口部(こうぶ)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。
康熙字典214部首では30番目に置かれる(3画の1番目)。
「口」字は口の形に象る。
偏旁では口の部分・口の動き・口を使った行為・感嘆の言葉などであることを示す。口部は口を構成要素とする漢字を収めるとともに、「口」の形を筆画として持つ漢字を分類している。
「味」「唱」など左右構造を取って偏となるものが主であるが、「和」など右部に位置、「呈」など上部に位置、「唇」など下部に位置、その他「向」「可」など中央に位置するものなど幅広い構成を取る。身体を表す部首では「手部」と並び、非常に多くの字を集める。
日本では、ヤード・ポンド法の単位に当てる国字として、「口偏+尺貫法での単位」というような漢字が作られた(
中国語では、外来語や擬声語の当て字に口偏のつく字がよく使われる(
片仮名の「ロ」は「
口
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