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矢土勝之


矢土勝之


矢土 勝之(やづち / やつち かずゆき、1849年3月30日(嘉永2年3月7日)- 1920年(大正9年)11月28日)は、明治から大正期の漢詩人・官僚・政治家。衆議院議員。字・実夫、号・錦山。

経歴

伊勢国飯野郡阿波曽村(三重県飯野郡射和村大字阿波曽、飯南郡射和村を経て現松阪市阿波曽町)で生まれる。土井聱牙に師事し漢学を修めた。

太政官に出仕。東京で岩倉具視、伊藤博文の知遇を得た。1898年(明治31年)3月、第5回衆議院議員総選挙(三重県第4区、自由党)で当選した。1902年(明治35年)8月の第7回総選挙(三重県郡部、立憲政友会)では落選し、衆議院議員に1期在任した。

森春濤の高弟で、その子森槐南らと交友した。伊藤博文没後は故郷に隠棲し、1920年11月、尿毒症併発により山田赤十字病院で死去した。

著作

  • 過元旻 編、矢土勝之 点『二十二史言行略 第3・4冊』鳳文館、1885年。

脚注

注釈

出典

参考文献

  • 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
  • 服部英雄編『三重県紳士録 前編』三重県紳士録編纂会、1916年。
  • 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』衆議院事務局、1918年。
  • 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
  • 『大正過去帳 物故人名辞典』東京美術、1973年。
  • 廣新二『日本政治史に残る三重県選出国会議員』廣新二、1985年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 上田正昭他『日本人名大辞典』講談社、2001年。


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 矢土勝之 by Wikipedia (Historical)


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