画。2021年9月に『土曜スペシャル』枠で放送された「バスVS鉄道乗り継ぎ対決旅第9弾」からスタートした。
「バス旅」シリーズの「正解ルート」をまとめているwebサイト「タビリス」[1]運営者監修の下、敗北したチームのリーダー(第17弾を除く「バスVS鉄道」のレギュラー回、但し第14弾は太川の舞台の都合でスタッフが出演)または両チームのリーダー(「鬼ごっこ」及び「バスVS鉄道」第17弾)を収録後別日(例外的に同日に行うこともある)に招集し、「勝敗を分けた運命の乗り継ぎ」または「禁断の答え合わせ」と題して勝敗を覆し得たポイントとなる場面を検証を交えつつ15~20分ほど振り返る。本放送のネット配信が終わると同時に削除される。
なお同企画は土スぺで放送される本家「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」シリーズでもZ第17弾から行われているが、水バラとは異なりロケ終了直後にディレクターと語り合う「座談会」方式で行われている。(当該記事も参照)
ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅 路線バスで呑みごっこ
2022年5月、Paravi限定で3回に分けて「路線バスで鬼ごっこ」の番外編として配信。太川陽介と松本利夫(EXILE)がゲストとともに居酒屋さんで呑みながら、バスの路線図を元にした「バス旅すごろく」で対決する。
【ルール】
- 最初の逃げ子や交代した後の逃げ子はサイコロを2回振れる。
- 逃げ子は鬼に追いつかれたり抜かれたりすると鬼役にチェンジする。
- 赤いマスは素通りできず、実際の時刻表を使った2択問題に挑戦する「乗り継ぎチャレンジ」が発生。
正解すると残りのマスを2倍進める。
不正解ならそのマスで停止した上に1回休み。
- チェックポイントで逃げ子がミッションに挑戦できるのは3回まで。
ミッションに成功するとご褒美メニューが食べられる上、ゴール発表後に使用できる追加サイコロ「ラストスパートサイコロ」をゲットできる。
1回失敗するごとに鬼はサイコロを振ってコマを進めることができるので、挑戦中に追いつかれるとミッション失敗になる。
【内容】
目指せ地上波!女同士のガチンコ乗り継ぎ対決旅
2022年9月、Paravi限定で3回に分けて配信。これまでの対決旅同様、3人ずつの2チームに分かれて勝敗を競うというもの。参加した6人からMVPに選ばれた1人には、地上波の『水バラ』に出演できるという特典がある。
【出演】「チームキュート」(村重杏奈・中井りか・大黒柚姫)、「チームビューティー」(西野未姫・高田秋・ぁぃぁぃ)
【ナレーション】小林将大
【ルール】
- 箱根湯本駅から5種類の公共交通機関(電車・バス・ケーブルカー・ロープウェイ・船)を使い、途中のミッションをクリアしながらゴールの大観山展望台の先着を目指す。
- 1種類の公共交通機関を利用できるのはそれぞれ1回だけで、1度降りたら、その乗り物には2度と乗ることはできない。
- タクシーは3,000円以内であれば何度でも乗車可能。
- チェックポイントやロケ中の貢献度により個人評価を行い、勝利チームの中で一番評価の高かったメンバーが地上波での出場権を獲得できる。
- 1日のみの勝負で宿泊はない。
【配信時間】#1 28分、#2 26分、#3 28分
ネット局
- 三重テレビを除く独立局では、同時ネットとはいえ番販ネットのため、自主編成のため臨時非ネットとすることがある。
※その他、系列外でも番販扱いで放送される場合がある。
脚注
注釈
出典
関連項目
- 太川蛭子の旅バラ
- 土曜スペシャル (テレビ東京)
- ローカル路線バス乗り継ぎの旅
- 電車&バスで行く!すごろくの旅
外部リンク
- 水バラ:テレビ東京 ※番組バックナンバーは正式レギュラー化(2020年4月8日放送回)以降から掲載。
- 水バラ【公式】 (@tvtokyo_tagaebi) - X(旧Twitter)
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