「Mugen」(ムゲン)は、ポルノグラフィティの楽曲。2002年5月15日にSME Recordsより9作目のシングルとしてリリースされた。
概要
前作『幸せについて本気出して考えてみた』から約2か月ぶりのリリース。
表題曲「Mugen」が『2002 FIFAワールドカップ NHK放送テーマソング』、カップリング曲「Go Steady Go!」が『2002 FIFAワールドカップ NHK放送イメージソング』にそれぞれ起用され、「Mugen」にはプレーヤーやサポーターの"熱"を、「Go Steady Go!」にはプレーヤーやサポーターの"大きさ"をメッセージとして詰めているとのこと。
年末には「Mugen」で2年ぶりに『NHK紅白歌合戦』への出場を果たし、その影響でオリコンチャートの圏外から50位ほどまでに一時的に復活した。
収録曲
全作詞:新藤晴一(トラック4を除く)
楽曲解説
- Mugen
- 2002 FIFAワールドカップ NHK放送テーマソング
- 「ワールドカップの熱狂や勝者と敗者の光と影」をイメージして書かれた楽曲。
- タイトルは「無限」と「夢幻」の2つの意味を持ち、両単語は歌詞中にも登場している。タイトル候補にはカタカナ表記の「ムゲン」もあったが、アルファベット表記のシングルがなかったことから「Mugen」になったという逸話がある。
- 演奏にはTHE THRILLが参加しており、MVにも出演している。THE THRILLは『5thライヴサーキット "BITTER SWEET MUSIC BIZ"』追加日本武道館公演の他、本作リリース時期に出演した音楽番組や『ミュージックステーションスペシャル スーパーライブ2002』『第53回NHK紅白歌合戦』でも演奏に参加している。
- ライヴでは演奏前にイントロコーラスのコール&レスポンスが行われることがある。
- Go Steady Go!
- 2002 FIFAワールドカップ NHK放送イメージソング
- Tamaが「スタジアムが一杯になる感じ」をイメージして書き上げた楽曲で、カップリング曲およびメンバー作曲の楽曲としては初のタイアップソング。
- メンバー3人が気に入っていた楽曲で、表題曲の候補でもあったという。
- CD(オムニバスを含む)に収録された回数が最も多いカップリング曲である。
- ビタースイート (LIVE!)
- 3rdアルバム『雲をも摑む民』収録曲のライヴバージョン。音源は『4thライヴサーキット "Cupid(is painted blind)"』横浜アリーナ公演(2002年1月19日)で収録されたもの。
- Mugen (Orchestra Version)
- オーケストラ演奏による表題曲のインストゥルメンタルバージョン。
Additional Musicians
- Mugen
- Drums: 村石雅行
- Percussion: 三沢またろう
- Brass Section: THE THRILL
- Synthesist: 飯田高広
- E.Guitar Sound Designer: 遠藤太郎
- All Other Instruments: 本間昭光
- Go Steady Go!
- ビタースイート (LIVE!)
- Drums: 小畑"PUMP"隆彦
- Keyboards: ジャッキー池田
- Violin: NAOTO
- Manipulator: nang-chang
- Mugen (Orchestra Version)
収録作品
脚注
注釈
出典
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