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国会議事堂 (大韓民国)


国会議事堂 (大韓民国)


国会議事堂(こっかいぎじどう)は、大韓民国国会が開催される建物。1975年に建設された。

沿革

1948年の制憲国会から1950年の第2代国会第7回会議までは、中央庁舎(日本統治時代の朝鮮総督府庁舎、1995年解体)が国会議事堂として使われたが、50年6月25日に勃発した朝鮮戦争のため首都が釜山に遷都されたことに伴って、国会も大邱(臨時議事堂:文化劇場)そして釜山(臨時議事堂:文化劇場→武徳殿)へと避難した。その後、1953年に休戦となって、首都がソウルに再遷都された翌年に、日本統治時代の京城府民館(今のソウル特別市議会議事堂)を改装したうえで1975年まで議事堂として使用されていた。なお1959年、南山に新議事堂建設のための用地を選定し整地作業に入ったが、1961年5月の軍事クーデターで中断されている。

現在の国会議事堂は、6年間の工事を経て1975年8月に竣工した石造建築である。

出典:大韓民國國會事務處編『國會史 制憲國會~第6代國會』(資料編)の「國會議事堂移転一覧」(803~804頁)及び大韓民国国会ホームページの国会議事堂変遷史を参照して作成した。

建築

議事堂本館の建築面積は2万4636坪、地下2層・地上6層からなり、長さ122m、幅は81m、高さ64m。単一の議事堂建築として東洋最大の大きさを誇っている。

花崗岩の八角柱24本が建物の周囲を巡っており、これは二十四節気を象徴している。中央の建物のドーム形態の屋根は、国民の多様な意見から討論によって一つの結論を出すという、議会制民主主義を象徴するものとされている。

国会本会議場の議席は移動式になっており、最大400議席まで拡充可能になっている(2019年5月現在の議員定数は300議席)。これは統一による議席増を想定したものである。

本館の正門の前には2体の獬豸像があるが、これらは1975年当時、ヘテ製菓が3000万ウォンの製作費をかけて、竣工記念および議会民主政治の象徴として寄贈したものである。また、これらの像の基礎の下にはヘテ酒造が生産した白ワイン36本ずつ、合計72本が埋め込まれており、開封年は開設100年後の2075年とされる。

また、両院制を採択した場合に対する備えもしている(現議事堂建設前の第二共和国期の一時期、韓国は両院制を採択していたことがある)。その場合、現在の本会議場が民議院の本会議場となる。現在予算決算特別審議会会議室として使われている部屋が参議院本会議場(議席100席)に当てられることになる。

施設

国会議事堂の敷地は、汝矣島の総面積の約8分の1、約10万坪を占める。構内には議員会館、国会図書館、憲政記念館などが設けられている。また、2005年までに敷地内には動物園もあった。

構内・議場の見学は可能。

所在地

  • ソウル特別市永登浦区汝矣島洞1番地
  • この場所には、かつてヤンマル山という山があった跡地である。

交通アクセス

  • ソウル地下鉄9号線国会議事堂駅
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関連項目

  • 国会議事堂 (曖昧さ回避)

脚注

外部リンク

  • 大韓民国国会 (朝鮮語)

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: 国会議事堂 (大韓民国) by Wikipedia (Historical)



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