大谷駅(テゴクえき)は、大韓民国京畿道高陽市徳陽区大荘洞にある、韓国鉄道公社(KORAIL)の駅。
乗り入れ路線
乗り入れている路線は、正式な路線名称上は、京義線・ソウル郊外線・一山線・西海線の4路線であるが、ソウル郊外線は旅客営業を中止している。京義線は、当駅には広域電鉄の京義・中央線電車のみが停車する。
首都圏電鉄には駅番号が導入されており、一山線は「314」、京義・中央線は「K322」、西海線は「S11」の駅番号が付与されている。
駅構造
京義・中央線は島式ホーム2面4線の地上駅で、一山線は相対式ホーム2面2線の高架駅である。ソウル郊外線のホームは、2008年3月に付近の路線移設に伴い撤去されたが、現在もスペースは残っている。
出入口は1番から5番までの計5ヶ所ある。
のりば
1階のりば(京義・中央線)
3階のりば(3号線)
案内上ののりば番号は設定されていない。
利用状況
両路線の改札は共用となっているため、集計は一山線と京義・中央線の合計となっている。
近年の一日平均利用人員推移は下記のとおり。この数値には各線間の乗り換え客は含まれていない。
駅周辺
- 一山新都市 - ソウル方面へのバス停留所
- ソウル外郭循環高速道路・一山インターチェンジ
- 韓国水資源公社高陽圏管理団
- 大谷初等学校
歴史
- 1996年1月30日 - 韓国国鉄(当時)一山線の開業と共に運転簡易駅として開業。
- 2004年4月1日 - ソウル郊外線旅客営業中止。
- 2005年
- 詳細日時不明 - グループ代表駅に指定。
- 1月1日 - 韓国国鉄が公社化され、韓国鉄道公社となる。
- 5月 - 一山線とソウル郊外線との乗り換え通路を撤去。
- 2008年3月 - ソウル郊外線大谷 - 大井間の線路移設に伴い、ソウル郊外線のホームを撤去。
- 2009年7月1日 - 京義電鉄線が開業、京義線ホームが2面4線化。
- 2012年12月4日 - 配置簡易駅に降格。
- 2013年
- 3月4日 - 大谷発孔徳行き急行列車新設(平日のみ運行)。
- 10月3日 - 大谷発孔徳行き急行列車を週末、祝日に拡大(往復7回)。
- 2014年
- 12月27日 - 大谷発孔徳行き急行列車を廃止。ソウル駅発の系統のうち、昼間時間帯の半数が当駅止まりに変更。
- 2023年7月1日 - 西海線の大谷駅 - 素砂駅間延長開通、西海線の駅として発足。
駅名の由来
当駅は「大荘洞」と「内谷洞」の境界に位置しており、駅名の決定についての議論で2つの行政区域の名称の文字1文字ずつ含む大谷駅に決定された。
隣の駅
- 韓国鉄道公社
- 一山線
- 白石駅 (313) - 大谷駅 (314) - 花井駅 (315)
- ●京義・中央線
- B急行・A急行
- 幸信駅 (K320) - 大谷駅 (K322) - 白馬駅 (K324)
- 緩行
- 陵谷駅 (K321) - 大谷駅 (K322) - 谷山駅 (K323)
- ●西海線
- 谷山駅 (S10) - 大谷駅 (S11) - 陵谷駅 (S12)
- ソウル郊外線(旅客営業休止)
- 陵谷駅 - 大谷駅 - 大井駅
脚注
関連項目
外部リンク
- 韓国鉄道公社 大谷駅 (韓国語)
- ウィキメディア・コモンズには、大谷駅 (京畿道)に関するカテゴリがあります。
. Source: