![Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1 Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
『Utada Hikaru SINGLE COLLECTION VOL.1』(ウタダヒカル シングル・コレクション・ヴォリューム・ワン)は、2004年3月31日にリリースされた宇多田ヒカルのコンピレーション・アルバム。
結婚後アルバムを発表していなかったところに突如ベストアルバムがリリースされたことで当時話題になった。ベストアルバムとしては2024年の『SCIENCE FICTION』が公式には初であり、本作は2024年現在ではコンピレーションアルバムの位置づけになっている。
ブックレットに刻まれた“思春期”というのは「最初このアルバムにタイトルを付けようか迷い、付けるなら“思春期”にしようと思った」とインタビューで語っている。しかし「タイトルは無しでいこう」ということになってしまい、「ただSINGLE COLLECTIONじゃ味気ないから、それなら中に書いちゃえ」ということになった経緯があるようだ。
1998年のデビューシングル「Automatic/time will tell」から2003年の12thシングル「COLORS」までの全てのシングル曲が収録されている。全曲リマスタリングされ、音質はこれまでのシングル盤から格段に上がっている。基本的に発売順に並べられているが、デビューシングルである「Automatic/time will tell」のみ曲順が入れ替わっている(そもそもの宇多田ヒカル自体のブレイクのきっかけが「time will tell」のラジオオンエアであり、知名度を一気に高めた曲だからだそう。「Automatic」が全国のラジオでヘビーローテーションされるようになったのはその後)。
オリコン週間アルバムランキングでは史上初となる4作連続での初動ミリオンを達成。2004年度オリコン年間アルバムランキング1位を獲得、史上最多となる4作目の年間1位獲得作品となった。また、2000年代で最後となる初動売上100万枚を突破した作品である。
2017年9月時点でTSUTAYAにおいて累計261万回以上がレンタルされ、同時点でTSUTAYAにおけるベスト盤のレンタル回数では歴代8位である。
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