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いちご新聞


いちご新聞


いちご新聞(いちごしんぶん、英: The Strawberry News)は、いちご新聞編集局が発行しているサンリオの月刊機関紙。サンリオキャラクターや関連グッズの最新情報などを掲載している。

『いちご新聞』の読者を「いちごメイト」と呼んでいる。略称は「いち新」。

全国のサンリオショップや一部のコンビニなどで毎月10日に発売され、2022年3月現在の定価は220円(税込)。定期購読も受け付けており、年間購読料は4200円(税・送料込み)。

歴史

  • 1975年に同年の4月号として創刊。創刊号の表紙はスヌーピーで、全12ページ、定価は100円だった(第123号まで、第100号を除く)。創刊号発行の1ヶ月前にPR誌として無料配布されたもの(表紙はマウリシオ・デ・ソウザの漫画に登場する恐竜のキャラクター「オラーシオ」)が存在する。
  • 第2号の1975年5月1日号から第171号の1982年5月15日号までは原則月2回(1日・15日)刊。但し、1976年7月は1日・15日・20日(第30・31・32号)、1977年8月は1日・10日・15日(第57・58・59号)の月3回、1978年12月は1日・15日合併号(第90号)として月1回のみの発行。第90号までは発行日に発売されていたが、第91号(1979年1月1日号)以降は1日号が前月15日、15日号が当月1日の発売に改められた。
  • 第100号の1979年5月15日号はオールカラー全32ページ+別刷り4ページ、特別定価150円だった。
  • 第124号の1980年5月15日号より定価を150円に改定。
  • 第172号の1982年6月号から月刊となる。
  • 第226号の1986年12月号から現在と同じ1部40ページとなった。
  • 第530号の2012年4月号から第544号の2013年6月号まで、「女のコのためのキュートな新聞」というコピーがタイトルに添えられた(同様に、第89号の1978年11月15日号より「ストロベリーエイジのためのキュートな新聞」のコピーが付けられていたことがある)。
  • 第570号の2015年8月号において、コラム「いちごの王さまからのメッセージ」(執筆者は社長・辻信太郎)が「戦後70年特集」を組み、世界の恒久平和のためには「友情と助け合い」が必要だと訴えた。

節目の号

  • 第1号 - 1975年4月号
  • 第100号 - 1979年5月15日号
  • 第200号 - 1984年10月号
  • 第300号 - 1993年2月号
  • 第400号 - 2001年6月号
  • 第500号 - 2009年10月号
  • 第600号 - 2018年2月号

サンリオキャラクター大賞

サンリオキャラクター大賞(サンリオキャラクターたいしょう)は、1986年 から『いちご新聞』上で毎年実施しているサンリオキャラクターの人気投票企画である。2010年からは、携帯電話・パソコン・サンリオショップ店頭からの投票が開始された(但し、2011年〜2015年はサンリオショップ店頭からの投票はなし)。2013年には、テーマパーク(サンリオピューロランド・ハーモニーランド)、ニコニコ超会議2の「サンリオ出展ブース」(プレ投票)からも投票が可能になる。

『いちご新聞』上では、2010年までは、毎年5月号から投票を開始。その年の9月号で投票結果が発表された(また、1988年〜2009年は、1位のキャラクターが同号の表紙を飾っていた)。2011年は、5月号から投票を開始し、10月号で投票結果が発表された。2012年は6月号から投票を開始し、11月号で投票結果が発表された。2013年は6月号から投票を開始し、9月号で投票結果が発表された。2014年は、5月号から投票を開始し、10月号で投票結果が発表された。2015年〜2018年は、6月号から投票を開始し、9月号で投票結果が発表された。2019年〜2020年は、5月号から投票を開始し、8月号で投票結果が発表された。

1986年は43キャラクターがエントリーされ、「ザシキブタ」が初代グランプリを獲得した。また、「懐かしのキャラクター部門」が設けられ、「タイニーポエム」が1位を獲得した。また、翌年より上位にランキングされたキャラクターたちの記念グッズが1994年まで発売されていた。

2012年は、新たな試みとして、「中間発表」としてランキングの途中結果を公表している。また、『いちご新聞』での結果発表に先駆け、9月1日にサンリオピューロランド・ハーモニーランドで大々的に結果発表を行うなど、各種イベントも実施された。また、『いちご新聞』紙面上で別枠で「サンリオキャラいちご新聞大ランキング」(後述)が新設された。

2013年は、ノミネートされたキャラクターによる「これやります宣言」が発表された。また中間発表やPR活動、サンリオピューロランドでの授賞式なども実施される予定である。また、従来のサンリオキャラクター大賞とは別枠で「コラボ部門」(後述)が新設された。

2014年は、エントリーしたキャラクター100種を5グループに分けて予選が行われ、各グループの上位4種、全20種のキャラクターから大賞が決定されたが、2015年以降は従来の形式に戻った。この年は『いちご新聞』紙面上における司会は「だちょのすけ」に代わり「バッドばつ丸」が担当した。また、今回のグループ分けを機に団体戦が開催され、初戦(1stステージ)では全20キャラクターの合計が53万票余りを集めたAグループ、決戦(ファイナルステージ)では4人全員がトップ10入りを果たしたEグループが制した。また、ネット投票のみを集計した結果は、ポムポムプリンが1位(2位以下シナモロール、ふくちゃん、マイメロディ、ゴーちゃん。)であった。

2015年はこの年に限り「キャラクターパフ部門」が新設された。順位は1位からポムポムプリン、マイメロディ、ハローキティの順であった。

2016年は、キャラクターをなでると1票が入る「なでる投票」がこの年初めて実施され、スマートフォン上に表示されたキャラクターを指でなでる「なでる投票」 では、得票数ではなくなでられた時間が最も長かったポムポムプリン(4605時間11分52秒)、サンリオピューロランドで週末に行われたイベントでライブキャラクタ(着ぐるみ)を実際になでる「リアルなでる投票」 ではバッドばつ丸が制した。また、今年よりサンリオショップ店頭からの投票が復活し、サンリオショップの票のみを集計した結果、マイメロディが1位であった。また、『いちご新聞』紙面上で別枠で「サブキャラコンテスト」(後述)が新設された。

2019年は、無料でできるWeb投票と商品を購入した際に投票する「1票の価値」は同じでよいのかという声を受け、この年よりサンリオショップ店頭からの投票は3倍、『いちご新聞』からの投票は2倍の重みづけが行なわれた。これによりショップにより多くの来店客が見られるようになった。また、この年よりエントリーしたキャラクターは100種から80種に減じられた(いちご新聞ランキングも同様)。

2020年は、キャラクター大賞にノミネートされているキャラクター80種がそれぞれデザインされている、大賞公式コラボグッズの「サンリオキャラクター歩数計」の購入予約数が最も多かったキャラクターに贈られる特別賞の「タニタ賞」が設けられ、購入予約数が最も多かった「yoshikitty」が受賞した。また、コロナ関連によるサンリオショップの臨時休業が相次ぎ、思うようにサンリオショップ店頭からの投票(チップde投票)が出来なかったため、サンリオキャラクター大賞終了後の6月12日から30日にかけて、スピンアウト企画の 「チップde投票リターンズ」がサンリオショップ各店舗で開催された。ちなみにサンリオショップのひとつのハーモニーランドでのトップ5は1位から順に「ハローキティ」、「シナモロール」、「マイメロディ」、「ポムポムプリン」・「クロミ」(ともに4位タイ)であった(この回の票は、公式にはサンリオキャラクター大賞本戦の結果には反映されない)。

基本的にはサンリオが自前で著作権を管理する作品としてのエントリーとなっている。例外として、2014年から2016年までは『SHOW BY ROCK!!』のみ登場するバンドごとのエントリーとなっていた。1990年代初頭までは、サンリオが販売に関わっただけの外部版権も投票対象となっていた。

サンリオキャラクター大賞の前身は1975年から『いちご新聞』(11号)上で実施された「サンリオキャラクター人気コンテスト」で、第1回は10キャラクターでスタートし、年を追うごとにキャラクターを増やすなど盛り上がりを見せた。因みに第1回の順位はスヌーピー(1位)、パティ&ジミー(2位)、ハローキティ(3位)であった。

主なデータ
  • 1位受賞回数最多 - ハローキティ(2019年時点で通算15回。1998年(第13回)から2009年(第24回)まで12年連続1位、2012年(第27回)および2019年(第34回)に返り咲き1位)
  • 初登場1位 - ポムポムプリン(1997年(第12回)の1位)
コラボ部門

2013年より行われた「コラボ部門」の順位は以下のとおり。

いちご新聞ランキング

サンリオキャラいちご新聞大ランキングとは、サンリオキャラクター大賞の投票数のうち、『いちご新聞』に届いた票のみ(サンリオショップ、テーマパーク、インターネットの票を除いたもの)を集計したもので、インターネット投票が開始される2009年までの「サンリオキャラクター大賞」と同等である。2012年から『いちご新聞』で発表されるようになった。2013年以降もいちご新聞でサンリオキャラクター大賞いちご新聞ランキングとして発表されている。

サブキャラコンテスト

いちご新聞オリジナル企画として2016年より「サブキャラコンテスト」が行なわれている。順位は以下のとおり。紙面には50位までのランキングが掲載されている。なお、独自ルールとして サブキャラコンテストにエントリーしたことがあるキャラクターは、4年ごとに実施される決戦コンテスト(後述)終了まで当コンテストに再度エントリーすることが出来ない制約がある。なお、2019年度は過去3年間の上位20位にランクされた全60キャラクター同士による決戦コンテストが実施され、ハローキティのミミィ・ホワイトが制した。最下位(60位)はマイメロディの友達の「りすくん」となった。 2021年度では、昨年に引き続き、みるくが2連覇達成し、マフィンとパフ&ポフが同数の投票数で同率2位となった。

その他

  • 創刊号には、第47回選抜高等学校野球大会のコラムが掲載されていた。
  • 1976年8月には、いちご新聞の英語版『THE STRAWBERRY』が創刊された。創刊号の定価は日本では100円、アメリカでは50セントだった。1984年には『HELLO KITTY GAZETTE』に改題。1990年には姉妹紙の『A LA MODE』も創刊した。その後同紙は休刊したが、現在いちご新聞は日本国外のサンリオショップでも販売されている。
  • いちご新聞の姉妹誌として『サンリオ』という雑誌が1977年3月10日より隔月で発売されていた。表紙には「子どもと子どもの心を忘れないおとなの本」のコピーが付けられていた。なお、『LittleTwinStars ART BOOK』(2014年12月24日発売:ISBN 978-4865061062 )には「サンリオ」創刊号の復刻版がリトルツインスターズが掲載されたページを抜粋して綴じ込み付録として収録している。
  • 「サンリオキャラクター大賞」開始前年の1985年にも、『いちご新聞』上でサンリオキャラクターの人気投票が行われた。このときの1位はタキシードサムだった(この回は、公式にはサンリオキャラクター大賞には含まれない)。
  • 2010年、アガツマから、『いちご新聞』のロゴを使用した乳児向け玩具『ハローキティ 赤ちゃんいちご新聞』が発売された。
  • サンリオが運営するテーマパーク、サンリオピューロランド(東京都多摩市)とハーモニーランド(大分県速見郡日出町)のイベント情報も掲載されている。

関連書籍・文献

  • いちご新聞 2004年4月号(いちご新聞30周年記念Special Edition号)
  • 竹村真奈『Sanrio Days』ビー・エヌ・エヌ新社、2008年2月29日。ISBN 978-4861005572。 
    • 1970年代~80年代のいちご新聞についての記事あり。
  • 『mina特別編集 サンリオキャラクター大賞 2013 公式ガイドブック』主婦の友社、2013年、ISBN 978-4-07-289101-8
  • 竹村真奈『サンリオデイズ いちご新聞篇 ー「いちご新聞」から生まれたキャラクターのヒミツがいっぱい ー』ビー・エヌ・エヌ新社、2013年10月19日。ISBN 978-4861009020。 
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脚注

注釈

出典

外部リンク

  • いちご新聞
  • サンリオキャラクター大賞

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: いちご新聞 by Wikipedia (Historical)


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