![手嶌葵 手嶌葵](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
手嶌 葵(てしま あおい、1987年6月21日 - )は、日本の女性歌手。本名同じ。ランデブー所属。福岡県春日市出身・福岡市在住。身長174cm。
幼い頃から両親の影響で古いミュージカル映画に親しみ、趣味は映画鑑賞である。特に好きな映画として挙げているのは、『オズの魔法使い』『秘密の花園』『小公子』『ティファニーで朝食を』等。ミュージカル映画では『パリの恋人』(1957年、スタンリー・ドーネン監督)や『メリー・ポピンズ』(1964年、ロバート・スティーブンソン監督)を数えられないほど何度も見たと述べている。またスタジオジブリ作品では、『紅の豚』がお気に入りであると公言している。両親が洋楽好きだったこともあり、ルイ・アームストロングやエラ・フィッツジェラルド、ビリー・ホリディなどのジャズ・シンガーが好きで、特に中学時代に聴いたルイ・アームストロングの「ムーン・リバー」に衝撃を受けてジャズが好きになった。そうやって日頃から慣れ親しんできた映画音楽やジャズが彼女の音楽のルーツとなった。
自身の性格として「頑固で気が強い」と自己分析しており、映画『ゲド戦記』にて自身が声を当てたテルーにも、「頑固者なところや負けず嫌いなところなど、似ている部分はある」と答えている。また、カメラが苦手である旨を語っている。作品自体の評価は芳しくなかった原作者のアーシュラ・K・ル=グウィンも手嶌の歌唱については「吹き替えになるときにも愛らしい『テルーの唄』はオリジナルのまま収録されることを願います」と絶賛した。
中学生の頃、対人関係の問題から登校拒否に近い状態になった。その時に心の支えとなったのがベット・ミドラーの「The Rose」であり、アマチュア時代からライブでカバーしている。このカバーの音源がデビューのきっかけとなる。
中学を卒業後、音楽の技術を身につけながら高校や短大の卒業資格を取得できる福岡のC&S音楽学院に入学して本格的に歌を学び始め、アマチュアで音楽活動を開始する。
2003年、福岡で行われたヤマハ音楽振興会主催の『TEENS' MUSIC FESTIVAL』が協賛するイベント『DIVA』に出場。2004年にも前年に引き続き、『DIVA』に出場する。
2005年3月に韓国で行われたイベント『日韓スローミュージックの世界』に出演。このイベントがきっかけで、後日、ヤマハの関係者からスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーにデモCDが手渡された。これに収録された「The Rose」のカバーに惚れ込んだ鈴木プロデューサーの薦めでデモを聴いた宮崎吾朗監督も彼女の歌を気に入り、当時まだ無名の新人ながらジブリ映画『ゲド戦記』のテーマソングを歌う歌手に抜擢される。また映画のテーマソングだけでなく、ヒロイン・テルー役の声優も務めることになった。
2006年6月7日、映画挿入歌として映画公開に先駆けて発売されたシングル「テルーの唄」でメジャーデビューを果たす。このCDはオリコンで初登場5位を記録。出荷枚数は約30万枚、音楽配信での楽曲ダウンロード件数は当時のスタジオジブリシリーズの主題歌で最大の約65万件 を記録。
2012年9月30日、福岡県春日市より「市民文化賞」を授与された。
主にレギュラー出演、特集の組まれた番組および主要な出演のみ記載とする。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou