谷津バラ園

谷津バラ園（やつバラえん）は、千葉県習志野市にある市営のバラ園。谷津干潟に隣接しており、前身は谷津遊園バラ園。

概要

1957年（昭和32年）に京成電鉄の谷津遊園バラ園として設立され、1988年（昭和63年）から習志野市の経営となった。約12,600平方メートルの敷地内には800種、7,500株のバラが噴水を中心に整然と咲き、植栽されているバラは名花・名品種と呼ばれるものや、原種及び歴史的にも優れた価値を持つ品種が多くある。5月中旬 - 6月下旬頃と10月中旬 - 11月中旬頃が見頃であり、バラの時期には多くの人が訪れる。毎年6月15日の千葉県民の日は無料開放となる。

1934年に来日したアメリカ選抜チームと対抗するため結成された、東京六大学出身者を中心とした全日本チームがここで練習しそのチームがのちの東京巨人軍（現・読売ジャイアンツ）になった経緯からバラ園入口の脇には、「読売巨人軍発祥の地」の碑がある。

沿革

1957年（昭和32年）に谷津遊園内のバラ園として開設。当時は東洋一の規模と呼ばれたが、後年京葉道路がバラ園の用地を通過する事となったため、野球場を閉鎖した上で移設した。

谷津遊園の閉園後、京成電鉄の遊園地事業は三井不動産と共同出資しているオリエンタルランドが引き続いでおり、バラ園の管理運営など園芸・造園事業は、千葉県八千代市内の子会社、京成バラ園芸が引き継いでいる。

2011年（平成23年）8月2日には、谷津バラ園のバラの花を頭に乗せたゆるキャラ「やっぴー」が誕生した。

アクセス

• 最寄駅
  • 京成本線谷津駅より徒歩約5分
  • 京葉線南船橋駅より徒歩約20分
• バス路線
  • JR総武本線（総武快速線、中央・総武緩行線） 津田沼駅南口より京成バス「谷津干潟」行き、「谷津パークタウン」下車 徒歩2分
• 自動車
  • 最寄りのインターチェンジ
    • 谷津船橋インターチェンジ（東関東自動車道）
    • 花輪インターチェンジ（京葉道路）
  • 駐車場　
    • 谷津バラ園第1駐車場
    • 谷津バラ園第2駐車場
    • 谷津干潟公園駐車場（国道357号沿い）

周辺施設等

• 谷津干潟
• ららぽーとTOKYO-BAY
• ビビット南船橋
• イケア船橋本店
• 船橋競馬場

脚注

関連項目

• 植物園
• 京成バラ園芸
• 谷津遊園

外部リンク

• 習志野市 谷津バラ園
• 習志野市谷津バラ園 (@yatsurosegarden) - X（旧Twitter）