![西区 (浜松市) 西区 (浜松市)](/modules/owlapps_apps/img/errorimg.png)
西区(にしく)は、かつて存在した浜松市を構成する7つの行政区のうちの1つ。区域は浜松市の南西部で浜名湖東岸を中心としている。2024年1月1日に区の統合・再編が行われ、全域が中央区へ移行された。
以下の記述は再編前の西区についてのものである。
新雄踏バイパス(静岡県道62号浜松雄踏線)や静岡県道65号浜松環状線、舘山寺街道(静岡県道48号舘山寺鹿谷線)などの幹線道路が区内を走っており、東名高速道路浜松西ICを中心に市内の流通の1つの拠点となっている。
西区の面積は114.40km2で7つの行政区の中では3番目に大きな面積を持つ区である。浜松市郊外を中心としているため、田畑や森林も多く、自然が残されている地域でもある。西区は中区、北区、南区と境界を接している。
2010年に行われた国勢調査時点の西区の人口は11万3,654人で、中区、東区に続いて3番目に多い。大平台、桜台、ゆう・おおひとみなど新興住宅地も開発されている。
2015年(平成27年)10月1日時点における西区民の平均年齢は次のとおりである。
区役所は、堀出前土地区画整理事業地内に設置。2007年4月、区の設置に伴い新設された。
浜松西警察署 (大人見町)
集配等を行う郵便局のみを掲載する。
(認可保育所のみ掲載)
市内の飛行場としては防衛省が管理する浜松飛行場があり、主に航空自衛隊の業務に使用されている。公共用飛行場ではないので防衛省関係者以外の利用は認められていない。
西区と中区とをまたがる地域に、航空自衛隊浜松基地がある。その歴史は古く、大正時代に浜松に設置された陸軍飛行連隊がその前身である。昭和に入ると陸軍飛行学校が設置され、浜松は陸軍の重爆撃機の基地となった。太平洋戦争の戦況が悪化すると、浜松は航空基地や、軍需工場の存在とともに、米軍機の日本侵入路に当たっていたため、ほぼ同様の地理条件にあった静岡市と並び、米軍の爆撃目標値に対する実際の爆撃率において全国の都市の中では数少ない100%を超える空襲や艦砲射撃を受け、多くの市民が命を落とし、市街地は焦土と化した。
終戦後一時、浜松基地はアメリカ空軍の不時着飛行場となり、1952年に組織された保安隊の航空学校が設置され、日本初の航空基地となった。保安隊はその後、航空自衛隊に改称され、1958年に浜松基地は南基地・北基地に分離したが、1989年に統合して、現在に至っている。所属部隊はパイロットや航空機等の整備員を養成する教育部隊が中心で、航空教育集団司令部がある。1999年には広報館「エアーパーク」も開館し、多くの人が訪れている。また、毎年行われる航空祭(エア・フェスタ)には、全国から多くの航空ファンが訪れている。
舘山寺温泉、弁天島温泉など観光スポットも多いことから浜松市内でも西区は観光拠点を多く構える地区である。
Owlapps.net - since 2012 - Les chouettes applications du hibou