![陸上自衛隊武器学校 陸上自衛隊武器学校](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
陸上自衛隊武器学校(りくじょうじえいたい ぶきがっこう、JGSDF Ordnance School)は、土浦駐屯地(茨城県阿見町)に所在する陸上自衛隊の防衛大臣直轄機関のひとつ。
武器科隊員に対する教育訓練を主要任務としている。学校長は陸将補が充てられ、土浦駐屯地司令を兼務している。阿見町立施設である「予科練平和記念館」に隣接している。
車両整備講習所
総隊武器学校
保安隊武器学校
陸上自衛隊武器学校
警備隊区は茨城県のうち、「土浦分区」と呼称される3市2町1村を担任とする。
龍ケ崎市、牛久市、稲敷市、阿見町、河内町、美浦村
等の主要装備品を教育用として配備されている。
武器学校が展示する兵器として61式戦車・74式戦車・90式戦車・10式戦車などの主力戦車を筆頭に、60式自走106mm無反動砲・60式自走81mm迫撃砲・74式自走105mm榴弾砲・75式自走155mm榴弾砲・73式牽引車・82式指揮通信車(試作車)・73式装甲車・99式自走155mm榴弾砲・96式装輪装甲車・90式戦車回収車・11式装軌車回収車などや保安隊・陸自創成期に日米相互防衛援助協定(MSA協定)によりアメリカ軍より供与されたM4中戦車・M24軽戦車・M42ダスター自走高射機関砲・M36駆逐戦車・155mm加農砲M2・203mm加農砲M2・LVT・ソ連軍のZiS-3 76mm野砲やM-42 45mm対戦車砲などを保管する。
また、帝国陸軍の三式中戦車(チヌ)と八九式中戦車乙型も収蔵されている。中でも三式中戦車は世界で唯一現存するものであり、八九式中戦車については隊員教育の一環として、また2007年(平成19年)10月14日の駐屯地開庁55周年記念の駐屯地祭のサプライズ公開として、自走できる状態までレストアされた。チヌは2022年の駐屯地祭後カーキ色に塗り直された。また火砲館には三八式野砲・一式機動四十七粍速射砲・四一式山砲・九一式十糎榴弾砲・九四式三十七粍砲・四年式十五糎榴弾砲・クルップ砲などが静態展示される。
小火器コーナーには火縄銃から現代火器までの多数の小火器を展示している。前大戦期の火器では三八式歩兵銃・九九式狙撃銃・九六式軽機関銃・九九式軽機関銃・九二式重機関銃・八九式重擲弾筒などの帝国陸軍を代表する火器からホ一〇三・九九式二号銃などの航空機関砲もある。また,九五式射爆照準器・九八式射爆照準器も展示され、九八式は零戦のコックピットを模した台に設置されており実際に覗くことができる。他国火器でPPSh-41・M16・56式自動歩槍・M60機関銃等がある。陸自の64式小銃・89式小銃・20式小銃も展示されており64式は試作品から制式採用品まで多数が展示され、20式は2022年(令和4年)12月現在FDE(フラットダークアース)に塗装されている。20式開発のベースとなったHK-416・FN SCARも展示され、これらもFDE塗装となっている。
敷地内の桜も有名である。2018年3月18日には、自転車レース「アーミライド」の会場となる予定である。
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