![SDガンダム外伝 円卓の騎士編 SDガンダム外伝 円卓の騎士編](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
『SDガンダム外伝 円卓の騎士編』(エスディーガンダムがいでん えんたくのきしへん)は、バンダイの玩具カードダスを中心とした企画。「騎士ガンダムシリーズ」の第二作である。
『ジークジオン編』に続く騎士ガンダムシリーズの第二弾。前作とは世界観を共有しつつキャラクターを一新している。物語はタイトルの通り『アーサー王物語』がモデルである。
ブリティス王国側のキャラクターは『機動戦士ガンダムF91』とジークジオン編で登場しなかった『機動戦士ガンダム』から『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のキャラクターや兵器が、ザビロニア帝国側は『機動戦士ガンダム』の登場人物と『機動戦士ガンダムF91』のモビルスーツが中心にモデルとなっている。
物語の時間構成がプロローグ含め七年と、騎士ガンダムシリーズの中でもっとも長いものとなっている(舞台を同国で済ませた『聖機兵物語』・『機甲神伝説』と『黄金神話』・『鎧闘神戦記』はそれぞれ1年 - 2年以内の時間枠で終了している)。また、親の仇、友情や師弟関係といった敵との人間関係の複雑さなどを大いに含めた広大なストーリー構成に、一章30分枠のOVA製作が流れたという逸話を持つほどの、外伝の中でも高い評価を得ている。
SDガンダム外伝は、カードダス及びカードダスハーフ・ファミコン・スーパーファミコン・漫画などでそれぞれ設定が異なるので、本項ではカードダス・カードダスハーフの設定で統一し、ファミコン・スーパーファミコン等での設定は個別に記入する。
2008年にカードダス20周年企画としてカードダスが復刻販売される際、今まで詳細不明だった先代円卓の騎士のメンバー達が発表。判明した人物のほぼ半分が後のシリーズで登場・活躍した面々であるため、以降のシリーズが復刻販売される度に、円卓の騎士編に関わる史実情報が追加更新される状況になっており、2020年には『新約SDガンダム外伝 騎士王物語』が展開した。
七年前に壊滅した円卓の騎士が皇騎士の王位継承に伴い再結成した。各自、ブリティス城奪還後に任命される。 先代からの続任は僧正ガンタンクRと白金卿のみ。
七年前の侵略戦争で散り散りとなり、長らく詳細などが不明だった先代達だったが、カードダス20周年記念として円卓の騎士編が復刻された際に、今まで判明していたメンバーの詳細以外に、それまで不明だった残りの騎士達の設定と所在が判明した。
全体の半数は新規書下ろしの扱いだが(ガンマガンダム・コナンガンダムについては正規カードダスにおいて正式登場)、幾人かは後のシリーズで登場した面々である。
下記メンバーについては、2008年8月から詳細が明らかになった。
2008年5月に発売された『SDガンダム外伝コンプリートボックスVol3』にて、新規書き下ろしとして今まで名前の明かされていなかった旧円卓の騎士(キングガンダムを含め計4名のみ判明していた)が発表され、以下の8名が、先代の円卓の騎士であると公式発表があった。
多くの者は新規書き下ろしとしての登場だが、この中で竜騎士ファルコガンダム・騎士コナンガンダム ・騎士ジェイバーは魔竜ゼロの騎士伝にて、法術士メテオガンダムは機甲神伝説にて登場、騎士アーサーガンダムは外伝初のオリジナルパソコンゲーム『SDガンダム外伝』で登場したキャラクターである。これにより、1991年の発表から長らく疑問視されていた、先代円卓の騎士全員の名前と所在(ガンマガンダムの生存説を含めた、七年前の戦いで何人が生き残っていたのか、生きていたらなぜ皇騎士の挙兵に参加しなかったのか等)などいくつかの疑問が明らかにされる事となった。
2008年8月に発売される第四弾(円卓の騎士編の残り半分)でも詳細が明らかとなるが、上記に記載の無かった「13人目の円卓の騎士」は、一般読者による公募によってデザインが決定され、13人目になぞらえた8月13日に発表された最後の円卓の騎士は約500通の応募の中から決定した「薔薇騎士ロゼッタガンダム」(外伝カードダスとしては魔竜ゼロの騎士伝の重機兵ドゥームフレア以来の一般公募となる)であると発表があった。
以降、旧円卓の騎士に関する詳しい詳細は、第四弾以降が発売される2008年8月末からコンプリートボックスが発売するに従い、徐々に明らかとなっている。
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