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1953年の日本競馬


1953年の日本競馬


1953年の日本競馬(1953ねんのにほんけいば)では、1953年(昭和28年)の日本競馬界についてまとめる。 馬齢は旧表記で統一する。

1952年の日本競馬 - 1953年の日本競馬 - 1954年の日本競馬

できごと

1月 - 3月

  • 2月23日 - 西日本馬主協会がオセアニアから輸入した競走馬30頭が神戸港に到着する。
  • 2月25日 - 東京競馬記者クラブは、その年度において競馬に最も貢献したものに贈る「東京競馬記者クラブ賞」を創設、第1回受賞者に高橋英夫騎手と大井競馬場が選出された。
  • 3月9日 - 大井競馬場で、宮路孝佶の考案した電磁石式の移動式橋型ゲートが採用される。

4月 - 6月

  • 5月5日 - 京都競馬場で第1回京都大障碍競走が行われる。第1回の優勝馬はハクオー、優勝騎手は斉藤義美。
  • 5月10日 - 東京競馬場で第1回NHK杯競走が行われる。第1回の優勝馬はボストニアン、優勝騎手は蛯名武五郎。
  • 5月14日 - 農林省競馬部が「調教師騎手表彰規程」を制定する。
  • 6月28日
    • NHKで初の競馬テレビ放送が行われ、中山競馬場で行われた中山大障害が放映された。
    • 中山競馬場で第1回日本経済賞競走が行われる。第1回の優勝馬はタカハタ、優勝騎手は保田隆芳。

7月 - 9月

  • 7月27日 - 競馬部は同年後期の競馬番組を策定、行われる重賞競走を別冊として発行した。このとき、初めて「重賞競走」の語が使われる。
  • 8月22日 - 中京競馬場の開場式が行われる。
  • 8月23日 - 中京開設記念競走(第1回トヨタ賞中京記念)が行われる。第1回の優勝馬はレダ、優勝騎手は佐藤勇

10月 - 12月

  • 10月8日 - 中京競馬場で愛知県営の地方競馬が開始される。
  • 10月11日 - 京都競馬場で第1回京都杯競走が行われる。第1回の優勝馬はダイサンホウシュウ、優勝騎手は上田三千夫。
  • 10月18日 - 札幌競馬場で道営競馬が開始される。
  • 11月8日 - 阪神競馬場で第1回神戸杯競走が行われる。第1回の優勝馬はワカクサ、優勝騎手は佐藤勇。
  • 11月15日 - NHKと日本テレビにおいて、東京競馬場で行われた天皇賞・秋が放送される。
  • 12月26日 - イギリスより種牡馬ゲイタイムが輸入される。

その他

  • 東京・中山の馬主協会が津軽義孝の手引きで3歳馬26頭を輸入する。
  • 東京都が競走馬を20頭輸入する。
  • 兵庫県競馬振興会が競走馬29頭を輸入する。
  • 池袋・神戸・名古屋の場外発売所が開設される。
  • 北海道小樽競馬場、富山県高岡競馬場、石川県小松競馬場、愛知県岡崎競馬場、鳥取県皆生競馬場、島根県出雲大社競馬場、徳島県鳴門競馬場が廃止される。

競走成績

公認競馬の主な競走

  • 第13回桜花賞(阪神競馬場・4月19日)優勝:カンセイ(騎手:森安弘明)
  • 第13回皐月賞(中山競馬場・4月26日)優勝:ボストニアン(騎手:蛯名武五郎)
  • 第27回天皇賞(春)(京都競馬場・5月5日) 優勝:レダ(騎手:佐藤勇)
  • 第14回優駿牝馬(オークス)(東京競馬場・5月17日) 優勝:ジツホマレ(騎手:杉村一馬)
  • 第20回東京優駿競走(日本ダービー)(東京競馬場・5月24日) 優勝:ボストニアン(騎手:蛯名武五郎)
  • 第28回天皇賞(秋)(東京競馬場・11月15日) 優勝:クインナルビー(騎手:境勝太郎)
  • 第14回菊花賞(京都競馬場・11月23日) 優勝:ハクリヨウ(騎手:保田隆芳)

障害競走

  • 第31回中山大障害(春)(中山競馬場・6月28日)優勝 : ハクオー(騎手 : 斉藤義美)
  • 第32回中山大障害(秋)(中山競馬場・11月1日)優勝: モモタロウ(騎手:野平幸雄)

誕生

この年に生まれた競走馬は1956年のクラシック世代となる。

競走馬

  • 4月14日 - トサモアー
  • 4月20日 - ハクチカラ
  • 4月21日 - ヘキラク
  • 4月30日 - トモスベビー
  • 5月15日 - キタノオー
  • 5月21日 - ミスリラ
  • 6月1日 - フエアマンナ
  • 6月3日 - イチカントー
  • 不明 - ケニイモア

人物

  • 1月12日 - 佐藤全弘調教師(JRA)
  • 1月17日 - 南井克巳騎手、調教師(JRA)
  • 2月13日 - 大江原哲騎手、調教師(JRA)
  • 3月5日 - 安田隆行騎手、調教師(JRA)
  • 3月31日 - 中野栄治騎手、調教師(JRA)
  • 5月16日 - 後藤由之調教師(JRA)
  • 5月17日 - 加用正騎手、調教師(JRA)
  • 5月19日 - 高橋裕調教師(JRA)
  • 6月24日 - 出川克己調教師(船橋)
  • 7月28日 - 嘉堂信雄騎手(JRA)
  • 7月31日 - 飯田雄三調教師(JRA)
  • 8月27日 - 坂本東一騎手、調教師(ばんえい)
  • 9月14日 - 臼井武騎手(JRA)
  • 9月29日 - 田中章博調教師(JRA)
  • 10月26日 - 斎藤仁作騎手(JRA)
  • 11月12日 - 大塚栄三郎騎手(JRA)
  • 12月17日 - 松永昌博騎手、調教師(JRA)

死去

脚注

参考文献

  • 一般社団法人 中央競馬振興会『日本近代競馬総合年表』中央競馬ピーアール・センター、2018年。 

注釈

出典


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 1953年の日本競馬 by Wikipedia (Historical)


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