![ドラえもん映画作品 ドラえもん映画作品](/modules/owlapps_apps/img/nopic.jpg)
ドラえもん映画作品(ドラえもんえいがさくひん)では、藤子不二雄の藤本弘による漫画『ドラえもん』(1989年以降は藤子・F・不二雄名義作品)のアニメ映画作品を扱う。
1980年より毎年3月に春休みの時期に合わせ公開されている。
東宝による配給で、『宇宙小戦争』以降はTOHOシネマズ日比谷(旧:日劇東宝→日劇2→TOHOシネマズ日劇)をチェーンマスターとする東宝邦画系劇場で毎年春休みシーズン前の3月(概ね1-3週目)に公開されている。チェーン系劇場では4月中旬の金曜日に終映となり、翌土曜日から同じ制作会社・配給系列の「劇場版クレヨンしんちゃん」へ入れ替えとなるパターンが多い。一部の劇場(主にシネマコンプレックス及び地方部の単館系劇場・巡回上映)では終映日を延長したり、上映開始日を遅らせる関係で5月以降も上映している場合もある。また、聴覚障碍者向けに日本語字幕付版の上映も劇場と時間を指定のうえ行われており、DVDソフト版での日本語字幕の収録においても活用されている。東宝の配給部長などを務めた堀内實三は、『ドラえもん』が定着したことにより3月の編成を考える必要がなくなり、正月と夏の興行だけ検討すれば良くなったことが東宝にとって幸いであったと述べている。
(『大長編ドラえもん』とドラえもん大長編映画の関係についての詳細は大長編ドラえもん#大長編漫画と映画の関係を参照)
1980年公開の『のび太の恐竜』から1997年公開の『のび太のねじ巻き都市冒険記』までは、映画公開の前年に藤本弘が同名の漫画(大長編ドラえもんシリーズと呼ばれる)の執筆に着手し、雜誌連載を開始するのが通例となっていた(例外の1作を除く)。藤本は「今年はこんな冒険をするんだよ」と家族に話すのが恒例だった。
藤本は多くの作品で脚本担当としてもクレジットされているが、ほとんどの作品で文字だけの脚本は執筆されず、藤本が連載する『大長編ドラえもん』の漫画を脚本として映画監督が絵コンテを描くことで映画の制作が進められた。漫画連載の5、6回目は映画公開間近の時期に雑誌に掲載されるため、作品終盤の内容は藤本によるシノプシス(あらすじ)や資料を元に絵コンテが描かれた(『夢幻三剣士』公開後の芝山努監督のインタビューより)。
1987年には藤本の入院により「大長編ドラえもん」は執筆されず、1988年公開の『のび太のパラレル西遊記』では、藤本の原案を元にもとひら了が脚本を執筆した。
藤子不二雄のコンビ活動時代はドラえもん以外の藤子作品が同時上映されていたが、独立後は『ドラえもん』の短編も数多く作られ、同時上映された。『帰ってきたドラえもん』などの感動路線の短編の他、ドラミやザ・ドラえもんズが主人公のスピンオフ的な作品も作られた。
声優交代前の25作品にはすべて同時上映作品があったが(そのすべてがドラえもんに関連した短編とは限らず、藤子不二雄の他の作品の短編映画やその他の映画作品である場合もある)、交代の後の作品にはなかった。
例年数百万人の観客動員と数十億円台の配給収入を維持しており、日本映画が低調であった時代でも上位を占める大ヒットシリーズとなっている。
2013年公開の『のび太のひみつ道具博物館』で邦画史上初となるシリーズ累計動員1億人を突破している。
映画ドラえもんに関する特筆事項等を年代順に記す。藤本の体調不良による大長編ドラえもんの休載(または連載開始の遅延)は計7回あるが、以下にはその初回および映画の完成が特に危ぶまれた3回を記した(詳細は大長編ドラえもん#作品一覧を参照)。
2005年3月に、レギュラー声優陣が交代した。26年にわたって連続登板し続けた大山のぶ代らレギュラー声優陣での映画作品は2004年公開の第25作『のび太のワンニャン時空伝』で最後となり、2006年公開の第26作『のび太の恐竜2006』からは水田わさびら声優陣によるものとなった。
声優交代を境に、ここではその前後を第1期、第2期と呼んで区分けしている。DVD販売等の媒体では、タイトルを青(第1期)と赤(第2期)で区別して表記している。
前述の通り声優交代を境に、2005年以前を1期群、以降を2期群と区別し、「期数-期内で何作目か」の形で示し、『その他』の項目で登場する派生作品もこれに順ずる。それぞれの期の詳細に付いては、テレビアニメ記事(1期・2期)を参照。
メインタイトルとなっている長編作品。藤本の存命中は映画作品の制作に先駆けて『大長編ドラえもん』の漫画連載が開始されるのが通例となっていた(1作を除く)。下記の3つに分類される。
また、声優交代後の映画作品は、交代後に新しく物語が作られた「新作」と、交代前に一度公開された作品を再度作り直した「リメイク作」の2種類に分類できる。
ドラえもんの長編映画と、その同時上映作品(併映)の一覧は下記の通り。同時上映作品は、上映時間が長い順番で記す。
『大長編ドラえもん』を原作とせず、他のメインタイトル作品と併映された映画作品。同年公開の作品は、上映時間が長い順に記す。
藤本が描いた短編漫画作品のアニメ映画化。または藤本が描いた短編漫画作品を元に構成された映画作品。
ドラミが主役のシリーズ。ドラミが様々な時代を舞台に活躍するのが特徴。藤本による漫画作品は存在しない。作品一覧は下記の通り(括弧内は作品の舞台)。
ドラミとドラえもんズ(またはドラえもんズのみ)が主役のシリーズ。藤本による漫画作品は存在しない。作品一覧はザ・ドラえもんズ#登場する映画作品を参照。
3DCG技術で作った立体映画。
大長編漫画の連載は夏に始まることが多く、映画の公開は春だったため、各映画作品中の季節は春または夏になることが多い。ただし、例外もある。『おばあちゃんの思い出』及び『のび太の月面探査記』での作中の季節は秋になっている。また、『のび太の大魔境』での作中の季節は春だが、リメイク版では夏になっている。『のび太の宇宙小戦争』では作中の季節は設定されていなかったが、リメイク版では夏になっている。
声優交代後の作品には必ず「小動物」のキャラクターが登場するようになった。彼らは味方であることがほとんどだが、ピッポのように当初はドラえもんらと対立する敵である場合もある。
声優交代後の設定・ストーリーは、声優交代前と比べて原作に近いものになっている。一方で、新キャラクターを登場させたりストーリーを別の方向へ変えたりすることで親世代も二度楽しめるような工夫も凝らしている。声優交代後に作られた新作の中には、主人公のドラえもんが目立った活躍をしている作品があれば、のび太達やゲストキャラクターにスポットが当たる為に扱いが悪くなり、あまり活躍が出来ていない作品もある。のび太は短編やテレビシリーズのように扱いが悪く活躍が少ない作品があるが、ゲストキャラクターと親しくなり、絆を深め、終盤で重要な役割を果たす作品もある。声優交代前のタイムパトロールが登場する作品では、ドラえもん達は彼らにほぼ頼った形になっているが、声優交代後の作品ではタイムパトロールの力を借りずに自分達で困難や強敵に立ち向かう形に変更されている。
大長編、「のび太の恐竜」から「のび太のねじ巻き都市冒険記」までは菊池俊輔、「のび太の南海大冒険」はアーティストの大江千里、「のび太の宇宙漂流記」は大江に加えて堀井勝美、「のび太の太陽王伝説」から「のび太のワンニャン時空伝」までは堀井のみ、「のび太の恐竜2006」から「のび太の南極カチコチ大冒険」までは沢田完、「のび太の宝島」以降は服部隆之が担当している。
第39作『のび太の月面探査記』まで(第38作『のび太の宝島』を除く)は、シリーズ主題歌としてテレビ主題歌がオープニングに流れるのが通例だった。
第1作『のび太の恐竜』から第3作『のび太の大魔境』、そして第26作『のび太の恐竜2006』(声優交代後の第1作)、この4作品では、今で言う所謂アバンパートはなく、配給会社社紋(東宝)の直後からオープニングがスタートした。
アバンパートがあるの方は、第6作『のび太と鉄人兵団』以降は、のび太が「ドラえも〜ん」と叫ぶシーンまでをアバンパートとして入れる構成になったが、例外もある。
第1作『のび太の恐竜』、第2作『のび太の宇宙開拓史』では、『ぼくドラえもん』が使われた。
第3作『のび太の大魔境』からオープニングが『ドラえもんのうた』(大杉久美子版)となった。第10作『のび太の日本誕生』から山野さと子版に変更された。第19作『のび太の南海大冒険』ではエンディングと統一感を出す形で吉川ひなの版が使われた。また、第21作『のび太の太陽王伝説』ではウィーン少年合唱団版が使用された。しかし、完全に交代することはなく、テレビシリーズと共通感を出すためこの2作を除いた形で第25作まで山野版が使用された。当初はテレビシリーズでの歌手交代後に歌手を交代する予定だったが1989年からの浸透もあり好評だったため、山野と契約が結ばれた。
第7作『のび太と鉄人兵団』以降の作品では、オープニングテーマの『ドラえもんのうた』前のプロローグで、最後にのび太が「ドラえも〜ん」と叫ぶのが定番になっている。だが、第25作『のび太のワンニャン時空伝』だけは例外的に、のび太の叫び声の後にドラえもんが「のび太く〜ん」と叫ぶ。なお、第20作『のび太の宇宙漂流記』ではのび太ではなく、ジャイアンとスネ夫が担当。これは、プロローグにドラえもんたちが一切登場しない場合でも行われる(第10作『のび太の日本誕生』と第13作『のび太と雲の王国』。なお、第14作『のび太とブリキの迷宮』ではのび太のパパのみの登場)。原作の大長編ドラえもんでそれらにあてはまる部分は、ドラえもんの作品ロゴの手書きがそのまま使われている。
第26作『のび太の恐竜2006』、第27作『のび太の新魔界大冒険』では、夏川りみの『ハグしちゃお』が使われた。
2007年5月、テレビ主題歌がmaoの『夢をかなえてドラえもん』になり、第28作『のび太と緑の巨人伝』以降はオープニングも変更された。2019年10月テレビ主題歌が変更され、第39作『のび太の月面探査記』(第38作『のび太の宝島』を除く)までその曲をオープニングとして使用された。特に、第35作『のび太の宇宙英雄記』ではmaoではなく、ドラえもん(水田わさび)、のび太(大原めぐみ)、しずか(かかずゆみ)、ジャイアン(木村昴)、スネ夫(関智一)の5人で歌った。第38作『のび太の宝島』はオープニングテーマがなく、ドラえもん映画史上(『STAND BY ME ドラえもん』を除く)初のオープニングテーマなし作品となった。
2019年10月、テレビ主題歌は星野源の『ドラえもん』(『のび太の宝島』のエンディングも兼ねる)となったが、現在まで映画オープニングとしての起用はない。その後の作品は、『のび太の宝島』と同じ、オープニングテーマがない。
リニューアル後の作品では、第26作『のび太の恐竜2006』(アバンパートがない)、第28作『のび太と緑の巨人伝』、第34作『新・のび太の大魔境』(ドラえもんたちが登場しない)、第35作『のび太の宇宙英雄記』を除き、オープニング前にのび太が「ドラえも〜ん」と叫ぶシーンが挿入されている。なお、第33作『のび太のひみつ道具博物館』では、のび太ではなく、ドラえもんが担当し「のび太く〜ん」と叫ぶ、第37作『のび太の南極カチコチ大冒険』では、のび太が「さすがドラえもん」と言った後、オープニングを始める。
オープニングテーマのない作品は、通常オープニング映像があり、映画のタイトルが展示される。第43作『のび太の地球交響楽』(ドラえもんたちが登場しない)を除き、オープニング映像前にのび太が「ドラえも〜ん」と叫ぶシーンが挿入されている。
1996年公開『のび太と銀河超特急』までの主題歌は、1984年公開の『のび太の魔界大冒険』を除いて武田鉄矢が作詞。絵コンテを読んで作詞し、その詞に合う曲を作れる人に曲を依頼するという流れで制作された。歌い手は初期の2-4作は岩渕まことだったが、90年代以降はほとんどの楽曲を武田鉄矢あるいは1994年に復活した海援隊が担当した。また、『のび太と夢幻三剣士』では、主題歌、挿入歌、共に武田鉄矢一座となっている。
武田本人が一番気に入っていると認め、藤子・F・不二雄も気に入っていた曲は『少年期』(後表参照)。
藤子・F・不二雄の死去後、武田は「藤子先生が亡くなった今、僕はドラえもんの映画の作詞を引退します」と宣言し、勇退。以降は毎回違った作詞家・作曲家が担当している。ただし、2010年公開『のび太の人魚大海戦』では映画30周年を記念して、再び武田が挿入歌の作詞・歌を担当した。
映画シリーズの主題歌を請け負ったことのある団体や個人としては、ウィーン少年合唱団・矢沢永吉・SPEED・スキマスイッチ・福山雅治・Perfume・秦基博・miwa・星野源・Mr.Children・Official髭男dismなどが知られている。また、小泉今日子・西田敏行・島崎和歌子・吉川ひなの・柴咲コウ・Kis-My-Ft2・菅田将暉といった公開当時にアイドルや俳優として活躍していた芸能人も担当している。なお『のび太とふしぎ風使い』、『のび太のワンニャン時空伝』では公開当時のテレビ版のエンディングを使用していた。
なお、『のび太の魔界大冒険』の主題歌である小泉今日子の「風のマジカル」は他作品とは扱いが異なる映画公開時とAmazonビデオで配信されている本作の映像の使用・タイアップ契約であり、原盤権を保有している音楽出版のバーニングパブリッシャーズおよび歌唱者のマネージメント元であるバーニングプロダクションと2次使用についての契約が何らかの理由で締結されなかったため、発売されている同作品のすべてのビデオソフト(1980年代に発売されたVHS版より)およびテレビ放送では前々作主題歌(「だからみんなで」)に差し換えられている。なお、同曲のドラえもん関連のCDへの収録は2010年発売のコンピレーションアルバム(後述)まで全く行われなかった。
多くの作品で、エンディングのほかに物語中盤の挿入歌として使用されているほか、『風のマジカル』『少年期』などはテレビシリーズ第2作1期のエピソードでも挿入歌として使われている。
1985年公開の『のび太の宇宙小戦争』は、ギルモア将軍の声を俳優・元プロ野球選手の八名信夫が担当し、映画ドラえもんシリーズで本職が声優ではないゲスト声優が起用されるのは初めて。
藤子・F・不二雄の死後、1998年公開の『のび太の南海大冒険』は、タレントや落語家などの有名人がゲスト声優として起用され、その後、本職が声優ではない芸能人を起用される作品が多くなった。現在まで、俳優、女優、歌手、アイドル、お笑い芸人、スポーツ選手、落語家など、さまざまな職業の有名人が映画ドラえもんシリーズに出演している。
ゲスト声優は通常、映画公開前に映画を宣伝し、完成披露試写会に出席し、予告やTVCMを収録してテレビで放送する。第22作『のび太と翼の勇者たち』(2001年)から第27作『のび太の新魔界大冒険』(2007年)および第43作『のび太の地球交響楽』(2024年)の主題歌の歌手がゲスト声優を務めた。第31作『新・のび太と鉄人兵団』(2011年)から第33作『のび太のひみつ道具博物館』(2013年)、局アナで結成された「ドラアナ団」が映画を宣伝した。第34作『新・のび太の大魔境』(2014年)・第36作『新・のび太の日本誕生』(2016年)・第37作『のび太の南極カチコチ大冒険』(2017年)はゲスト声優による応援ダンスがテレビアニメのエンディングで放送された。
以下に本職が声優ではないゲスト声優を示す。
第1作『のび太の恐竜』から第18作『のび太のねじ巻き都市冒険記』までは4:3で制作されており、TV放送やDVD等のメディアではそのまま使われている。映画館では上下カットの16:9として上映。第19作『のび太の南海大冒険』以降は制作時から16:9で、TV放送やDVD等のメディアと映画館上映時が全て統一されて上下がカットされる事は無くなった。第1作『のび太の恐竜』のVHD版はパッケージに「ビスタサイズ・ノーカット版」と表記されているがこれは誤植であり、実際は4:3スタンダードサイズで収録されている。
2018年、WOWOWにて37作が一挙放送された。デジタルリマスターが施され、全作が16:9ビスタサイズで放送された。
2022年3月、Amazon Prime Videoにて全40作が一挙に配信された。デジタルリマスター版が配信され、WOWOW同様全作が16:9ビスタサイズで放送された。
2022年3月現在、25作以前のデジタルリマスター版Blu-rayの発売はされていない。
リニューアル後の第1作目である『のび太の恐竜2006』から始まった。エンドロール後に、ドラえもんが「みんな、面白かった?来年もまた見てね!(年によっては「またね!」)」と述べ、翌年も新作の映画が公開される予定である旨を告知するために利用されてきた。なお、リニューアル後の第2作目である『のび太の新魔界大冒険』以降から、翌年公開予定の映画に登場する物やキャラクターが登場し、その映画の内容を一部明らかにするようなスタイルが取られている。
1985年に新宿東宝ビレッジで開催されたのを皮切りに、以降、毎年新作公開日前後に、新宿コマ劇場や池袋HUMAXシネマズなど東京都内の映画館で、『大人だけのドラえもんオールナイト』というイベントが2004年まで20年間行われていた。このイベントは名目上「大人だけ」となっているわけではなく、本当に18歳未満の者・高校生以下は参加できない。これは、東京都の条例によって、23時以降に終了する映画上映会に18歳未満の者の入場が禁止されているためである。このイベントでは23時前後から翌日の早朝までその年の新作映画を含む過去の映画数本が上映されるほか、監督や声優たちの舞台挨拶やトークなども行われた。なお「チケットぴあ」のみで発売される入場券は、発売からわずか数分で完売するほどであった。
その後、2005年に声優交代を含めた完全リニューアルのため新作映画の公開が中止となり、「大人だけのドラえもんオールナイト」は一応の終了としていた。しかし、2010年3月5日にTOHOシネマズ六本木ヒルズにて6年ぶりに開催されたのを皮切りに以後再び2014年まで毎年行われ好評だった。従来と同じような監督や声優たちの舞台挨拶やトークなどのほか、旧メインレギュラー声優陣の5人うち、大山のぶ代を除いた毎年2名が事前公表なしでサプライズゲストとして登場するのが恒例となっていた(大山は会場への手紙のみで参加した年もある)。そのため、めったに見られない旧声優と現声優の共演トークが見られる貴重な機会でもあった。2015年は後述の「ドラえもん映画祭」が開催されたため実質上の発展的終了となり10年ぶりに開催は見送られ、翌年2016年についても行われていない。
ドラえもん映画祭は、2010年の2月上旬から3月上旬にかけて、東京都千代田区神田神保町にある神保町シアターにて開催された映画『ドラえもん』30周年記念イベントである。過去に公開された『ドラえもん』映画作品を劇場のスクリーンで上映するという趣旨のイベントであり、上映にあたっては当時のフィルムのうち保存状態が良好なものをそのまま使用したため、当時の劇場公開時にしか観られない映像(上映終了後のCMなど)も観賞することができた。イベントの前売券は劇場窓口で即完売し、追加上映も決定するほどの反響を呼んだ。
2010年が想定以上の人気と反響があったことから、同じく節目の年である2015年にも同・神保町シアターで行われた。価格は2014年に増税が行われたため、200円値上げされた。
基本的に、映画の公開から約1年後にテレビで放送される。
2005年の声優交代以降、オープニング・エンディングをカットして放送されている。ただし、必ずカットされるオープニング・エンディング以外、必ずしもノーカットというわけではなく、オープニング・エンディング以外にも一部のシーンがカットされている。以下にその内容を示す。
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