埼玉県立川口高等学校(さいたまけんりつかわぐちこうとうがっこう)は、埼玉県川口市新井宿諏訪山(すわやま)にある全日制普通科、男女共学の高等学校。なお川口市立川口高等学校は別の高等学校である。
基本的な通称「川高(かわたか)」。
諏訪山(すわやま)という山の上に学校が建てられている。文化祭は、「諏訪山祭」という。
概要
2年次より文系・理系にわかれる。
学校行事では「長距離走大会」があり、荒川彩湖公園で行われる。湖畔の周回コースを男子は4周(19.5km)、女子は3周(14.4km)し、個人対抗のほか、順位点の合計によりクラス対抗でも競われる。
沿革
- 1941年4月1日 - 埼玉県川口市立川口中学校が開校。
- 1948年4月1日 - 学制改革により埼玉県川口市立川口高等学校となる。
- 1951年2月15日 - 埼玉県に移管、埼玉県立川口高等学校に改称。
- 1997年4月1日 - 以前は男子校であったが、男女共学を実施。
教育目標
個人の尊厳を基盤として豊かな知性と教養を育み、自ら生きる力を培うとともに、日本文化の伝統を守り、平和的な国家及び国際社会に貢献できる人材を育成する。
クラブ
ウエイトリフティング部はインターハイや全国大会に出場している。その他、書道部も活発。
野球部は、2018年の「第100回全国高等学校野球選手権記念南埼玉大会」で初めて決勝に進出し、準優勝となった。
- 剣道部、山岳部、柔道部、卓球部、野球部、陸上部、ウエイトリフティング部、サッカー部、硬式テニス部(男・女)、バスケットボール部(男・女)、バドミントン部(男・女)、バレーボール部(女)、ラグビー部
- 英語部、演劇部、写真部、吹奏楽部、書道部、美術部、文芸部、放送部、サイエンス部、華道部、軽音楽部
- 囲碁・将棋、茶道、ボランティア
※バレーボール部は女子のみで、男子バレーボール部はない。プール施設は校内にあるが水泳部がなく、ソフトボール部もない。
※フォークソング同好会は2022年4月から軽音楽部に名称を変更。
著名な卒業生
- 井田國彦 - 俳優・演出家
- 堺勝朗 - 俳優(旧制中学校、中途退学)
- 螢雪次朗 - 俳優
- 安部紀克 - 芸人(納言)
- 横山謙三 - 元サッカー選手(三菱重工所属)、指導者、元サッカー日本代表、メキシコ五輪銅メダリスト
- 高橋武夫 - 元サッカー選手(古河電工、東芝所属)、指導者、元サッカー日本代表
- 小田原豊 - ミュージシャン(元レベッカメンバー ドラム)
- 知久寿焼 - ミュージシャン(元たまメンバー ボーカル、ギター)
- 吉沢康一 - スポーツライター
- 小林憲幸 - プロ野球選手(元愛媛マンダリンパイレーツ投手)
- 二代目柳家平和 - 落語家
- 鈴木友梨 - 女優
- 佐々木義人 - 元プロレスラー
- 菅野静華 - 川口市議会議員
- 湯浅亜実 - ブレイクダンスダンサー
交通
- 埼玉高速鉄道新井宿駅下車徒歩8分・鳩ヶ谷駅下車徒歩15分
関連項目
- 埼玉県高等学校一覧
- 旧制中等教育学校の一覧 (埼玉県)
- 古曳保正
外部リンク
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