CSX(シーエスエックス)は、本田技研工業がかつて生産し、アキュラブランドで販売していたセダン型の小型乗用車である。
アキュラ・ELに代わるカナダ専売車種として、8代目ホンダ・シビックをベースにした車両である。内装はアキュラ向けに若干豪華になっており、価格もシビックより高く設定されている。外装は欧州市場向けシビック・ハイブリッドとほぼ同一なものの、北米仕様シビックとは多少デザインが変更されているため、若干の差別化がなされていることになる。
EL同様にカナダのオンタリオ州アリストンで製造されており、日本仕様シビックに対する顕著な差異として、155hpのK20Z2エンジンを搭載していることが挙げられたが、日本仕様のシビックにも2006年4月7日から同等のエンジンを搭載した「2.0GL」が追加された。
2006年11月には「Type-S」が追加された。基本的に北米仕様シビック「Si」と同様で、197hpのK20Z3には6速MTとヘリカルLSDが組み合されている。サスペンションにはスポーツチューンが施され、215/45 R17サイズのタイヤが装着されている。
2009年、アキュラのトレンドに合わせ、「パワープレミアムグリル」と名付けられた新意匠のフロントグリルの採用、ヘッドランプユニット内をクロームから黒へ、リアコンビランプを丸形から八角形へ、など、外観の変更が行われた。
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