![茨城県道18号茨城鹿島線 茨城県道18号茨城鹿島線](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
茨城県道18号茨城鹿島線(いばらきけんどう18ごう いばらきかしません)は、茨城県東茨城郡茨城町から鹿嶋市に至る県道(主要地方道)である。
東茨城郡茨城町長岡(国道6号)から分岐し、茨城町市街地と鉾田市鉾田市街地を経て、さらに北浦左岸沿いに南下して鹿嶋市市街地に至る延長約61キロメートル (km) の長距離県道路線。茨城町から北浦湖岸に沿って鹿行地域を南北に縦断し、茨城町 - 鉾田市 - 鹿嶋市の地域間を結ぶ重要な幹線道路のひとつ。経路の途中で、東関東自動車道 茨城空港北ICと接続するほか、鹿嶋市のJR鹿島神宮駅付近で国道51号鹿嶋バイパスと交差する。
1965年(昭和40年)、前身にあたる県道鉾田鹿島線と県道当間茨城線を廃止 ・統合した新たな主要地方道として、東茨城郡茨城町奥谷(おくのや)の一般国道6号線分岐(現、旧国道6号の奥谷坂上)を起点とし、鹿島郡鹿島町宮中の一般国道51号線交点まで至る区間を茨城県が県道路線認定した。1995年(平成7年)の整理番号変更により現在の整理番号16となり、現在に至る。
かつて、鉾田市紅葉から鉾田市街地に向かってバイパスと、当間を経由する旧道とに分岐しており、バイパスは2009年(平成21年)3月に全線開通した。旧道は紅葉から上富田を経て、当間の茨城県道8号小川鉾田線交点まで狭くカーブの多い道が続いており、当間からは鉾田までは茨城県道8号小川鉾田線と重複していた。この旧道は、2017年3月までに鉾田市に移管された。
茨城町長岡の長岡坂下交差点(茨城県道40号内原塩崎線)から始まり、途中1 kmほど茨城県道16号大洗友部線と重複し、奥谷坂上交差点から左に折れていく。鉾田市街を抜け、新鉾田付近から再び右に折れ、北浦を西に見ながらそのまま鹿嶋市まで続く。
かつては、関東鉄道バスがこの路線の北半分を水戸駅 - 大和田 - 鉾田駅、南半分が鉾田駅 - 札 - 鹿島バスターミナルと、この路線をほぼ走破していたが、2005年(平成17年)9月30日をもって南半分の鉾田駅 - 札 - 鹿島バスターミナルが廃止された。
鹿嶋市内の終点付近では、国道51号と国道124号を結ぶ幅員22 m(4車線)の道路整備が進められており、鹿島臨海都市計画道路 3・3・9号 須賀佐田線として平成4年度から事業化され、全線が本県道に指定されている。2017年現在、鹿嶋市須賀 - 宮中 - 下塙の一部区間が部分供用中である。
道路法の規定に基づき、東茨城郡茨城町長岡(長岡坂下交差点) - 同(主要地方道大洗友部線接続)間と、茨城町奥谷(奥谷交差点) - 鉾田市飯名(一般県道鉾田茨城線交差)間と、鉾田市鉾田(中根交差点) - 鹿嶋市爪木(一般県道須賀北埠頭線交差)間および、鹿嶋市宮中(厨台交差点) - 同市佐田(国道124号)間は、緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に電柱を建てることが制限されている。
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