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桑田佳祐のやさしい夜遊び


桑田佳祐のやさしい夜遊び


桑田佳祐のやさしい夜遊び』(くわたけいすけのやさしいよあそび)は、サザンオールスターズの桑田佳祐がパーソナリティを務めるJFN系列のラジオ番組で、桑田の冠番組。ほぼ毎週土曜日生放送であるが、桑田のスケジュールの都合で録音になる日もある。

概要

シンガーソングライター・桑田佳祐による、その時事に適した話題や音楽特集、音楽講座、そしてちょっぴりエッチな企画をしたり、時には真面目に生まれ育った日本への愛や魅力を語るなどしてリスナーを楽しませようという、いかにも深夜のノリと言った番組である。本番組では自由な雰囲気でトークが繰り広げられ、桑田のDJとしてのセンスが存分に発揮されている。それゆえに元ディレクターの佐藤輝夫からは「FMの電波でAMチックな番組をやっていますから(笑)」と評されている。番組が開始した当初は「真面目な音楽番組をやってみようじゃないか!」というコンセプトであったが、途中から方針転換をし後述のように様々な企画を行う現在のスタイルに変化した。現在は桑田が所属しているスピードスター・タイシタレーベルのレーベル長である小野朗がアシスタントとして参加している。それまでの桑田が担当したラジオ番組はどれも2年程度で終了していたが、ハガキのみだったラジオ番組の投稿手段がファックスやメールなどのように広がっていった時代の流れも功を奏し、本番組は放送開始から28年を迎え、2024年2月17日には放送回数も1500回を突破している。そのためいずれの記録もAM・FM問わず桑田が担当したラジオ番組の中でも最高記録となっている。

番組の始まりは、オープニングテーマの『美しい砂のテーマ』が流れる中、桑田が季節の話題を述べた後、「こんばんは。土曜の夜の○○、桑田△△佳祐です。」と語る。スポンサーがついている時代はスポンサー名も生で読み上げている。番組内容はサザン、桑田自身、メンバーの近況報告や、放送日のテーマに沿ったリスナーからのはがきや書き込みによるトーク、生歌のコーナーといったものである。音楽特集もよく行われ、桑田が敬愛するミュージシャンにスポットを当てたものから、バラエティに富んだ選曲の企画まで、幅広く行われている。音楽講座などのコーナーも好評で、楽器を始めたりバンドを組んでいるリスナーなどからも多くのメールが来る。現在は桑田のトークのスキルが上がったためそれほどではないが、かつては番組内でエッチな放送禁止用語を言うのは日常茶飯事で、特にクイズコーナーの場合は必ずと言っていいほど答えの選択肢に放送禁止用語に引っかかるような内容を出すなど、放送開始から放送禁止用語を桑田が連発するのが恒例と言えるほどになっていた。それがゆえに開始した当初は苦情も少なからずあり、その中には「お前ら、あの桑田佳祐になにを言わせてるんだ!?」といった桑田やスタッフからすれば的外れな内容のものもあったと元ディレクターの佐藤輝夫が述べている。テーマが「男と女の悩み事」「裸に関するエピソード」などの回ではリスナーが「下ネタの方が番組で紹介される」と、放送禁止スレスレの内容で送ることが多い。番組の終わりは、提供を読み上げた後に締めの挨拶をし、拍手のSEが流れる。

サザンや桑田ソロの新曲は必ずこの番組で最初に解禁される。ライブ音源やライブ用に制作したジングル、桑田の学生時代の音源、制作段階の新曲の仮歌など一般に発売されないレアな音源をかけることもある。

通常はスタジオアースギャラリーから放送されているが、企画や情勢によってはこれに限らない。桑田がスケジュールの都合などにより出演できない場合は、事前に収録した録音番組となるが、急な場合はこれに限らない。録音となる場合は事前(大抵前々週)に録音を行う告知が公式サイトにて行われ、お便りの募集を行う。

番組名・提供スポンサーの変遷

  • 1995年4月1日 - 2008年3月29日 : 「桑田佳祐のキヤノンFMワンダーランド 〜やさしい夜遊び〜」 - 2002年4月ごろまではキヤノン販売が、その後はキヤノンが提供した。CM枠は2分が3回であった。
  • 2008年4月5日 - 2009年3月28日:「TSUNEISHI GROUP SATURDAY NIGHT CRUISE 桑田佳祐のやさしい夜遊び」- 常石グループが提供した。CM枠は1分30秒が2回であった。
  • 2009年4月4日 - 2016年6月4日:「桑田佳祐のやさしい夜遊び
    • 2009年4月4日 - 11月21日 : ノンスポンサー。CM枠は無し。ただし、2009年6月6日からアースコンシャスなどのCMが1分番組前後についている。
    • 2009年11月28日 - 12月26日 : 大塚製薬「UL・OS(ウル・オス)」が提供した。CM枠は1分が1回。自身の楽曲「君にサヨナラを」とタイアップしたため。番組前後のCMは継続した。
    • 2010年1月2日 - 2016年6月4日 : ノンスポンサー。ただし、2011年1月1日より番組後のスポンサー(ヒッチハイク)として三井住友銀行(三井住友フィナンシャルグループ)が40秒付いている。2011年2月26日の桑田佳祐誕生日記念では、「三井住友フィナンシャルグループ presents 桑田佳祐のめでたい夜遊び ~いつもより55分延長してGO! GO!バースデースペシャル!」と題し、桑田が三井住友銀行のCMソングを提供したためにスポンサーについた。2011年6月25日のサザン結成33周年記念は「三井住友銀行Presents 桑田佳祐のやさしい夜遊び 33回目のデビュー記念日に勝手にひとりで生歌スペシャル」と題し、前回と異なり子会社の三井住友銀行が冠スポンサー、桑田がCMに出演しているNTTドコモが前半のスポンサーを務めた。
    • 2013年2月より桑田が出演している『サッポロビール プレミアム アルコールフリー』が提供スポンサーとなり、20秒のCMを流した。ヒッチハイクでの三井住友銀行のCMは変更なし。2013年7月のみサザンが出演しているフォルクスワーゲン・New Golfの20秒CMをカウキャッチャー(初回)やヒッチハイク(2回目)に流し、翌週以降はオープニングスポットのサッポロCMの後に20秒CMとして流していた。
    • 2015年1月よりサッポロビール・三井住友銀行のタイアップ期間が満了し、入れ替わりとしてサザンが出演しているWOWOWのCMを流していた。
    • 2015年10月よりWOWOWのタイアップ期間が満了し、再びノンスポンサーになる。
  • 2016年6月11日 - 2019年3月31日:「ニッポンハム ムーンライト・ミーティング 桑田佳祐のやさしい夜遊び」 : 日本ハムグループ各社が提供した。当初はコマーシャルは流れていなかったが、2016年8月6日放送分からは流れるようになった。
  • 2019年4月6日 - 現在:「桑田佳祐のやさしい夜遊び
    • 2019年4月6日 - 2020年3月28日 : 楽天カードがメインスポンサーとなる。三ツ矢サイダーとの複数社提供。同年7月6日からは三ツ矢サイダーと入れ替わり日本ハムがスポンサーに復帰した。
    • 2020年4月4日 - 2020年6月13日 : 楽天カードが「山下達郎のサンデー・ソングブック」に移行と日本ハムの降板により、再びノンスポンサーになる。
    • 2020年6月20日 - 2023年7月22日 : SOMPOグループがスポンサーとなる。
    • 2023年7月29日放送分より再びノンスポンサーとなり、2024年3月30日放送分までは空いたCM枠でジャパンエフエムネットワークによるラジオCM『ラジオ・ラバーズ』が流れていた。

テーマソング

  • 前テーマ
    • 原子心母 (Atom Heart Mother) / ピンク・フロイド - 2011年12月24日
    • Midnight Highway / 中重雄 2012年1月7日 - 12月29日
    • 美しい砂のテーマ / サザンオールスターズ 2013年1月5日 -
  • 後テーマ
    • One To Love / Teodross Avery Quartet
    • 星空のブルース (Wonderland by Night) / ベルト・ケンプフェルト 2006年10月21日 - 2011年3月5日
    • 桑田のソロ楽曲から週替わり 2011年3月19日 - 8月27日
    • 古の風吹く杜 / 桑田佳祐 2011年9月3日 - 2012年12月29日
    • 明日晴れるかな/ 桑田佳祐 2013年1月5日 - 2016年ごろまで
    • 2017年からはサザン・桑田ソロの楽曲をランダムに選んで流したり、その回のテーマに合わせた曲を流すようになった。

その週のお題や情勢・ゲストなどの状況によっては、テーマソングが変わったり放送されないことがたまにある。

番組内容

毎週それぞれのテーマに関してリスナーからのはがき・メール・FAXを読むのが基本だが、下記の通り幅広い内容のプログラムが行われている。

主なプログラム

  • 1、2のサザンクイズ - リスナーにクイズ参加者を募り、電話で回答してもらう。主に新譜のリリース前に行われる。リスナーに向けても下ネタ(場合によってはセクハラや放送禁止用語)を連発してリスナーを困惑させることもある。
  • ◯◯特集 - ◯◯にはミュージシャンの名前が入り、主に桑田が敬愛する人物にスポットを当てた企画が多い。
  • ティーチャー桑田の音楽講座!
  • ダジャレコンテスト
  • なんでも掲示板 - 本番組の公式サイトにある掲示板に書き込まれたネタを手当たり次第読む。
  • 棚から(ムギュッと)ひとつかみ - 山下達郎のサンデー・ソングブックの同名コーナーのパロディである。桑田がスタジオにレコードプレイヤーを持ち込み、自宅から持参したアナログレコードをそのままかけるなど本家との相違点も多い。
  • 愛のメッセンジャーサービス - いつもは言えなかったり既に亡くなった人に対しての愛のメッセージを桑田が代読する。
  • ○の句会 - ○には季節が入り、春の場合は「春の句会」という具合である。季節ごとに番組が指定した季語を含んだ川柳・俳句・短歌を募集する。
  • ○○の名前を考えよう! - アルバムタイトルやツアータイトルなどをリスナーから募集する。
  • ○周年生唄スペシャル - 番組○回記念などの場合もある。
  • ○○記念スペシャルライブ - TOKYO FM HALLにて記念ライブを行う。観客は事前に公式サイトで募集される。
  • 日本の四季・風習や名所の魅力を募集し語る企画 - 例として「がんばれニッポン!日本が世界に誇れるモノ!!」(2003年5月17日放送分)、「ああ、素晴らしきかな和の世界~日本について語ろう」(2009年4月11日放送分)、「京都について語ろう」(2018年3月3日・10日放送分)、「我がふるさと、茅ヶ崎特集」(2018年3月31日・4月7日放送分)などが挙げられる。
  • 妄想夏フェス - キャリアや洋邦を問わず幅広い歌手の楽曲が流れており、サザンや桑田ソロの楽曲が流れることもある。夏フェスを意識しているため、歓声などの効果音も同時に流れている。「ひとり紅白歌合戦」と同様に「~対決」といった括りになっている。

各種コーナー

生歌のコーナー以外のほとんどのコーナーは自然消滅と再開を頻繁に繰り返している。

生歌のコーナー
桑田がギター1本で弾き語りをする。歌は原曲通りであったりエッチな替え歌になったり、商品化はされそうにない下ネタ、時事ネタ、内輪ネタ交じりの即興の曲やその日のためだけに作られた曲が1回限り歌われたり、洋楽のカヴァーであったりと、さまざまである。事前に録音したギター・コーラスに合わせて歌うことや歌自体も事前録音であることもあり、幅広く、趣向を凝らしている。リスナーからのリクエストや自分で適当に選曲し、番組を全て生歌ライブで構成することもある。
このコーナーは基本的に不定期であり、生歌を行わずに大半をリクエストのはがきやメールを読む時間に充てる時期もある。
今週の8小節のコーナー
主に時事問題や自分の内面などを8小節の楽曲にしたためギター弾き語りにより披露を行う。
アルバム全曲聴きのコーナー
桑田が好きな洋楽のアルバムを全曲まとめてかける。
一曲入魂のコーナー
桑田が好きな曲をかける。洋楽を紹介することが多く、邦楽を紹介することは滅多にない。

新春ほのぼの対談

毎年、1月の第1週に妻の原由子をゲストに迎えての放送。夫婦ならではの「ほのぼの感」があり、少々暴走気味な桑田を支えている様子が放送されている。下ネタは一切無い。番組の最後は2人で生唄を披露する。

2011年以降(桑田が復帰後)はこの企画は一切やっていない。

桑田佳祐が選ぶ邦楽ベスト20

2011年から始まった企画で、毎年12月に行われており、その年に桑田が気に入った邦楽をベテランから若手まで幅広くランキング形式で取り上げる。2013年度は洋楽も取り上げていた。桑田のスケジュールの関係上行われなかった年も存在する。

「ランキング圏外」「もうすぐトップテン」「今週のスポットライト」といった枠も存在しており、サザンや桑田ともゆかりが深い1970年代後半から1980年代までの音楽番組のパロディが多く含まれている。回によっては「同列2位」といった独自の基準でランキングが作られたこともある。選曲や順位は桑田の好みや独断によるもので、売り上げや人気には一切関係が無く、スタッフが集めたおよそ300曲の楽曲をフルコーラスで2回ほど聞いてから選曲しており、タイアップの情報や歌詞・プロフィール・顔写真などの資料は見ていないことを述べている。

純粋に楽曲の良さによって選曲されていることや、日本の音楽シーンで長く活躍している桑田が選曲していることもあり、取り上げられた楽曲の作者や歌手が反応を示すことも多く、GLIM SPANKYや米津玄師などのようにランクインしたことに対し驚く主旨のコメントや光栄であることを述べる者も多い。

楽曲やミュージシャンの知名度によってはひとり紅白歌合戦や後述の1,000回記念イベントなどのようなライブで桑田や原によってランクインされた曲がカバーされたこともある。

各年にランクインされた楽曲

過去のゲスト

  • 原由子
    • 新年第一週の放送に出演。2011年には何度か桑田と出演した。
    • 代行DJ(2013年11月30日) - 放送回が『昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦』初日と重なるため。関口和之と共に出演した。
    • 代行DJ(2021年9月18日、25日、10月2日、11月6日、13日、20日) - 放送回がライブツアー「BIG MOUTH, NO GUTS!!」と重なるため。
    • 代行DJ(2021年9月10日、10月15日、22日) - アルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』を特集した。
    • ライブビデオ『スペシャルライブ2023 「婦人の肖像 (Portrait of a Lady)」 at 鎌倉芸術館』の発売を記念して2023年6月10日・17日放送分のスペシャルゲストとして原、斎藤誠、曽我淳一が出演し「原 由子 ライブ Blu-ray&DVDリリース記念!! 『婦人の肖像(Portrait of a Lady)』 ライブもアルバムも語り尽くそう! 座談会!!」と題した企画を実施した。
    • 代行DJ(2024年3月30日、4月6日) - いずれも放送日がファンクラブ会員限定のソロライブ「JAZZと歌謡曲とシャンソンの夕べ~R60」に重なったため。
  • 松田弘
  • 関口和之
    • ゲスト(2002年7月20日) - 「大激論日本VSハワイ」という企画のハワイ派として出演。桑田は日本派につき激論を交わした。
    • 代行DJ(2013年11月30日) - 原に同じ。
    • 代行DJ(2024年3月30日、4月6日) - 原に同じ。
  • 住吉美紀
    • 代行DJ(2018年11月24日、12月1日) - コンサートのため。
    • 代行DJ(2021年5月15日、22日) - 楽曲制作のため。
    • 代行DJ(2021年12月11日、18日) - ライブツアー「BIG MOUTH, NO GUTS!!」期間中の喉の大事のため。
  • 斎藤誠 - 回文特集、一曲入魂バトルなどに出演。下記しているが、桑田が食道がんで入院中に代行パーソナリティーを務めたほか、それ以後も桑田が病欠の際には代行し、桑田がいるときもたまに出演している。
  • 岸谷五朗 - 桑田が一度病欠した際に代役パーソナリティとなった。その後2009年9月にも自身が監督した映画の宣伝のため出演。その後もツアーがあると代行DJとして出演。
  • 寺脇康文 - 代行DJとして出演。
  • Char - 第1回に音声メッセージで出演。
  • 鈴木雅之
  • 山下達郎 - 鈴木雅之と2人で乱入出演。桑田家と山下家は家族ぐるみでの交流があり、双方が度々エピソードを語っている。
  • 竹内まりや
  • 酒井和歌子 - 桑田の憧れの人としてゲスト出演。
  • 加山雄三
  • 中重雄(ザ・サーフコースターズ) - 加山雄三と共に出演。
  • 和田アキ子 - 乱入と言う形で出演。
  • TIGER
  • 坂本冬美 - 「ブッダのように私は死んだ」の発売を記念して電話出演。
  • 平井堅
  • 三沢またろう - ダジャレコンテストに出演。
  • 山本拓夫
  • 片山敦夫
  • 小田原ODY友洋
  • 森雪之丞 - 春の句会に出演。
  • 内田正樹
  • 大畑幸子
  • 宮治淳一 - 桑田の小中学校の同級生であり、サザンオールスターズの名付け親。「学生時代のキミとボク」と題した対談企画にゲストとして出演。後に電話出演もしており、茅ヶ崎にまつわるクイズに答えている。
  • 神木隆之介 - 電話出演し茅ヶ崎クイズに答えた。
  • 長瀬智也 - サザンが主題歌を担当した映画『空飛ぶタイヤ』のプロモーションのため音声メッセージでの出演。
  • ディーン・フジオカ - 長瀬に同じ。
  • 深田恭子 - 長瀬に同じ。
  • 曽我淳一
  • 松任谷由実 - 「Kissin’ Christmas (クリスマスだからじゃない) 2023」の情報解禁に伴い音声メッセージでの出演。

桑田活動休止時の対応

2010年8月7日以降、桑田の病気治療・療養に伴う活動休止があり、この番組も一時降板しミュージシャン仲間であり大学の後輩の斎藤誠が代行パーソナリティを務めた。また8月14日以降は毎週桑田の音楽仲間や親交のある著名人をゲストに招き、桑田やサザンへの思い出などを語る。桑田自身も番組にメッセージを送り、近況などを伝えていた。

  • 8月14日 - 清水美恵
  • 8月21日 - 片山敦夫、金原千恵子
  • 8月28日 - 山本拓夫
  • 9月4日 - 深町栄
  • 9月11日 - 安奈陽子
  • 9月18日 - 角田俊介、河村"カースケ"智康
  • 9月25日 - 高橋結子、井上富雄
  • 10月2日 - 小林克也
  • 10月9日 - 三沢またろう
  • 10月16日 - 小倉博和
  • 10月23日 - 岸谷五朗
  • 10月30日 - 太田光(爆笑問題)
  • 11月6日 - 内村光良(ウッチャンナンチャン)
  • 11月13日 - ゲストなし(サザン・ソロリクエスト特集)
  • 11月20日 - 萩原健太
  • 11月27日 - 島健
  • 12月3日 - ゲストなし(桑田佳祐と斎藤誠をつなぐ音楽の架け橋)
  • 12月10日 - 小田原豊、鎌田清
  • 12月17日 - 片山敦夫
  • 12月25日 - 原由子

2011年1月1日の生放送より桑田は復帰している。

ご当地夜遊びツアー

「桑田佳祐 LIVE TOUR 2017『がらくた』」ツアー期間中に行われた企画。このツアーの日程が仙台公演以外はラジオの放送日と重なったため、桑田は翌日の公演のために欠席し、代行DJとしてツアーが開催されているエリアの、現地のラジオ局のパーソナリティーと上述の斎藤誠や小野朗が出演した。

  • 10月28日 - 中川真由美、斎藤誠
  • 11月11日 - 住吉美紀、斎藤誠
  • 11月18日 - 松本ともこ
  • 11月25日 - 中島浩二
  • 12月9日 - 蔭山洋子
  • 12月16日 - LOVE
  • 12月23日 - 北川久仁子
  • 12月30日 - 古賀涼子

特別拡大版での放送

桑田佳祐の激しい夜遊び

「桑田佳祐のやさしい夜遊び」15周年×TOKYO FM開局40周年記念特別番組『桑田佳祐の激しい夜遊び ~真夜中の生歌オール・リクエスト・ショー 途中疲れたらCDかけるんでゴメンねスペシャル~』は、2010年5月3日25時から29時に放送された特別番組。TOKYO FMから4時間にわたり生歌ライブや電話クイズを放送した。タイトル通り桑田が疲れた場合は原曲のCDを流して対応することも示唆されていたが、桑田が放送中に全曲生でやることを宣言し、冒頭で「京都物語」(原由子)をオンエアした以外はCDをかけることはなかった。内村光良、爆笑問題からのコメントもオンエアされた。

曲目
  1. お願いD.J.(サザンオールスターズ)
  2. 真夜中のダンディー(桑田佳祐)
  3. 時間よ止まれ(矢沢永吉)
  4. 時代(中島みゆき)
  5. Before You Accuse Me(ボ・ディドリー)
  6. Bell Bottom Blues(デレク・アンド・ザ・ドミノス)
  7. White Room(Cream)
  8. ランナウェイ(シャネルズ)
  9. 異邦人(久保田早紀)
  10. 山谷ブルース (岡林信康)
  11. サルビアの花(早川義夫)
  12. かもめ(淺川マキ)
  13. 傘がない(井上陽水)
  14. The Dock of the Bay(オーティス・レディング)
  15. You've Lost That Lovin' Feeling(ライチャス・ブラザーズ)
  16. Stand!(スライ&ザ・ファミリー・ストーン)
  17. 魔法使いサリーのうた(スリーグレイセス)
  18. Something Stupid(フランク&ナンシー・シナトラ)
    17から18までは原由子がボーカルを担当。
  19. 海(サザンオールスターズ)
  20. ラチエン通りのシスター(サザンオールスターズ)
  21. You've Got to Hide Your Love Away(ビートルズ)
  22. No Replay(ビートルズ)
  23. I Should Have Known Better(ビートルズ)
  24. The Long And Winding Road(ビートルズ)
  25. 時の流れに身をまかせ(テレサ・テン)
  26. 蘇州夜曲(渡辺はま子)
  27. 涙そうそう(BEGIN)
  28. あの時君は若かった(ザ・スパイダース)
  29. 君といつまでも(加山雄三)
  30. Smile(トニー・ベネット)
  31. Hello Dolly(ルイ・アームストロング)
  32. Jumpin' Jack Flash(ローリング・ストーンズ)
  33. Born to be Wild(ステッペン・ウルフ)
  34. Stairway to Heaven(レッド・ツェッペリン)
  35. 可愛いミーナ(桑田佳祐)
  36. 祭りのあと(桑田佳祐)
参加ミュージシャン
  • 桑田佳祐:Vocal, Guitar
  • 斎藤誠:Guitar, Chorus
  • 片山敦夫:Keyboard, Chorus
  • 金原千恵子:Violin
  • 原由子:Chorus, Keyboard, Vocal

祝・生誕55周年&「MUSIC MAN」リリース記念スペシャル

祝・生誕55周年&「MUSIC MAN」リリース記念『三井住友フィナンシャルグループ Presents 桑田佳祐のめでたい夜遊び ~いつもより55分延長して GO! GO! バースデースペシャル~』は、2011年2月26日23時から24時55分に放送された特別番組。

祝・ニューアルバム発売記念 「MUSIC MAN」マン開!桑田佳祐オールリクエスト祭り!
こちらは、「めでたい夜遊び」に先駆けて、TOKYO FMスペシャルウィーク期間中の2011年2月23日8時30分 - 19時(Blue Ocean、LOVE CONNECTION、やまだひさしのシナプス、シンクロノシティ)に東京ローカルで行われた特別企画。

33回目のデビュー記念日スペシャル

三井住友銀行Presents 桑田佳祐のやさしい夜遊び 33回目のデビュー記念日に勝手にひとりで生歌スペシャルは、2011年6月25日23時から24時55分に放送された特別番組。同日にTOKYO FM HALLで行った公開収録の模様を放送。桑田にとっては食道癌での闘病後初めてのライブでもあった。サザンオールスターズからは原由子と松田弘が特別ゲストとして出演した。

ライブで演奏された曲目
  1. 瞳の中にレインボウ(サザンオールスターズ)
  2. 現代人諸君イマジン オール ザ ピープル!!(桑田佳祐)
  3. SO WHAT?(桑田佳祐)
  4. いいひと 〜Do you wanna be loved?〜(桑田佳祐)
  5. OSAKA LADY BLUES 〜大阪レディ・ブルース〜(桑田佳祐)
  6. 栞のテーマ(サザンオールスターズ)
  7. 夕陽に別れを告げて(サザンオールスターズ)
  8. ロックンロール・スーパーマン 〜Rock’n Roll Superman〜(サザンオールスターズ)
  9. 古の風吹く杜(桑田佳祐)
  10. グッバイ・ワルツ(桑田佳祐)
    2番と3番と4番の歌詞が福島第一原子力発電所事故を風刺した内容に変更された。
  11. My Foreplay Music(サザンオールスターズ)
    この曲以降原と松田が演奏に参加している。
  12. 夕方 Hold On Me(サザンオールスターズ)
  13. 真夏の果実(サザンオールスターズ)
  14. 明日へのマーチ(桑田佳祐)
    このイベントでの歌唱シーンの映像が、同曲のミュージック・ビデオに使用されている。
  15. それ行けベイビー!!(桑田佳祐)
  16. スキップ・ビート (SKIPPED BEAT)(KUWATA BAND)
  17. 銀河の星屑(桑田佳祐)
  18. 悲しい気持ち (JUST A MAN IN LOVE)(桑田佳祐)
  19. 本当は怖い愛とロマンス(桑田佳祐)
  20. 月光の聖者達ミスター・ムーンライト(桑田佳祐)
ENCORE
  1. 明日晴れるかな(桑田佳祐)
  2. 希望の轍(サザンオールスターズ)
    21から22は翌週7月2日放送分でオンエアされた。
参加ミュージシャン
  • 桑田佳祐:Vocal, Guitar
  • 斎藤誠:Acoustic Guitar, Chorus
  • 片山敦夫:Keyboards
  • 河村“カースケ”智康:Percussion
  • 原由子:chorus
  • 松田弘:chorus

桑田佳祐のめでたい夜遊び~“歳越し”バースデースペシャル~

桑田佳祐のめでたい夜遊び~“歳越し”バースデースペシャル~は、2012年2月25日23時から25時に放送された特別番組。桑田の56回目の誕生日を記念して放送された。

曲目
  1. マチルダBABY(サザンオールスターズ)
  2. 春のからっ風(泉谷しげる)
  3. なごり雪(イルカ)
  4. 鏡(桑田佳祐)
  5. シクラメンのかほり(布施明)
  6. I LOVE YOU(尾崎豊)
  7. 時代(中島みゆき)
  8. 愛の讃歌(越路吹雪)
  9. 黄昏のビギン(ちあきなおみ)
  10. 駅(竹内まりや)
  11. どしゃぶりの雨の中で(和田アキ子)
  12. 悲しみはぶっとばせ(ビートルズ)
  13. ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス(ビートルズ)
  14. 素顔で踊らせて(サザンオールスターズ)
  15. 知床旅情(加藤登紀子)
  16. 津軽海峡・冬景色(石川さゆり)
  17. 銀河の星屑(桑田佳祐)
  18. 明日へのマーチ(桑田佳祐)
  19. 心を込めて花束を(サザンオールスターズ)
  20. 神田川(南こうせつとかぐや姫)
参加ミュージシャン
  • 桑田佳祐:Vocal, Guitar
  • 斎藤誠:Acoustic Guitar, Chorus
  • 原由子:Keyboards, chorus
  • 金原千恵子:Violin

夏にサザンないの!? いいかげんに1000回!! ファンやめたるわ!! 生歌ライブ

桑田佳祐のやさしい夜遊び~夏にサザンないの!? いいかげんに1000回!! ファンやめたるわ!! 生歌ライブ〜は、2014年7月12日 23時から24時55分に放送された特別番組。本番組の放送が1,000回を迎えたことを記念して、7月11日と翌12日の二日間TOKYO FM HALLにてイベントとして開催され、サザン・桑田ソロの楽曲から、デビュー当時に売り上げを競ったライバル楽曲、桑田が敬愛するミュージシャンの楽曲、2014年当時に注目を集めた楽曲および時事ネタを交えたジョークを中心に行われた。また、この模様はこのスペシャルで1,001回目の企画として放送された。

セットリスト出典。

曲目
  1. 古の風吹く杜(桑田佳祐)
  2. 茅ヶ崎に背を向けて(サザンオールスターズ)
  3. Big Star Blues (ビッグスターの悲劇)(サザンオールスターズ)
  4. 栞のテーマ(サザンオールスターズ)
  5. 夕陽に別れを告げて(サザンオールスターズ)
  6. Oh! クラウディア(サザンオールスターズ)
  7. 砂に消えた涙(ミーナ・マッツィーニ)
  8. 恋のバカンス(ザ・ピーナッツ)
  9. 夏のお嬢さん(榊原郁恵)
  10. 青い珊瑚礁(松田聖子)
  11. 真夏の出来事(平山三紀)
  12. 君といつまでも(加山雄三)
    7から12までは「邦楽~真夏の名曲コーナー~」と題して歌唱。
  13. All My Loving(ビートルズ)
  14. Ticket to Ride(ビートルズ)
  15. Norwegian Wood (This Bird Has Flown)(ビートルズ)
  16. Nowhere Man(ビートルズ)
  17. Hey Jude(ビートルズ)
    13から17までは「お客さん置いてきぼり、ビートルズコーナー」と題して歌唱。
  18. I Shot the Sheriff(エリック・クラプトン)
  19. Layla(デレク・アンド・ザ・ドミノス)
    18から19までは「さらにディープに、お客さん放置プレー…エリック・クラプトンコーナー」と題して歌唱。
  20. Yin Yangイヤン(桑田佳祐)
  21. スキップ・ビート (SKIPPED BEAT)(KUWATA BAND)
  22. 幸せのラストダンス(桑田佳祐)
  23. Stairway to Heaven(レッド・ツェッペリン)~赤い靴~YOUNG MAN (Y.M.C.A.)(西城秀樹)~Let It Go〜ありのままで〜(松たか子、May J.)~恋するフォーチュンクッキー(AKB48)~波乗りジョニー(桑田佳祐)
ENCORE
  1. LOVE AFFAIR ~秘密のデート(サザンオールスターズ)
  2. 栄光の男(サザンオールスターズ)
  3. 心を込めて花束を(サザンオールスターズ)
    24から26は翌週7月19日放送分でオンエアされた。
参加ミュージシャン
  • 桑田佳祐:Vocal, Guitar
  • 原由子:Chorus, Keyboard, Vocal
  • 斎藤誠:Guitar, Chorus
  • 琢磨仁:Bass
  • 小田原豊:Drums
  • 片山敦夫:Keyboard, Chorus
  • 角谷仁宣:Manipulator

Newアルバム『葡萄』リリース!! & 夜遊び20周年記念!!スペシャル

桑田佳祐のめでたい夜遊び~ サザンオールスターズ Newアルバム『葡萄』リリース!! & 夜遊び20周年記念!! 『葡萄』100%スペシャル!!~は、2015年4月4日 22時から23時55分に放送された特別番組。

番組史・エピソード

  • 1995年4月1日 - 放送が開始した。第1回のテーマは「ギタリスト特集」であった。また、桑田がオープニングで発した第一声は「林家こぶ平です」だった。
  • 1996年7月20日 - 『Young Love』のリリース前の仮歌をオンエアした。この音源は全編がデタラメ英語で、製作途中の楽曲を公開するという貴重なものであった。
  • 2003年5月24日 - オリジナル曲「新潟ブルース」を桑田が歌った際に新潟出身の田中角栄の物まねをしたが、放送禁止用語を連発した。後に「リスナーが選ぶ好きな生歌コーナー」で上位にランクインされた。
  • 2004年11月27日 - 桑田が体調を崩し、岸谷五朗が代わりにパーソナリティを務めた。
  • 2005年7月2日 - サザンオールスターズ結成以前のアマチュア時代に録音された「茅ヶ崎に背を向けて」の原曲の一部を放送した。
  • 2008年3月22日 - ライブを翌日に控えた石垣島からの生放送であった。この番組はライブで地方に滞在している場合は基本的に録音放送となるので、異例のことである。
  • 2008年5月24日 - 5月19日のサザンオールスターズの無期限活動停止の発表の影響を受け、番組内容の一部を変更して放送。桑田はその中で「我々サザンは絶対に解散しません」と明言した。サザンの活動休止に関して多くの誤報や憶測がなされたことを踏まえ、この回で桑田が語った内容は後日ビクターが運営していたサザンの公式サイトにて抜粋して掲載された。
  • 2008年10月25日 - 10月19日に桑田の実姉・岩本えり子が逝去したことにより、番組内容を変更して姉が好きだった(と思われる)ナンバーをかけるという内容に変更した。
  • 2010年5月29日 - 「民族音楽を聴こう~あなたのルーツは?~」と題した企画を放送。生歌のコーナーでは国歌「君が代」を独唱した。
  • 2010年7月31日 - 7月28日に桑田が食道がんであることを明かして、この日限りで芸能活動を休止した。桑田は前半のみ出演し(7月28日に事前収録したもの)、後半は「本当は怖い愛とロマンス」収録曲を流した。
  • 2010年8月7日 - 同日より2010年いっぱい当面桑田佳祐と音楽面で関係の深い斎藤誠が代役でパーソナリティを務める。
  • 2011年1月1日 - 桑田が5か月ぶりに生出演し復帰した。当時の病状や、第61回NHK紅白歌合戦出場時のエピソードが語られた。
  • 2011年3月12日 - 東日本大震災でTOKYO FMが非常体制に入ったため休止。
  • 2011年3月19日 - 放送を再開した。予定を変更し桑田のルーツとなる音楽をかけ、生歌で「希望の轍」を歌い、終盤に「日本の国民のみなさんは素敵で優しい人たちだと思う。この国に生まれて良かったなと思います」と発言。「今この時こそみんなの力を信じる」と表明した。
  • 2011年5月28日 - Date fmのスタジオから生放送。原由子を迎えて、震災地からの訪問を報告・リポートを放送した。桑田はこの際に「仙台でライブをやりたい」と発言した。同年8月13日分および2012年3月10日分もDate fmから放送した。
  • 2012年3月10日 - 先述の通り原をゲストに招きDate fmのスタジオから生放送。サザンファンを公言する伊達みきお(サンドウィッチマン)のブログの記事を紹介したり、震災後ライブでの演奏を自粛しているサザン最大のヒット曲「TSUNAMI」への思いを語るなどした。
  • 2013年1月5日・1月12日 - 原由子・斎藤誠・片山敦夫をゲストに迎え、とある海辺の町の蕎麦屋を借りての放送。邦洋問わず幅広い楽曲を演奏した。
  • 2013年6月29日 - サザンの活動再開の発表後初の放送。桑田はすでに再開しているにもかかわらず「サザン、5年の活動休止を経て、解散・・・・・・残念です。(訂正する形で)あ、復活」とボケてリスナーの笑いを誘った。
  • 2015年1月18日 - 2014年の年越しライブでの演出についての謝罪及び第65回NHK紅白歌合戦出演時のパフォーマンスなどに関する釈明と実際の桑田の思想信条及び民族的立場と異なるデマの払拭を行った。
  • 2016年3月26日 - 東日本大震災を機に開設された宮城県女川町の臨時災害放送局女川さいがいFMが2016年3月29日に閉局することに伴い、女川駅2階にある日帰り温泉施設「女川温泉ゆぽっぽ」の特設会場から生放送。女川さいがいFMでもサイマル放送された。応募抽選で選ばれた約50人のリスナーは「ゆぽっぽで公開生放送を行う」としか聞かされておらず、来場後に内容を知る形になった。桑田はサザンの楽曲の他にも女川町出身の中村雅俊に提供した「恋人も濡れる街角」やちあきなおみの「紅とんぼ」も歌唱した。生放送終了後にも「I Feel Fine」(ザ・ビートルズ)、「波乗りジョニー」、「蛍」が演奏され、この模様は翌週に放送された。この模様の一部は後に桑田のシングル「ヨシ子さん」の初回限定盤に収録された。
  • 2016年11月26日 - 17作目のシングル「君への手紙」のプロモーションを兼ねて大阪での出張生放送を実施。
  • 2019年8月17日 - 六本木・YouTube Space Tokyoより「真夏の夜の納涼生歌SP」を放送した。同時にサザンオールスターズ公式YouTubeチャンネルでも同時ライブ配信された。深夜にもかかわらずYouTubeだけでも5万人以上が視聴した。
  • 2020年4月4日・4月11日 - 新型コロナウイルス感染拡大防止の為、都内某所からテレワーク生放送を行った。
  • 2020年4月18日 - この回から上述と同様の理由でしばらくの間桑田の自宅からのリモート放送に切り替えられた。
  • 2020年5月2日 - 「“できることから”スローにちょっとずつ~今わたしたちにできることを一緒に考えよう!」というテーマで放送。後半にはこの日の為にレコーディングした曲「Stay Home Blues」をオンエアした。コロナ禍の社会を風刺し国民にエールを送った本楽曲は正式な音源としてのリリースはされなかったが、放送を受け、翌日以降、連日テレビのワイドショーやSNSで話題となった。
  • 2020年5月9日 - 『WE LOVE RADIO, WE LOVE MUSIC 桑田佳祐のお家(うち)でRADIO~こんな時こそラジオでSMILE!』の第2弾にあたる企画『桑田佳祐のお家でRADIO2~竿だけ一本勝負!!~』をこの番組のみで実施。ゲストとして原由子も出演した。
  • 2021年2月13日 - 生放送中に福島県沖を震源とした地震が発生した。
  • 2021年3月13日 - 生歌のコーナーで「赤い橋」(浅川マキ)を歌唱した際にメロディーを失念するハプニングが発生。CM明けのエンディングおよび翌週3月21日放送分の中盤に改めて歌い直した。
  • 2022年7月9日 - 番組自体は通常通り放送されたが、前日に発生した銃撃事件による安倍晋三死去の影響を考慮し、スポンサーのSOMPOグループの出稿を自粛、ACジャパンのCMに差し替えられた。この日の放送では桑田も安倍の訃報に触れ、追悼する発言を行った。
  • 2022年8月13日 - 桑田が新型コロナウイルスに感染したため内容を変更し、斎藤誠・片山敦夫・TIGERが代役でパーソナリティを務めた。放送中には桑田からのメッセージも読み上げられた。
  • 2022年8月20日 - 隔離期間を終えた桑田が番組に復帰した。
  • 2022年9月3日 - 自身の新型コロナウイルス感染および台風8号の影響によりキャンセルとなった「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022」最終日の代替として「ひとりROCK IN JAPAN Fes.生歌スペシャル!!」と題した企画を実施した。

備考

番組構成
本番組は原則として台本は最初と最後の挨拶以外ほとんど存在しない。リスナーからのメッセージを紹介しつつ、桑田がその日に話したいこと、かけたい楽曲を時間内に最大限に届けられるようにペース配分を考えるのがディレクターの原田昴の役割であり、本人が言うには「出たとこ勝負」であるという。また、桑田も本番前にリスナーのメールを一つずつ丁寧に目を通し、必要に応じてメモをとっており、アドリブでのトークを時間内に終わらせるように気を配っている。
POPEYE 2020年11月号では本番組及び桑田の話術について「噺家のような桑田節で、放送コードギリギリのワードを巧みに操り番組を盛り上げる」と紹介されている。
番組リスナーについて
番組のリスナーであることを公言しているあるいは番組のことを話題にすることがある著名人では坂本冬美、太田光(爆笑問題)が挙げられる。また、コラムニストの勝谷誠彦も生前に本番組を「時間があえば聴くことにしている」と自身のメールマガジン内で公言していた。
サザンのメンバーでは関口和之がリスナーであることがインタビューで語られており、選曲に共感することもあることを明かしている。
その他
長く続いている番組ということもあり、本番組での桑田の発言が名言またはいわゆる迷言として取り上げられることもしばしばある。放送回によっては桑田が妻の原由子への敬意を真面目に語ったり、サザンのメンバー及びサポートメンバー、スタッフへの感謝の念を語ったり、先述の通り生まれ育った日本への愛と感謝を語る場面があったり、世相への憂いを込めた発言を行うことがある。また、桑田の持ち味であるエロティックな要素やプロレス好きな側面も遺憾なく発揮されており、特に後者では敬愛するアントニオ猪木の話題や、過去に対談した経験がある前田日明についての言及が多い。
元サザンのメンバーの大森隆志が2001年に脱退した際や2006年に違法薬物事件を起こした際に、それを受けて桑田が自身の心情を初めて語ったのも本番組であり、特に後者では大森に対して叱責する趣旨の発言を行っている。
先述の通りサザンや桑田ソロの新曲は必ずこの番組で最初に解禁されており、初めてかける際には桑田による歌詞の朗読が必ず行われる。また、新曲をかけた後にはリスナーからFAX及びX(旧Twitter)で感想を募っている。桑田はこの一連の流れのことを「この瞬間が一番幸せ」と語っている。また、これとは別に正式にリリースされた後に親交のある太田光(爆笑問題)から送られてきた感想メールを本人の了承を得た上で読み上げてから楽曲をかけたこともある。
矢部浩之(ナインティナイン)やせいや(霜降り明星)のようにサザンファンを公言する著名人が結婚を発表した際には本番組で桑田が生歌を贈ったり祝福のコメントをすることがある。
デビュー記念日直近の放送時の対応
放送日がサザンのデビュー記念日に近い場合はグルーブ・ソロを問わず新譜のオンエアやアルバム・ライブの詳細などの発表が行われることがある。代表的な例は以下の通り。
  • 2017年6月24日放送分では桑田が扮する架空の落語家「波乗亭米祐(なみのりていべいすけ)」が古典落語『火焔太鼓』を演じる音源が放送された。これは翌日25日に情報が解禁されたオリジナルアルバム『がらくた』のプロモーションを兼ねて行われたもので、その後Youtubeにアップされた動画では映像付きで桑田が『火焔太鼓』を演じる模様が見られるようになった。
    2023年6月24日放送分は前週の17日時点ではテーマを『困った時のなんでも掲示板〜6/25はデビュー記念日だけど何もないから期待しないでね(苦笑)』としていたが、放送前日に急遽『大発表スペシャル2023!!〜明日(6/25)はデビュー記念日』にテーマを変更。番組後半に2023年は2年半振りにサザンとしての活動を行う旨と、10年振りの茅ヶ崎ライブ開催、3か月連続配信シングルリリースを発表。その内2曲(盆ギリ恋歌、歌えニッポンの空)をオンエアした。
    2024年6月22日放送分は前週15日時点ではテーマを『困った時のなんでも掲示!!〜6月25日直前の放送だけど、新曲オンエアとか何もないから期待しないでねSP』としていたが、放送当日の昼間に『6月25日直前!!重大発表SP〜新曲出来ちゃったので聞いてちょうだい!〜』に変更され、番組後半に「恋のブギウギナイト」をオンエアした。

ネット局

Aラインプログラムに該当するJFN系列38局と独立局の茅ヶ崎エフエムで放送。なおその一方で本番組はTOKYO FMの制作である関係上、JFN特別加盟局であるinterfmは制作局と放送対象地域が重複するため放送されない。特記のない局は全国FM放送協議会(JFN)系列。

茅ヶ崎エフエムを除くネット局全局では「radiko」・「radikoプレミアム」で聴取可能。なお、同局のホームページ上にて実施されているインターネットサイマル放送からは聴取できない。

  • 新聞のラテ欄にはほとんどの地域で、スペースの関係上「桑田佳祐」または「桑田佳祐の夜遊び」としか表記されない。

脚注

注釈

出典

関連項目

  • SmaSTATION!! - テレビ朝日制作で、放送開始時間が同じであるが、桑田のソロ・アルバム『ROCK AND ROLL HERO』の収録曲を流したことがある。ナレーションは桑田と親交が深い小林克也である。
  • サザン・ヒッツ - 青森放送制作のサザンをテーマにしたラジオ番組。
  • 山下達郎のサンデー・ソングブック - 上述のように、「棚からひとつかみ」のパロディ企画がある。桑田はリスナーからあまりにも音楽的に深い内容の質問メールが送られた際には「サンデーソングブックに聞けよ」「達郎さんに聞いてください」と述べたりしている。

外部リンク

  • 桑田佳祐のやさしい夜遊び
  • サザンオールスターズ official (@sasfannet) - X(旧Twitter)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 桑田佳祐のやさしい夜遊び by Wikipedia (Historical)