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ヤングユー


ヤングユー


ヤングユー』 (YOUNG YOU) は、かつて集英社が発行していた日本の女性向け月刊漫画雑誌。1986年に創刊され、2005年に休刊した。刊行月の前月8日に発売された。

1986年5月、『月刊セブンティーン』(集英社)の特別編集として創刊。当初は隔月に発行されたが、『月刊セブンティーン』が休刊翌月の1986年11月から月刊化。『YOU』(読者層:20代後半以降)、『オフィスユー』(読者層:20代半ばまで)の姉妹誌で、少女漫画は卒業したがレディースコミックはまだ早いという女性を対象にしたヤング・レディースコミック誌の老舗的存在だった。休刊後、連載作品は『YOU』と『コーラス』(集英社)に引き継がれ、執筆作家も主にこの2誌へ異動した。

歴史

  • 1986年5月 - 『月刊セブンティーン』特別編集の増刊として『ヤングユー』第1号が創刊。7月に2号が、9月に3号が発売される。
  • 1986年10月 - 『月刊セブンティーン』休刊(1986年12月号)。
  • 1986年11月 - 月刊誌として新創刊(1986年12月号)。
  • 1987年 - ヤングユーコミックス発刊。
  • 2005年10月8日 - この日発売された2005年11月号をもって休刊。

主な掲載作品

  • 秋本尚美「アンサンブル」「ぬくぬく」
  • 石井まゆみ「新 ロッカーのハナコさん」「キャリア こぎつね きんのもり」
  • 岩館真理子「うちのママが言うことには」「冷蔵庫にパイナップル・パイ」
  • 羽海野チカ「ハチミツとクローバー」
  • 逢坂みえこ「ベル・エポック」
  • 緒形もり「うちのうめは今日もげんき」
  • 鴨居まさね「秘書・恵純 18歳」「雲の上のキスケさん」「SWEETデリバリー」
  • 坂井久仁江「雨の日は恋をする」
  • 辛酸なめ子「消費セラピー」
  • たかさきももこ「白衣でポン」
  • 高橋由佳利「トルコで私も考えた」
  • 谷地恵美子「明日の王様」
  • 西村しのぶ「アルコール」
  • 榛野なな恵「Papa told me」「ピエタ」
  • 槇村さとる「おいしい関係」「Do Da Dancin'!」「BELIEVE」
  • もん「おしゃべりニューヨーク」
  • 山下和美「ダンディーとわたし」
  • 渡辺ペコ「東京膜」

発行部数

  • 2003年9月1日 - 2004年8月31日、172,500部

別冊・増刊誌

別冊ヤングユー(別冊YOUNG YOU)
1987年3月に創刊。年4回刊(4月、6月、8月、12月)。『別冊YOUNG YOU EARLY SPRING』など、発行ごとに末尾に季節の名前を冠した。2002年に休刊し、『ヤングユーカラーズ』に改名した。
  • 主な掲載作品
    • 秋本尚美「アンサンブル」
    • 緒形もり「うちのうめは今日もげんき」
    • 高橋由佳利「トルコで私も考えた」
    • 榛野なな恵「Papa told me」
ヤングユーカラーズ (YOUNG YOU COLORS)
2003年1月25日に、『別冊ヤングユー』を改名して創刊。『YOUNG YOU COLORS ROSSO』など、発行ごとに末尾に色の名前を冠した。その後休刊。
ヤングユースペシャル (YOUNG YOU SPECIAL)
1994年4月創刊。年2回ペースで刊行された。掲載内容は『別冊ヤングユー』とほぼ同じである。その後休刊。
ヤングユーセレクション (YOUNG YOU SELECTION)
1996年8月創刊。『ヤングユー』の過去の掲載作品が再録された。同じ趣旨で、『ヤングユー増刊 1冊ぜ〜んぶ結婚物語』なども発行された。その後休刊。
デラックスヤングユー(デラックスYOUNG YOU)
2000年10月創刊。新作と『ヤングユー』の過去の掲載作品の両方が掲載された。その後休刊。

コミックファーム

『ヤングユー』誌上で行われていた漫画養成ページ。略称は「コミファ」。『月刊セブンティーン』誌上で行われていたコミックファームを引き継いだものなので、「NEWコミックファーム」とも言う。

脚注

外部リンク

  • 公式サイトヤングユー
    • ヤングユー休刊のお知らせ
  • 集英社小史
  • ヤングユー目次サイト - ウェイバックマシン(2004年6月2日アーカイブ分)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ヤングユー by Wikipedia (Historical)



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