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国際単位系


国際単位系


国際単位系(こくさいたんいけい、仏: Système International d'unités、英: International System of Units、略称: SI)は、メートル法の後継として国際的に定められ、世界中で広く使用されている単位系である(⇒#国際単位系の定義)。

メートル条約に基づき、メートル法におけるMKS単位系が国際的な標準規格の単位として広く使用されていた。すなわち、長さの単位にメートル (m)と質量の単位にキログラム (kg)、時間の単位に秒 (s) を用いて、この3つの単位の組み合わせで、様々な物理量の単位と値を表現していた。SIは、これをより拡張した一貫性のある単位系である(詳細は後述)。SIは1948年の第9回国際度量衡総会 (CGPM) で設立が決定され、1960年の第11回国際度量衡総会 (CGPM) でその包括的な規定が確立された。SIについて、準拠すべき最新の公式国際文書は、2019年に発行された第9版 (2019) である(⇒#公式国際文書)。

なお、SIはメートル法を発展・洗練させたものであるが、同じくメートル法系から発展した単位系として工学単位系(重力単位系)やCGS単位系などがある。これらは異なる単位系であり、使用に当たって混同しないよう注意を要する。また、近年のSIは普遍的な自然法則を重視した単位を志向しているが、純粋に自然のみに拠った自然単位系も存在する。

名称

略称の SI はフランス語の「Système International d'unités」に由来する。これはメートル法がフランスの発案であったという歴史的経緯があること、及びメートル条約・国際度量衡委員会 (CIPM)・国際度量衡局 (BIPM) の公用語がフランス語であるという事情による。「SI」 は言語の違い(英語、日本語、中国語、タイ語など)に関係なく共通して用いられる略称である。

SI は国際単位系の略称であるため「SI単位系」というのは重複表現であるが、単に「SI」では分かりづらい場合に用いられる。「SI単位」(仏: unité(s) du SI、英: SI unit(s))は「国際単位系の単位」という意味で正しい用語である。

国際単位系の特徴

国際単位系の単位システムとしての特徴は次の通りである。

  • 1量1単位
  • 現示の一本化
  • 基本単位と組立単位の系統的分類
  • 名称を定義する組立単位の一貫性
  • 10進法と接頭語

これらは簡便性と合理性を保つ工夫である。例えば、1881年の第1回国際電気会議の時点で、少なくとも12の起電力の単位、10の電流の単位、15の抵抗の単位が存在していた。多様な単位が併存すると相互の換算に煩わされるが、「一貫性」のある単位だけなら換算係数の煩雑さは避けられる。

第9版 (2019) の意義

国際単位系 (SI) は2019年の第9版に至って初めて、全ての定義が人工物を使った標準、物質の特性、測定方法のいずれにも関連づけられない形で確立された。こうした改定によって、あらゆる単位の実現の精度が、定義自体によって制約されることなく、自然界の量子構造と人類の技術力のみによって制約されるようになった。定義定数をある単位に結びつける有効な物理式であればいかなるものでも、その単位の実現に使うことができ、これによって、今後の技術の進展に伴って更に精度を高めた革新と実現の機会があらゆるところで拓かれていく。このように、2019年の定義改定は、大きな意義を持つ歴史的一歩を前に踏み出す節目となるものである。

経緯

以下に、SIの構造上の重要な決定を列挙する。

  • 1948年 第9回CGPM:国際単位系の設立の決定。この時点では「国際実用計量単位系(practical system of units of measurement for international use)」と称していた。固有の名称を持つ一貫性のある組立単位の一覧を示した。
  • 1954年 第10回CGPM:最初の6つの基本単位の決定。名称「'Système international d'unités」の決定。
  • 1960年 第11回CGPM:略称「SI」の決定。SI接頭語、組立単位、補助単位などの包括的な規定が確立
  • 1971年 第14回CGPM:基本単位モルの追加。
  • 1995年 第20回CGPM:補助単位(ラジアン、ステラジアン)の階級の廃止。
  • 2018年 第26回CGPM:SI基本単位の基礎物理定数による定義が完成。これに伴いSIの定義の最も単純かつ根本的な改定。

公式国際文書

2019年5月20日以降の国際単位系についての最新の公式文書は、BIPMによるフランス語と英語による「国際単位系第9版 (2019)Ver.2.01」2022年12月 である。この文書の日本語訳は以下である。

  • 『国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版』(pdf)産業技術総合研究所 計量標準総合センター、2020年4月。https://unit.aist.go.jp/nmij/public/report/si-brochure/pdf/SI_9th_%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E7%89%88_r.pdf  【正誤表】 2022年7月15日 更新『国際単位系(SI)第9版(2019)正誤表』(pdf)産業技術総合研究所 計量標準総合センター、2022年7月15日。https://unit.aist.go.jp/nmij/public/report/si-brochure/pdf/20220714_seigohyo.pdf 

この文書は、BIPMの英語版(ただし、以前のVer1.08版、2019年5月)を日本語に翻訳したものである。したがって、2022年11月に追加された新しいSI接頭語のクエタ(Q)、ロナ(R)、ロント(r)、クエクト(q)およびこれらに関するCGPMの決議文などは含まれていない。

国際単位系の公式文書はフランス語によるものであり、正式な本文の確認が必要な場合、あるいは、文章の解釈に疑義がある場合は、フランス語版を参照する必要がある。

広報用パンフレット

国際単位系国際文書を日本語に翻訳した産業技術総合研究所、計量標準総合センターは、国際単位系 (SI) 第9版 (2019) の概要(新しいSI接頭語を含んでいる。)を下記のパンフレットにまとめている。このパンフレットは、非営利目的の複製が自由にできる。すなわち営利目的の使用でなければ、許諾の必要なく、複写・複製することができる。

  • 国際単位系 (SI) は世界共通のルールです SIパンフレット、産業技術総合研究所 計量標準総合センター 計量標準普及センター 計量標準調査室、2020年4月、2023年3月改訂

公式文書の経緯

1970年の第1版以降の経緯は次の通りであり、BIPMのHPで閲覧できる。

  • 1970年(第1版)仏語版
  • 1973年(第2版)仏語版
  • 1977年(第3版)仏語版
  • 1981年(第4版)仏語版
  • 1985年(第5版)仏語版、英語版
  • 1991年(第6版)仏語版、英語版
  • 1998年(第7版)仏語版、英語版
  • 2006年(第8版)仏語版、英語版
  • 2019年(第9版)(2022年12月改訂のVer.2.01のみ)仏語版、英語版

国際単位系の定義

2019年に、国際単位系の定義は根本的に改められた。すなわち2006年公式文書までは、7つの基本単位をベースにして組立単位、接頭語からなる単位の組み合わせ(単位系)を国際単位系と定義していた。しかし2019年の第9版の公式文書は以下の定義のように、「7つの定義定数の数値を固定する」ことによって逆にSIを定義することとしたのである。

ここで、ヘルツ(記号: Hz)、ジュール(記号: J)、クーロン(記号: C)、ルーメン(記号: lm)、ワット(記号: W)は、それぞれ秒(記号: s)、メートル(記号: m)、キログラム(記号: kg)、アンペア(記号: A)、ケルビン(記号: K)、モル(記号: mol)、カンデラ(記号: cd)と、 Hz = s−1、J = kg m2 s−2、C = A s、lm = cd m2 m−2 = cd sr、W = kg m2 s−3 で関係付けられている。 7つの定義定数の数値には不確かさはない。

この定義ではそれぞれの定数の値を対応するSI単位で表現したときの厳密な数値を定めている。 定数の値は数値と単位の積であるため、厳密な数値を固定することによって単位を定めることができる。 7つの定数はすべてのSI単位がこれらの積と比によって表すことができるように選ばれている。

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SI単位

現行のSIは、合わせて7つの物理定数や物質固有の特性値について、これらを定義された値(曖昧さをもたない固定化された値)として扱うことで構築されている。すべてのSI単位は7つの定義された値をもとに定めることが可能である。SI単位としては、7つの定義された値と直接結びつく基本単位、および、これらの積としての組立単位がある。

SI基本単位

7つの定義された物理定数あるいは物質固有の特性値をもとにしたSIにおいては、これらの定義値を固定された値とみなして、7つのSI基本単位が定義されている。すなわち、 (s)、メートル (m)、キログラム (kg)、アンペア (A)、ケルビン (K)、モル (mol)、カンデラ (cd)の7つの単位がこれに該当する。 これらに対応する物理量はそれぞれ順に時間、長さ、質量、電流、熱力学温度、物質量、光度である。

2019年5月20日には、この7つの基本単位のうち特にキログラム (kg)、アンペア (A)、ケルビン (K)、モル (mol) の4つについて、国際度量衡総会(CGPM)の定めるところによって、それらの定義が根本的に改訂された。同時に、残りの (s)、メートル (m)、カンデラ (cd) については定義文の表現が改められた。

上表にあるように、ある単位の定義に別の単位の定義が用いられているものもある。例えば、長さ(メートル)の定義においては、光速とともに秒の定義も使用されている。7つの基本単位はSIにおいて骨格となる基本の単位群だが、必ずしもそれらは完全に独立に定義されているものではない。

量の次元

基本量の次元の記号には、サンセリフ立体を用いる。

SI組立単位

組立単位は基本単位のべき乗の積と定義される。このうち特に、積の係数が1である組立単位を「一貫性のある組立単位」と言う。

SIにおいて、一貫性のある組立単位の一部(全部で22個)には、固有の名称とその記号が与えられている。それらは、ラジアン (rad)、ステラジアン (sr)、ヘルツ (Hz)、ニュートン (N)、パスカル (Pa)、ジュール (J)、ワット (W)、クーロン (C)、ボルト (V)、ファラド (F)、オーム (Ω)、ジーメンス (S)、ウェーバ (Wb)、テスラ (T)、ヘンリー (H)、セルシウス度 (°C)、ルーメン (lm)、ルクス (lx)、ベクレル (Bq)、グレイ (Gy)、シーベルト (Sv)、カタール (kat) の22個である。

SI接頭語

SI接頭語は、SI単位の10進の倍量単位・分量単位を作るための接頭語である。前項までの基本単位や組立単位と組み合わせて用いることができる。しかし、接頭語が SI単位と共に使われる場合、接頭語によって、1 以外の係数が導入されるため、結果として生ずる単位は一貫性を持たないものとなる。SI基本単位あるいは組立単位に使用可能なSI接頭語の一覧を以下の表に示す。

「SI単位」と「一貫性のあるSI単位」の違い

次項に述べるSI併用単位を除いた国際単位系(SI)全体が一貫性のある単位系というわけではない。このことを明確にするために、CIPM(2001年)は、「SI単位」の語と「一貫性のあるSI単位」の語とを区別して、次のように定義した。

  • SI単位(SI units):基本単位、一貫性のある組立単位、および推奨されるSI接頭語と結合することによって得られる全ての単位の名称。
  • 一貫性のあるSI単位(coherent SI units):基本単位と一貫性のある組立単位のみに制限される単位の名称。つまりSI接頭語を付加しない単位の集合である。

つまり、「基本単位+一貫性のある組立単位」の範囲の単位であれば、一貫性のある単位系であるが、これにSI接頭語を付加すると、もはや一貫性は失われるのである。

SI単位と併用される非SI単位

SI併用単位

日々の生活で広く SI とともに用いられているため、CIPM により国際単位系と併用することが認められている非SI単位である。これらの使用は今後ずっと続くものと考えられ、SI単位によって正確な定義が与えられている。

以下に、SI国際文書SI第9版 (2019) 第4章「SIとの併用が認められる非SI単位(Non-SI units that are accepted for use with the SI )」の表8で挙げられている非SI単位の全て(15個)を列挙する。この表中の単位は、SI単位との併用が認められる。ただし、これらのSI併用単位を一貫性のあるSI単位と組み合わせると、もはや一貫性は失われることに注意すべきである。

(欄外注)ガル(記号Gal)は、加速度の非SI単位である。重力加速度を表す単位として測地学と地球物理学で用いられる。1 Gal = 1 cm s−2 = 10−2 m s−2

(a)~(h)の注については、SI併用単位を参照のこと。

SI接頭語との組合わせ

国際単位系国際文書第9版 (2019) は、「SI接頭語は、SI併用単位の一部とは併用できるが、例えば時間の非SI単位との併用はできない。」と記述しているのみで、分・時・日以外の12個のSI併用単位のうち、どの単位がSI接頭語と組み合わせることができるかについては、明確に述べていない。詳細は、SI併用単位#SI接頭語との組合わせを参照のこと。

その他の非SI単位の削除

SI国際文書第8版 (2006)(廃版)の第4章には、SI併用単位とは別に様々な非SI単位が列挙されていた。しかし、2019年に改訂された国際単位系 (SI)(第9版)では、SI併用単位以外の非SI単位は全て削除された。削除された非SI単位の詳細は、非SI単位#2006年第8版に掲げられていた非SI単位を参照のこと。

単位と数値の記法

国際単位系 (SI) は、数値と単位を記述するときの記法について詳細な規定を定めている。

単位の英語名称

単位の名称を英語で書く場合は、立体活字(立体)で表記し、普通名詞として扱う。文頭の場合もしくは表題のように大文字で書き始めるものを除き、単位の名称は単位記号が大文字で始まる場合でも小文字で書き始める。なお、°Cの単位名称の正しいつづりは「degree Celsius」であって、「degree celsius」ではない(Celsius は人名に由来するため大文字の C で始まる)。

  • 例:newton、pascal、weber、sievert

SI接頭語と単位の間には空白やハイフンを置かない。

  • 例:kilometre、milligram

個々の単位を並べて作った組立単位の名称は空白もしくはハイフンで区切る。

  • 例:pascal second または pascal-second

量記号と単位記号

量(物理量)の記号は斜体(イタリック体)で表記し、通常は、ラテン語またはギリシャ語のアルファベット1文字である。大文字と小文字のいずれも使ってよい。量に関する追加情報は、下付き文字で、または、括弧の中に入れて、加えることができる。

  • 例: g = 9.80665 m/s2  : g斜体であり、重力加速度を表す量記号である。 

単位記号は、その前後の文章で使われている書体にかかわらず、立体(ローマン体)で表記する。

  • 例:m = 239.6 g  : g は立体であり、グラム(質量の単位)を表す単位記号である。

単位記号は小文字で表記する。ただし、単位記号が固有名詞に由来する場合は最初の文字を大文字にする。

  • 例:m(メートル)、mol(モル)、rad(ラジアン)、lm(ルーメン)
  • 例:N(アイザック・ニュートンに由来)、Pa(ブレーズ・パスカルに由来)、Wb(ヴィルヘルム・ヴェーバーに由来)、Sv(ロルフ・マキシミリアン・シーベルトに由来)
  • 例外として、リットルの単位記号は、数字の 1(いち)と小文字の l(エル)との混乱を避けるため、大文字の L も小文字の l に加えて使っても良いことになっている。

量の性質についての付随情報は量記号に与えるものとし,単位記号に与えてはならない。

  • 例:最大電位差の表現  Umax = 1000 V とする。 U = 1000 Vmax は不可。

Unicode標準では、互換性の為に割り当てられている特殊な単位記号ではなく通常のラテン文字を使うことを推奨している。

量の値の形式

数値は、常に単位の前に来て、必ず 1 字分の空白を使って数字と単位を離す。量の値は数字と単位の積として表され、空白は乗算記号 を表す(二つの単位の間に挿入される空白がそれらの積を表すのと同じである)。この原則は、セルシウス度と(SI単位ではないが)パーセントにも適用され、その単位記号である °C や % の前に空白を挿入する。また、SI接頭語と単位記号の間に空白を置いてはならない。

  • 例: 123.4 kg、30.2 °C   
  • 不適例: 30.2°C(数値と単位記号の間に空白がない)  
  • 不適例: 30.2 ° C(「°」と「C」の間に空白がある)

この原則における唯一の例外は、平面角を表す単位である角度、分、及び秒であり、それぞれの単位記号である「°」(度)、「′」(分)、及び「″」(秒)に対しては、数値と単位記号との間に空白を挿入しない(度 (角度)#記法)。

  • 例: 30°28′8″

半角の空白(スペース)

数値と単位の間の空白については、SI国際文書の原文(仏語、英語)では、半角・全角の概念がないので、単に空白(仏語 une espace, 英語 a space)と規定している。これは日本語翻訳版でも同じである。ただし日本語文献上の実際の記法としては、この空白は、「半角の空白(スペース)」として運用されている。

数字の形式及び小数点

小数点(decimal marker)は、「.」(ピリオド)でも「,」(コンマ)でもよい。どちらを選ぶかは関連する文章やその言語の習慣によるものとする(小数点#二つの方式)。現在の日本では、「.」(ピリオド)を用いることがほとんどである。 数値が +1 と −1 との間にある場合、小数点の前には常に 0 を置く。

  • 例:−0.234
  • 不適例:−.234

桁の多い数を表す場合には、読みやすくするために、空白(space)を用いて3桁毎のグループに分けてもよい。ただし、グループの間に点「.」やカンマ「,」を挿入してはならない。 しかし、小数点の前または後の桁数が 4 桁のみの場合は、1 桁だけを分けるための空白は設けないことが一般的である。

  • 例:43 279.168 29
  • 不適例:43,279.168,29

このようなかたちで桁数をグループ分けするか否かは、それぞれの選択に委ねられる。設計図、財務諸表、コンピュータが読み取るスクリプト(scripts)などの特定の専門的分野では、このやりかたは必ずしも使われていない。  表中の数字の場合、同じ欄の中で使用する形式は統一する。

法定計量単位との関係

日本の計量法は、法定計量単位を限定的に定めている。SI単位及びSI併用単位の多くは、法定計量単位になっているが、次のものはそうではない。

法定計量単位ではないSI単位

固有の名称を持つSI組立単位である、酵素活性の単位 カタール(kat) は法定計量単位ではない。国際単位系国際文書が規定・例示するSI単位のうち、法定計量単位となっていない単位は、このカタール(kat)および酵素活性濃度(kat m−3) だけである。

法定計量単位ではないSI併用単位

以下の6個のSI併用単位は、法定計量単位ではない。

  • 日 (d)
  • 天文単位 (au)
  • ダルトン (Da)
  • 電子ボルト (eV)
  • ネーパ (Np)
  • ベル (B)

各国における国際単位系

現在では、世界のほとんどの国で合法的に使用でき、多くの国で使用することが義務づけられている。しかしアメリカなど一部の国では、それまで使用していた単位系の単位を使用することも認められている。

アメリカ合衆国

イギリス

カナダ

日本

日本は、1885年(明治18年)にメートル条約に加入、1891年(明治24年)施行の度量衡法で尺貫法と併用することになり、1951年(昭和26年)施行の計量法で一部の例外を除きメートル法の使用が義務付けられた。1974年には国際単位系が導入され、1991年(平成3年)にはJIS規格が完全に国際単位系準拠となり、JIS Z 8203「国際単位系 (SI) 及びその使い方」が規定された。この国際単位系への移行に伴い、1992年に気象庁が気圧の単位をミリバールからヘクトパスカルに変更するなど、いくつかの単位が変更された。

脚注

注釈

出典

参考文献

  • (準拠すべき基本文献)BIPM 著、産業技術総合研究所 計量標準総合センター 訳『国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版』(pdf)産業技術総合研究所 計量標準総合センター、2020年4月。https://unit.aist.go.jp/nmij/public/report/si-brochure/pdf/SI_9th_%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E7%89%88_r.pdf  【正誤表】 2022年7月15日 更新『国際単位系(SI)第9版(2019)正誤表』(pdf)産業技術総合研究所 計量標準総合センター、2022年7月15日。https://unit.aist.go.jp/nmij/public/report/si-brochure/pdf/20220714_seigohyo.pdf 
  • パンフレット 国際単位系 (SI) は世界共通のルールです 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 計量標準総合センター 計量標準普及センター 計量標準調査室、2020年4月、2022年11月改訂。(※このパンフレットは、非営利目的の複製が自由にできる。すなわち営利目的の使用でなければ、許諾の必要なく、複写・複製することができる)
  • 産業技術総合研究所 計量標準総合センター『国際文書 国際単位系 (SI)』(第 8 版日本語版)、2006年。https://web.archive.org/web/20191008102417/https://unit.aist.go.jp/nmij/library/units/si/R8/SI8J.pdf  (※旧版であり、廃止されている)

関連項目

  • 国際単位系国際文書
  • SI単位
  • SI基本単位
  • SI組立単位
  • SI併用単位
  • SI接頭語
  • 非SI単位
  • 一貫性 (単位系)
  • SI基本単位の再定義 (2019年)
  • 法定計量単位
  • 数量の比較
  • 単位の換算
  • 単位の換算一覧
  • 物理量
  • 尺貫法
  • ヤード・ポンド法
  • メートル条約
  • 自然単位系
  • ISO 1000 - 国際標準化機構 (ISO) で、SI units and recommendations for the use of their multiples and of certain other units(国際単位系及びその使い方)の文書名で公表されている。
  • ISO/IEC 80000 - 国際標準化機構 (ISO) および 国際電気標準会議 (IEC) で、Quantities and unitsの文書名で、量及び単位それぞれについて具体的に公表されている。

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、国際単位系に関するカテゴリがあります。
  • (準拠すべき基本文献)BIPM 著、産業技術総合研究所 計量標準総合センター 訳『国際単位系(SI)第9版(2019)日本語版』(pdf)産業技術総合研究所 計量標準総合センター、2020年3月。https://unit.aist.go.jp/nmij/public/report/si-brochure/pdf/SI_9th_%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E7%89%88_r.pdf  【正誤表】 2022年7月15日 更新『国際単位系(SI)第9版(2019)正誤表』(pdf)産業技術総合研究所 計量標準総合センター、2022年7月15日。https://unit.aist.go.jp/nmij/public/report/si-brochure/pdf/20220714_seigohyo.pdf 
  • SI brochure — 国際単位系の利用案内書。国際度量衡局 (BIPM) による。
  • International System of Units (SI) (英語) - Encyclopedia of Earth「国際単位系」の項目。
  • 新計量法とSI化の進め方 通商産業省、SI単位等普及推進委員会、1999年3月
  • JIS Z8203「国際単位系 (SI) 及びその使い方」 KIKAKURUI.COM
  • 『国際単位系』 - コトバンク

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SiSりんくうタワー


SiSりんくうタワー


SiSりんくうタワー(英: SiS Rinku Tower)は、大阪府泉佐野市りんくう往来北にある超高層ビル。高さ256.1mで、2023年現在、日本で5番目の高さである。2019年10月まではりんくうゲートタワービルという名称であった。

概要

総工費は約659億円で、「インテリジェントオフィス」(賃貸形式の事務所)・同時通訳設備を持った800平方メートルの「国際会議場」・「ホテル」などで構成される。超高層ビルの中では麻布台ヒルズ森JPタワー(東京都港区、325.2m)、あべのハルカス(大阪市阿倍野区、300.0m)、横浜ランドマークタワー(横浜市、296.3m)、虎ノ門ヒルズステーションタワー(東京都港区、266m)についで日本で5番目に高い。

建設当初は、大阪市が建設していた大阪南港のWTCビル(現在の大阪府咲洲庁舎、256.0m)と高さを競い、最終的には0.1m差で上回った。

6階にりんくう国際会議場(RICC)と通常の会議場、7階はセントラルスポーツによるプールを併設したフィットネスクラブ、9階に展示場があり、8階・10階から26階はインテリジェントオフィスとなっている。1階 - 6階の一部区画と28階 - 54階はホテルとなっており、当初「全日空ゲートタワーホテル大阪」として営業されてきたが2011年6月30日をもって営業を終了。その後、7月1日にエスフーズと代表者が同一の飲食店運営会社ダンシンダイナーに事業譲渡され、7月12日に「スターゲイトホテル関西エアポート」として再オープンした。

運営会社で大阪府の第三セクター法人のりんくうゲートタワービル株式会社が会社更生法の適用を申請し破綻したため、2005年12月以降はビルメンテナンス・不動産管理会社ビケンテクノの子会社、ベスト・プロパティが管理・運営を行っている。

その後2012年12月に、香港に拠点を置く、英領バミューダ籍の不動産投資会社「新龍国際(SiS International Holdings)」グループの特定目的会社が、約30億円で買収した。

2019年12月以降はオフィス部分のうち15階・16階・19~24階・26階がホテルとして改装され、運営会社が異なる複数のホテルが同一の建物に入居する状態となっている。

経過

バブル経済期にりんくうタウンが造成されたが、バブル崩壊へと傾いた1992年頃には関西財界(住友グループ・日本生命・サントリーなど)や三井不動産・伊藤忠商事などが計画したりんくうタウンでの高層ビル建設計画は全て頓挫した。そのため、大阪府主体で着工された当ビルが、バブル期の計画によって竣工した唯一の物件である(但し、当初は関西国際空港連絡橋を挟んで南側にも同じデザインの超高層ビルを建設し、名前の通りゲートを模したツインビルとして計画されていたが、片棟(北側)のみの竣工となっている。また当初の高さは1フロア分高い260mの予定だった)

しかしながら、開業が1996年秋にずれ込み、交通網は充実していたものの、2年前に開港した関西国際空港は利用客低調が浮き彫りとなっており、また大阪市内からほど遠いためオフィスは空室が目立った。賃料収入が低調で開業以来毎年赤字の状態が続いたため、1999年頃からはパスポートセンターや大阪府の事務所を入居させ、賃料収入を下支えする策が行われている。

当時西日本最高層が売りで、地域最大規模のキャパシティを誇るホテルも累積赤字を膨らませ、2005年1月にホテル経営会社であるゲートタワーホテル社が特別清算(負債額77億円)を実施。その親会社で債権の連帯保証を抱えていたりんくうゲートタワービル社は同年4月に会社更生法の適用を申請し認可された。負債額は約463億円(累積赤字は2004年度で約623億円)である。その後、新生銀行とケネディクスの企業連合がスポンサーとなり、45億円という総工費・負債額の10%未満の価格で、建物が売却された(ゲートタワービル社は更生手続終結まで存在する見込みである)。

大阪府の支援策として、府関係事務所などはそのまま入居を続け、無利子で融資した63億円全額を債権放棄し、さらに公共性の高い「国際会議場」と「てんぼーるりんくう」の運営維持のために、同じ第三セクターの「財団法人大阪府臨海・りんくうセンター」(→りんくうタウン参照)に運営を委譲し、大阪府が「財団法人大阪府臨海・りんくうセンター」(現・財団法人大阪府タウン管理財団)を通じて運営資金として、りんくうゲートータワービルに今後10年間で約30億円(支出額は約34億円)を支払うこととしている。

ホテルマネージメントジャパンが、オフィスフロア部分にオリエンタルホテルの新ブランド「オリエンタルスイーツ エアポート 大阪りんくう」を2019年12月15日にオープン。同一ビル内に2つのホテルが併存することになり、同ビル内の大部分がホテルとして利用されていたが、2022年10月31日をもって営業を終了した。2023年2月23日からは後継ホテルとしてオディシススイーツ大阪オペレーションズ株式会社運営による「オディシススイーツ大阪エアポートホテル」が開業した。

なお、スターゲイトホテル関西エアポートは、2020年10月から「新龍国際(SiS International Holdings)」グループ企業となっている。

主な入居施設・テナント

ホテル

  • スターゲイトホテル関西エアポート - 「全日空ゲートタワーホテル大阪」の後継として2011年7月12日にオープン(1階~6階・28階~54階、358室)。
  • オディシススイーツ大阪エアポートホテル - 「オリエンタルスイーツエアポート大阪りんくう」の後継として2023年2月23日オープン(1階・2階・15階・16階・19~24階・26階、258室)。

その他

  • 大阪りんくう国際会議場(RICCホール、コンベンションホール、コンベンションセンター)
  • セントラルスポーツフィットネスクラブ
  • 本家さぬきや - ビルテナント(25階)の居酒屋・レストラン
  • 中国国際技術智力合作公司(上海) 日本支社

過去の入居施設・テナント

  • 展望ホール「てんぼーるりんくう」
竣工当時より26階にあったが、入場者数が著しく低迷し採算割れの状態が長らく続いたため、ビル運営会社が変わる前日の2005年12月25日をもって閉鎖された。
  • 全日空ゲートタワーホテル大阪 - 2011年6月30日閉館
24時間空港である関西国際空港の宿泊客を見込み、全日空ゲートタワーホテル大阪(ANA Gate Tower Hotel Osaka、略称ANA GTH)が核施設として1階 - 6階と28階 - 54階に入居していた。28階屋外では夏季限定でビアガーデン『スカイビアサロン・パティオ』を全日空ゲートタワーホテル大阪が開設し、地上高では日本一となる地上130mのビアガーデンとして売り出していた。
当時、一般人が入れる最上階である54階からの展望は、全日空ゲートタワーホテル大阪内のレストラン「スターゲイトMID AIR DINING & BAR(旧称スターゲート256)」かプライベートルーム(個室レストラン兼会議室)「ミッドエアースイート(旧カラオケ倶楽部256)」に入らないと不可能であった。
  • オリエンタルスイーツ エアポート 大阪りんくう(オリエンタルホテルズ&リゾーツ) - 2019年12月15日オープン(1階・2階・15階・16階・19階~24階・26階、258室)。オフィスフロアの一部をリノベーションしてホテルとして転用した。2022年10月31日閉館。
  • アリタリア航空会社 日本支社
  • NHKりんくう文化センター
  • 大阪府パスポートセンターりんくうタウン分室 - 2018年9月業務終了
  • 世界観光機関(UNWTO)アジア太平洋センター アジア太平洋事務所 - 2010年に大阪市のアジア太平洋トレードセンターに移転。のち、2012年に奈良市に再移転。
  • (一財)アジア太平洋観光交流センター(APTEC) - UNWTO駐日事務所の業務支援等を目的に設立されたため、UNWTOと同時に移転。

アクセス

  • JR関西空港線、南海空港線 「りんくうタウン駅」に直結

脚注

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参考文献

  • SiSりんくうタワーの賃貸オフィス詳細情報 SiSりんくうタワー
  • 不二サッシ ビルサッシ施工例紹介 りんくうゲートタワービル(北棟) 不二サッシ

関連項目

  • りんくうタウン
  • 超高層ビルの一覧

外部リンク

  • SiSりんくうタワー
    • スターゲイトホテル関西エアポート
    • オディシススイーツ大阪エアポートホテル
  • 大林組 竣工作品 - りんくうゲートタワービル
  • 村本建設 - 技術情報 - 工事作品集 - りんくうゲートタワービル

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: SiSりんくうタワー by Wikipedia (Historical)


メートル毎秒


メートル毎秒


メートル毎秒(メートルまいびょう、英: metre per second、記号m/s)は、国際単位系(SI)における速さ又は速度の一貫性のある組立単位である。

ただし、日本の計量法では「速さ」の単位としており、「速度」の単位とはしていない。1メートル毎秒は、「1秒間に1メートルの速さ」と定義される。

なお、速さと速度の違いについては、速度#速度と速さを参照のこと。

単位記号は、m/s である。m/sec としてはならない。

日常会話では「秒速何メートル」とも表現する。また、風速は日本では通常メートル毎秒で測るが、口頭では「毎秒」を省略して「風速何メートル」と表現することが多い。

1メートル毎秒は、以下に等しい。

  • 3.6 キロメートル毎時(km/h)
  • 約3.2808 フィート毎秒(ft/s) = 約2.2369 マイル毎時(mi/h)
  • 約1.9438 ノット

派生単位

センチメートル毎秒

センチメートル毎秒(記号:cm/s)は、1秒間に1センチメートルの速さと定義される速度の単位で、1メートル毎秒の100分の1である。

センチメートル毎秒はCGS単位系における速度の基本単位である。カイン(kine)の別名があり、日本では地震動の最大の速さを表す単位として用いられている。建物の被害との関連では、加速度のガルとともに、重要な指標とされる。ただし、「カイン」は国際単位系(SI)では全く認めていない非SI単位である。計量法上は非法定計量単位であり、取引・証明における使用は禁止されている。

カイン(kine)の語源は運動を表すkinematicの頭4文字を取って読んだものと言われている。

符号位置

Unicodeには、メートル毎秒を表す上記の文字が収録されている。これはCJK互換用文字であり、既存の文字コードに対する後方互換性のために収録されているものであるので、使用は推奨されない。

換算

脚注

注釈

出典

関連項目

  • 速さの比較
  • 時速
  • メートル毎秒毎秒
  • 単位の換算一覧
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Text submitted to CC-BY-SA license. Source: メートル毎秒 by Wikipedia (Historical)


BiS


BiS


BiS(ビス)は、日本の女性アイドルグループ。つばさレコーズ(旧・つばさプラス)所属。2016年以降、WACKがプロデュースを担当、マネージメントもつばさプラスとWACKとの共同となっている。2010年結成、2014年に解散(第1期=通称:旧BiS)。2016年に再結成、2019年に解散(第2期=通称:新BiS)。その後、新メンバーオーディションを経て、2019年6月に再々始動(第3期=通称:令和BiS)。ファンの総称は研究員。

概要

第1期(2010年 - 2014年)

歌手として活動していたプー・ルイが音楽配信・情報サイトOTOTOYでのインタビューにて、「アイドルグループがやりたかった」と発言。これを発端に公開メンバー選考オーディションを行い、2010年11月より活動を開始。マネージメントは渡辺淳之介、サウンドプロデュースは松隈ケンタが担当。

日本語名称として「新生アイドル研究会」、英称として「Brand-new idol Society」と呼称・記述される。その名の通り、結成当初は、「アイドルを研究して、アイドルになろうとする、アイドルになりたい4人組」をコンセプトに、「自給自足」をモットーとし、活動初期は振り付けやイベントのブッキングも自ら行っていた。また、南波一海を講師として、「OTOTOYアイドル研究室」の生徒として授業を受けていたこともある。

破天荒なプロモーション手法(ロマン優光曰く、「昭和の新日本プロレス的なトラブルをトラブルで解決するような現実とシナリオが交錯する炎上商法」)が有名となり、特に1stシングル「My Ixxx」のミュージック・ビデオでは、メンバーが全裸に近い状態で出演し、話題を集めた。 日本武道館での解散コンサートを目標に活動していたが、武道館側からNGが出されたことにより会場を横浜アリーナに変更。2014年7月8日、「BiSなりの武道館」と銘打たれた公演をもって解散した。

第2期(2016年 - 2019年)

解散から2年後の2016年7月8日、プー・ルイ、渡辺、松隈により新メンバーを募集した上で本格的な再始動を発表。

BiS1st(ビスファースト)、BiS2nd(ビスセカンド)の2部制「BiS.LEAGUE」の導入、廃止を経て、2019年4月から5月にかけて行う全国ツアー「BiS Are you ready to go? TOUR」を最後に解散を発表。それに伴い、再結成オーディションの開催がアナウンスされた。

第3期(2019年 - )

解散から1カ月後の2019年6月11日に始動。

略歴

第1期

2010年
  • 10月 - 公開メンバー選考オーディション。
  • 11月 - 活動を開始。
2011年
  • 2月4日 - morph-tokyo(六本木)『オンナノコノウタ』にて初ライブ。
  • 2月12日 - 吉祥寺CLUB SEATAにて開催されたイベント"痛音presents『バレンタインハートフルライブ2011〜感謝をこめて〜』"に急遽出演。
  • 3月19日 - バンキンヤ(秋葉原)『アイドルキュレーション☆Night』 にて「パプリカ」を初披露。歌のパートがあるメンバー以外は全編通じてヘッドバンギングを続ける振り付けが衝撃を与える(後に準備体操から始まるバージョンに変更)。
  • 3月23日 - アルバム『Brand-new idol Society』でつばさレコーズよりCDデビュー。レコ発イベント『新生アイドル研究会 報告会DX』を阿佐ヶ谷ロフトAにて開催。
  • 4月24日 - 初の自主企画ワンマン・ライヴ『God save the BiS』を中野 heavysick ZEROにて開催。メンバーのキスマーク入りのチケットが準備され、約80枚のチケットをソールドアウト。ライブ中、代表曲nerveを4回披露したことに加え(オープニングにて3回連続で披露された)、メンバーのプー・ルイとナカヤマ ユキコがステージ上で「パプリカ」PVで見せたディープキスを再現。
  • 5月5日 - タワーレコード新宿店にてインストアライブを開催。
  • 6月2日 - ヨコヤマリナの脱退を公式HPで発表。その号外をメンバーが配布。
  • 6月24日 - 『下北沢SHELTER異種格闘』を以てヨコヤマリナが脱退。
  • 7月9日 - 下北沢SHELTERにおける『NEVER MIND THE BiS』にてテラシマユフが加入。
  • 10月29日 - 下北沢SHELTERで『BiSのハロウィン/パーティー』開催。謎の大物DJ nozomiがイベントを大いに盛り上げる。
  • 12月20日 - 2011年の目標であった恵比寿リキッドルームでのワンマンライブ『IDOL is DEAD』を開催。一曲目の「nerve」を披露後、ナカヤマ ユキコが脱退を表明。
  • 12月31日 - 下北沢SHELTERにおける「SHELTER 20th ANNIVERSARY『THE FINAL OF 2011〜第1部〜』」にてナカヤマ ユキコが脱退。
2012年
  • 3月24日 - 新宿ロフトプラスワンでCDデビュー1周年イベント『全曲踊ろうぜみんな。あと乾杯しよう。』を開催。その場で渡辺マネージャーが涙ながらにディレクター降板を発表。「IDOL騒動」の発端となる。
  • 4月15日 - 下北沢SHELTER、ワンマンライブ『Killer BiS』で新メンバーワキサカユリカ、ミチバヤシリオの加入とavex traxへのレコードレーベル移籍を発表する。
  • 5月20日 - 堀江GOLDEEにて初の大阪ワンマン『OK BiS』(昼夜2回公園)を開催。
  • 7月18日 - avex traxよりマキシシングル「PPCC」でメジャー・デビュー。
  • 7月20日 - 同日正午から翌21日正午まで、ドン・キホーテ新宿店で『愛DOLはみんなを疲弊させる!? 24時間耐久フリーライブ&握手+チェキ会』を開催。この模様はニコニコ生放送で24時間生中継された。
  • 10月21日 - 赤坂BLITZでの初のワンマンライブ『IDOL is DEAD Repetition』を開催。2013年3月16日に両国国技館でワンマンライブを行う事が発表された。
  • 11月18日 - 四谷アウトブレイクで開催されたイベント『自家発電Vol.00』で、ノイズバンド非常階段とのコラボユニット「BiS階段」としてライブ。ライブ中にBiSのメンバーが鳥の臓物や生麺を客席へ投げ込むパフォーマンスを披露。以後、BiS階段としてのライブ活動もたびたび行うようになる。
2013年
  • 1月27日 - 新宿・風林会館での都内最大の女装ニューハーフイベント『プロパガンダ』に出演。1時間ステージで13曲を披露。機材トラブルでライヴが一時中断というハプニングもあったが、ここぞとばかりにマネージャーがステージに登場し、テキーラショット2発+脱衣で事無きを得た。
  • 2月6日 - ワキサカユリカの脱退が公式HP及びワキサカユリカのブログで発表される。
  • 3月16日 - 両国国技館でワンマンライブ『WHO KiLLED IDOL?』を開催。ワキサカユリカがこの公演を以って脱退。「2階席以外は満員」の4000人が集まる。
  • 4月12日 - テラシマユフの脱退が公式HP及びテラシマユフのブログで発表される。
  • 5月26日 - 渋谷Club Asiaにてワンマンライブ『BiS4』、『BiS48』を開催。『BiS4』をもってテラシマユフがBiSを脱退した。また『BiS48』では新メンバー(テンテンコ、カミヤサキ、ファーストサマーウイカ)の発表と、その新メンバーを加えて6人体制でのライブが行われた。
  • 8月16日 - ミチバヤシリオの脱退が公式HP及びミチバヤシリオのブログで発表される。
  • 8月17日 - DDTプロレスリング主催のDDT万博〜プロレスの進歩と調和〜で、プー・ルイが福田洋とシングルマッチを戦う。この戦いは金的ありルールとして実施された。
  • 9月1日 - Zepp DiverCityにてワンマンライブ『IDOL SUiCiDE』を開催。渡辺淳之介から15000人の会場仮押さえ、及び各メンバーに会場を埋めるための案10000字以上を書くように命じる(後に課題未達成により会場キャンセル)。
  • 9月20日 - 同日正午から翌21日正午まで、渋谷COCONUTS LOUNGEで『愛DOLはみんなを疲弊させる!? 24時間耐久フリーライブ&特典会 Repetition』を開催。特典会では握手会、チェキ会に加え、ケツバット会、ビンタ会、ハグ会、罵倒会、高政あーん会、ナース姿でのローション握手会等を開催。カミヤサキが“24時間100キロマラソン”への挑戦を発表。またこのイベントだけでシングル「Fly/Hi」を7000枚以上売り上げ、翌日のオリコンデイリーチャートの2位を記録。
  • 9月22日 - おながわ秋刀魚収獲祭2013の出演をもって、ミチバヤシリオがBiSを脱退。
  • 10月27日 - KBS京都で行なわれたフェス『ボロフェスタ』で、ノイズバンド非常階段、ロックバンドソウル・フラワー・ユニオンとの合体バンド「ソウルフラワーBiS階段」が実現し、ソウル・フラワー・ユニオンの代表曲「海行かば 山行かば 踊るかばね」、ニューエスト・モデルの代表曲「こたつ内紛争」が演奏され、宮城県女川町の「蒲鉾本舗・高政」の蒲鉾が客席に投げ込まれた。
  • 11月5日 - 二子玉川ライズ・ガレリアにて開催されたイベント『HOT DENPO FESTIVAL 2013』にて、コシノジュンコが正式加入。同イベントのテーマソング「恋する電報Japan」を披露。また、コシノジュンコの終身名誉メンバー就任を発表。
  • 11月10日 - 新木場STUDIO COASTにて開催された『TOKYO BOOTLEG 7th Anniversary』で、コショージメグミの加入を発表。
  • 12月3日 - 広島ナミキジャンクション公演を皮切りに、全国ツアー『BiS after all』がスタート。このツアーでは車中泊と自炊が義務付けられ、ファンからの差し入れや買い食いなども一切禁止となる。またこのツアーの模様が密着撮影され、「ODD FUTURE」のミュージック・ビデオとして公開される。
2014年
  • 1月11日 - 代々木公園野外ステージにて『BiSの野外極寒ライブ〜ライブは寒風摩擦〜』と題した野外ライブを開催。かねてよりこの日のライブで今後のグループに関する重大発表をするとアナウンスしていたが、諸事情により発表が出来なくなり、メンバーが悔し涙を流すという事態が発生。
  • 2月12日 - 新宿ステーションスクエアにて『伝えたいことがあるんだ』と題したフリーライブを開催。2014年7月8日に横浜アリーナで行われるワンマンライブ『BiSなりの武道館』でのグループ解散を正式発表。フリーライブは「nerve」「レリビ」の2曲で中止となる。
  • 3月22日 - 渋谷O-WESTで行なわれた『闇鍋音楽祭』で、2度目の「ソウルフラワーBiS階段」が実現し、ソウル・フラワー・ユニオンの代表曲「海行かば 山行かば 踊るかばね」、ニューエスト・モデルの代表曲「こたつ内紛争」に加えて、ジャックスの「堕天使ロック」、BiSの「nerve」が演奏された。
  • 4月13日 - 那覇output公演を皮切りに、ラスト全国ツアー『THE BiS WHO SOLD THE WORLD TOUR』がスタート。2014年6月30日札幌公演までの全24公演。
  • 7月2日 - 新宿ステーションスクエアにて『最後のお願い』と題したフリーライブを開催。売れ行きが伸び悩む解散ライブ『BiSなりの武道館』の集客を呼びかけ、「nerve」を披露した。フリーライブの前にはメンバーが街宣車に乗って都内を周遊した。
  • 7月8日 - 横浜アリーナで解散ライブ『BiSなりの武道館』を開催。元メンバーのヨコヤマリナ、ナカヤマユキコ、ミチバヤシリオを加えた「nerve」に始まり、全49曲を3時間半かけて歌いきった。最後にメンバーの解散後の活動予定と『元BiSなりのワンマンライブ』開催を発表し、約3年半の活動を締めくくった。会場には約8000人が集結した。
  • 7月9日 - 『元BiSなりのワンマンライブ』開催。

第2期

2016年
  • 9月4日 - 中野heavysickZEROにて、新メンバーを入れての再結成ワンマンライブ『THiS is BiS』を開催。また、オーディションに落選したメンバーのうち5名(のち1名が辞退)がBiSの公式ライバルグループ「SiS」を結成し活動していくことが発表された。その後、SiSは2016年9月25日に中野heavysickZEROにて、お披露目ライブ『THiS is SiS』を開催したが、翌9月26日にスタッフのグループ活動に対する背任行為により活動休止となった。10月6日には、渡辺淳之介のTwitter上に公開された動画で、SiS元メンバーのうち3名のGANG PARADEへの加入とWACK所属、さらに11月13日に東京・新宿BLAZEで開催のGANG PARADEワンマン・ライブ「Barely Last」でお披露目されることが発表された。
  • 11月20日 - 下北沢SHELTERにて、ワンマンライブ『Brand-new idol Society』を開催。このライブでは、2017年2月22日に2ndアルバムを発売することと、1月から全国6都市を回る『Re:STUPID TOUR』を行うことが発表された。
2017年
  • 3月28日 - 同日から4月2日まで開催されたWACK合同オーディション最終審査に、プー・ルイとアヤ・エイトプリンスが参加。4月2日に横浜赤レンガ倉庫イベント広場で行われたフリーイベント「WACK EXHiBiTiON」でオオショージメグミ(パン・ルナリーフィ)とヒラノノゾム(ももらんど)のBiS加入、アヤ・エイトプリンスとGANG PARADEのカミヤサキが、5月から9月末までの期間限定でレンタルトレードすることが発表された。また、パン・ルナリーフィとももらんどは、5月30日にLIQUIDROOMで行われた「BAD SOCiAL TOUR」初日公演でお披露目された。
  • 8月6日 - ペリ・ウブの体調不良により、東京・赤坂BLITZで開催が予定されていた「BAD SOCiAL TOUR」最終公演「IDOL is DEAD」が10月6日に延期が決定したのを受け、GANG PARADEとBiSHが出演する代替公演「SORRY!! NEXT BiS ONEMAN is 10.6!!」を開催。同公演にて10月から、GANG PARADEとBiSのツーマン・ツアー「HELL!! CLASH!! BREAK!! TOUR」開催と、当初9月末までを予定していたアヤ・エイトプリンスとカミヤサキのレンタルトレード期間の無期限延長決定が併せて発表された。
  • 8月7日 - ペリ・ウブの体調不良により、8月16日に予定されていたシングル「I can't say NO!!!!!!!」の発売日が10月4日に延期されることが発表された。
  • 9月15日 - プー・ルイがダイエット企画「DiET or DiE」の失敗に伴い、2017年9月16日より活動休止。
  • 10月2日 - BiSH、BiS、GANG PARADEメンバーからなるシャッフルユニット・SAiNT SEXの結成を発表。ユニットにはBiSHのアイナ・ジ・エンドとアユニ・D、BiSのプー・ルイとカミヤサキ、GANG PARADEのユメノユア、ヤママチミキ、アヤ・エイトプリンスが参加。
  • 10月6日 - ワンマンライブ「IDOL is DEAD」延期振替公演を東京・赤坂BLITZで開催。ライブの途中、ステージ上のカミヤサキからの呼びかけに応える形で会場にいたプー・ルイがステージに上がり、そのまま復帰。併せて日本クラウンのレーベル・CROWN STONESより2度目のメジャーデビューと、2018年1月より東名阪ツアーの開催を発表。
  • 10月18日 - SAiNT SEXの“Tシャツ付きシリアルナンバー入りCD”「WACK is FXXK」を、タワーレコード限定で2000枚での限定生産にてリリース。
  • 12月6日 - BiSH、BiS、GANG PARADE、EMPiREのマネジメントを行うWACKと、WACK所属アーティストらの楽曲制作を手がける松隈ケンタ率いるSCRAMBLESの設立3周年記念アルバム『WACK & SCRAMBLES WORKS』発売。BiSH、BiS、GANG PARADE、EMPiREのシャッフルメンバーによるカバー8曲に加え、SAiNT SEX「WACK is FXXK」、EMPiREの初CD音源も収録。
  • 12月8日 - 東京・Zepp DiverCity TOKYOで開催された所属事務所WACKの主催イベント「WACKのフェス。」に出演。SAiNT SEXが持ち曲「WACK is FXXK」をパフォーマンス。終了後にWACK代表の渡辺がステージに登場し、SAiNT SEXの解散を発表。この日の公演が同ユニットのラストライブとなった。さらにアヤとカミヤのレンタルトレードを2018年3月3日で解除することを発表。3月4日に東京・両国国技館で行われるワンマンライブ「BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR FiNAL WHO KiLLED IDOL??」にGANG PARADEも登場し、“レンタルトレード終了の儀”を行うことが宣言された。
2018年
  • 1月6日 - 東京・中野heavy sick ZEROで行われた東名阪ツアー「BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR」の初日公演にて、プー・ルイが3月4日に東京・両国国技館で行われるワンマンライブ「BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR FiNAL WHO KiLLED IDOL??」をもってグループを脱退することをプー・ルイ本人が発表。
  • 3月4日 - 東名阪ツアー「BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR」のツアーファイナルとなるワンマンライブ「BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR FiNAL WHO KiLLED IDOL??」を、東京・両国国技館で開催。BiSとGANG PARADEのメンバーが渡辺と共に登場し、“レンタルトレード終了の儀”が執り行われたほか、本公演をもってBiSの発起人であるプー・ルイがグループを卒業。
  • 3月6日 - 合宿型オーディション「WACK合同オーディション2018」実施が発表され、3月12日から18日まで行われるこの合宿に、BiSよりペリ・ウブとパン・ルナリーフィが参加。合宿の模様は、ニコニコ生放送で生中継されることが決定した。
  • 3月7日 - 2度目の“メジャーデビュー”となる両A面シングル「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」をリリース。「WHOLE LOTTA LOVE」はプー・ルイおよび3月4日公演をもってGANG PARADEへと籍を戻すカミヤサキは不参加で、カミヤとレンタルトレードしていたアヤ・エイトプリンスを加えた新体制BiSの楽曲。一方「DiPROMiSE」はプー・ルイの卒業をテーマにしたナンバーで、プー・ルイ、カミヤサキがBiSのレコーディングに参加したラストソングとなる。
  • 3月18日 - 大阪・大阪城音楽堂にて、WACK所属グループが一堂に会するフリーイベント「WACK EXHiBiTiON」開催。このイベント内で「WACK合同オーディション2018」の結果が発表され、BiSにはアユナ・C(ムロパナコ)、オレンジコバンパイア(ネル・ネール)、チョウショージメグミ(ミュークラブ)、ガミヤサキ(のちに加入辞退)、セントチヒロ・テッテ(トリアエズ・ハナ)が合格。EMPiREのYUiNA EMPiREが5月1日の東京・マイナビBLITZ赤坂でのワンマンを最後にBiSへ完全移籍。また“Jリーグ方式”を取り入れ1stと2ndに分裂となり、1stにはパン・ルナリーフィ、ももらんど、ゴ・ジーラ、セントチヒロ・テッテ、ガミヤサキ、オレンジコバンパイア、2ndにはペリ・ウブ、アヤ・エイトプリンス、キカ・フロント・フロンタール、アユナ・C、チョウショージメグミ、YUiNA EMPiREが所属。さらに7月4日に新体制初となるニューシングルのリリースも決定した。
  • 4月15日 - 1年をかけて47都道県を回るツアー「I don't know what will happen TOUR」スタート。同日、ツアー概要第2弾として6、7月の19公演が発表され、ツアー第2弾はすべて昼夜2公演で、昼はBiS2nd、夜はBiS1stの公演となった。これにより、BiS1stとBiS2ndの2チームに分裂した新体制での活動が本格化することとなった。
  • 4月20日 - ももらんどが精神的にも肉体的にも疲労が重なったことから、BiSとして活動をしていくことが困難な状況と判断され、脱退することが発表された。
  • 5月15日 - 「WACK合同オーディション2018」を経て、BiSに加入した新メンバーの名前とTwitterアカウントを解禁。なお、EMPiREから移籍したYUiNA EMPiREは名前を変更せずに活動することになった。
  • 6月2日 - 「I don't know what will happen TOUR」第2弾公演初日(金沢AZ)より、BiS1st(ビスファースト)、BiS2nd(ビスセカンド)の2部制「BiS.LEAGUE」を導入。ツアー会場でのグッズ購入者を対象とした第1回「BiS.LEAGUE」投票受付開始。
  • 7月3日 - 東京・代々木公園野外ステージでフリーライブ「YOYOGi Don't miss it!!」開催。オープニングアクトとして登場したBiS2ndが「レリビ」をパフォーマンスし、BiS1st・BiS2ndの10人がそれぞれステージで「BiS.LEAGUE」への投票を呼び掛けるアピールタイムが設けられた後、BiS1stがライブを行った。
  • 7月4日 - シングル「Don't miss it!!」リリース。シングルに封入される、シリアルナンバー付きの「BiS.LEAGUE券」でファンが応援するメンバーに投票を行い、その得票数の1位〜5位が次作のBiS1st、6位〜10位がBiS2ndとして活動することになるメンバー入れ替え戦「BiS.LEAGUE」が開幕。その後、渡辺が「今回の分け方のはまりがすごく良かったので」として、次作も1位〜4位がBiS1st、5位〜10位がBiS2ndとする構成人数の変更を発表した。
  • 7月31日 - ニコニコ生放送で第1回「BiS.LEAGUE」集計結果を発表。1位は7265票を獲得したゴ・ジーラ。以下、アヤ・エイトプリンス(6752票)、パン・ルナリーフィ(6579票)、トリアエズ・ハナ(6411票)の4名が次期1st、キカ・フロント・フロンタール (6141票)、ペリ・ウブ(5780票)、YUiNA EMPiRE(2343票)、ムロパナコ(1878票)、ネル・ネール(1735票)、ミュークラブ(1329票)の6名が次期2ndに所属することが決定した。また次期よりキャプテン制が導入され、1stはゴ・ジーラ、2ndはムロパナコがそれぞれ就任。さらにゴ・ジーラには、1stの次作に収録される楽曲の作詞権が与えられた。
  • 8月4日 - TOKYO IDOL FESTIVAL2018に出演。2ndは「BiSBiS」を3回歌唱後、GANG PARADEの「GANG 2」を歌唱。1stは「BiSBiS」を5回歌唱後、GANG PARADEの「Plastic 2 Mercy」を歌唱。
  • 11月14日 - シングル「アゲンストザペイン」リリース。前作同様、1stは3形態、2ndは通常盤のみの1形態。1st完全生産限定盤は2000枚の数量限定生産で、第1回「BiS.LEAGUE」で1位を獲得したゴ・ジーラ作詞の「イツカヤラレルゾ」に加え、BiS1stメンバーによる「アゲンストザペイン」ソロ歌唱バージョンのCDを封入。また今作に合わせて第2回「BiS.LEAGUE」開催。投票には「アゲンストザペイン」各形態の初回生産分に封入されている「BiS.LEAGUE券」またはライブ会場でのグッズ購入者に配布される投票券が必要。投票期間は、11月12日20:00から12月25日20:00までの約1カ月半。その期間中、計12回にわたって中間結果がアナウンスされ、最終的な投票結果は、12月29日に東京・Zepp Tokyoで行われる47都道府県ツアー「I Don't Know What Will Happen TOUR」の最終公演にて発表。
  • 12月29日 - Zepp Tokyoで「I Don't Know What Will Happen TOUR」の最終公演ならびに第2回「BiS.LEAGUE」集計結果を発表。これらの模様はニコニコ生放送でも生中継された。1位は8727票を獲得したゴ・ジーラが連覇。以下、アヤ・エイトプリンス(8540票)、キカ・フロント・フロンタール (8350票)、ペリ・ウブ(8319票)、パン・ルナリーフィ(7943票)、ミュークラブ(6044票)、ネル・ネール(4876票)、YUiNA EMPiRE(4630票)、ムロパナコ(4374票)、トリアエズ・ハナ(3223票)となった。これにより上位4名が次期1st、下位6名が次期2ndに所属するはずだったが、同時に「BiS.LEAGUE」を廃止し10人体制となる事が発表された。さらに、アヤ・エイトプリンス、ネル・ネール、YUiNA EMPiRE、ムロパナコ、トリアエズ・ハナの5名が戦力外通告を受け、新シングル発売後に処遇が決定することとなった。
2019年
  • 1月1日 - ネル・ネールが精神的にも肉体的にも疲労が重なったことから、BiSとして活動をしていくことが困難な状況と判断され、脱退することが発表された。
  • 1月3日 – マイナビBLITZ赤坂で行われた「WACKなりの甲子園」のアンコールで、渡辺淳之介から「WACK合同オーディション2019」の開催が発表され、BiSからは戦力外通告されたアヤ・エイトプリンス、YUiNA EMPiRE、ムロパナコ、トリアエズ・ハナの参加が決定した。
  • 2月3日 - WACK主催の全国ツアー「Going Going WACK TOUR」の大阪・なんばHatch公演にて、4月から5月にかけて全国ツアー「BiS Are you ready to go? TOUR」開催を発表。
  • 3月1日 - 日本クラウン内に設立されたレーベル「Revolver records」への参加を発表。3月20日リリースのシングル「Are you ready?」が、Revolver records第1弾作品となった。
  • 3月18日 - 3月20日リリースの4thシングル「Are you ready?」発売を記念して合計69時間に及ぶライブイベント「BiSなりの69フェス。〜Are you ready to 69H?」を22日までの5日間、東京近郊の複数箇所で開催。このイベントは「Are you ready?」購入者を対象としたもので、ライブと特典会を1時間セットで繰り返し実施することを基本とし、5日間で合計69時間・全17部にわたって行われた。69時間の中にはBiSメンバーと研究員の健康を配慮して寝食を共にする食事や睡眠の時間も設けられた。またイベント初日の開会式にはレーベルメイトの歌謡コーラスグループ・純烈がサプライズで応援に駆けつけた。
  • 3月30日 - 長崎・壱岐の島ホールでの「WACK EXHiBiTiON」にて、『Are you ready to go? TOUR』のツアーファイナルである5月11日のマイナビBLITZ赤坂公演をもって解散することが発表された。現メンバー9名から解散の申し入れがあったため、受理したという。また、WACK代表・渡辺より再結成オーディションの開催がアナウンスされ、応募資格は18〜28歳の女性。経験不問で特定のレコード会社やプロダクションと契約のない人、在籍者は4月30日までに事務所等契約解除通知が証明できる人、そして第1期BiSの活動を理解できる人が対象となっている。
  • 5月11日 - 東京・マイナビBLITZ赤坂で行われたワンマンツアー「Are you ready to go? TOUR」のツアーファイナルをもって解散。終演後、WACK代表の渡辺が9人の今後について発表を行い、ゴ・ジーラおよびキカは事務所契約を即時解除。パン、ムロ、YUiNAは契約を継続。アヤ、ミュークラブ、ハナ、ペリは事務所との契約が即時解除となるが、この4人は活動を継続したいとの意思表示があり、4人の今後について「野球でいう、いわゆる“FA宣言”をさせていただきます。移籍金、契約金なし、金的保証なし。即時活動可能です。ご興味ある事務所の方はfa@wack.jpまで。期限は5月末日になります。なおFAメンバーの残留は認めません」と説明した。

第3期

2019年
  • 6月11日 - 第3期始動。メンバーの発表とともに、赤目と鼻血が加工された顔面のアーティスト写真が公開された。
  • 7月21日・27日・28日 - 「BiS研究員補完計画」を実施。メンバー5名が全国に散らばり、3日間をかけて全76店舗あるタワーレコードおよびTOWERminiを訪店し、アルバム「Brand-new idol Society」の収録曲がダウンロードできるQRコード入りのフライヤーを配布。
  • 7月30日 - アルバムのリード曲「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」のMVが公開。ただしメンバーのフォロワー目標数が未達成だった為、全編にわたって画面全体にモザイク加工が施された状態での公開となった。
  • 8月2日 - メンバー全員がフォロワー目標数15000人を達成し、加工なしの顔面が公開された。
  • 8月4日 - TOKYO IDOL FESTIVAL2019でWACKメンバーが出演するスペシャルプログラム「WACK presents DREAMLIGHTS in TIF」にシークレット出演し、初ライブを行った。「STUPiD」「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」「thousand crickets」の3曲を披露。同日21時には「BiS-どうやらゾンビのおでまし-」の無修正バージョンMVが公開された他、新たなアーティスト写真、「Brand-new idol Society」の収録曲およびジャケットアートワークが公開された。
  • 8月8日 - アルバム未収録の新曲「少年の歌」「Good bye」「kAsAbutA」の無料配信が開始された。
  • 8月13日 - CD発売前日に方向性の違い等により、12時を以てマナコ・チー・マナコの脱退が発表された。
  • 8月14日 - フルアルバム「Brand-new idol Society」でデビュー。
  • 8月18日 - 第3期初のワンマンライブ「THiS is BiS」を中野heavy sick ZEROで開催。
  • 9月14日・21日、10月12日 - 第3期初となる東名阪ツアー「PAiNFUL TRiCKY SADiSTiC DEADLY TOUR」を9月14日に東京・下北沢SHELTER、21日に大阪・LIVE HOUSE Pangea、10月12日に愛知・DAYTRIVEで開催。チケットは往復ハガキのみでの応募受付で、抽選はメンバー自身が行い、当落通知はメンバーのサイン入りで返信ハガキが返送された。
  • 10月1日 - 新メンバーとしてズズ・デスが加入。赤目と鼻血が加工された顔面のアーティスト写真が公開され、素顔解禁のタイミングは、Twitterフォロワーの増加具合を見ながら渡辺が判断することとなっている。
  • 10月7日 - 家庭の事情により活動継続が困難となったため、ズズ・デスが脱退。
  • 10月19日・26日・30日、11月16日・17日 - 「BiS研究員増殖計画」を実施。メンバー4名が全国に散らばり、5日間をかけて全76店舗あるタワーレコードおよびTOWERminiを訪店し、11月20日発売のシングルを1枚予約すると来店メンバーとチェキが撮影できる。
  • 11月2日・3日 - 「BiS vs CARRY LOOSE対抗駅伝」を実施。BiSとCARRY LOOSEが共催ライブのメインアクトの座を賭け、各グループのメンバー4人とマネージャー2人の計6人によるチーム編成で、東京・渋谷~静岡・熱海間を2日間かけて駅伝方式で往復し、CARRY LOOSEが勝利。なおゴール後には、東京・タワーレコード渋谷店B1F CUTUP STUDIOにて合同リリースイベントが行われた。
  • 11月20日 - 第3期BiS初のシングル「DEAD or A LiME」をリリース。
  • 11月24日 - 共催ライブイベント「CARRY BiS」を東京・WOMBで開催。「BiS vs CARRY LOOSE対抗駅伝」で勝利したCARRY LOOSEがメインアクト、BiSはオープニングアクトを務めた。なおBiSのライブ終了後には、2020年2月5日に2ndアルバムをリリースすることが発表された。
  • 12月28日 - 「DEAD or A LiME」発売を記念して24時間に及ぶライブイベント「Let's have a 24 hour BiS's party」を東京・UNITで開催。このイベントは「DEAD or A LiME」を1枚購入することで入場でき、ライブと特典会を1時間セットとして計24回実施。
2020年
  • 1月3日 – 「WACK合同オーディション2020」の開催が発表され、BiSからはチャントモンキーの参加が決定した(その後、参加メンバーはトギーに変更された)。
  • 1月4日 - 2月3日 - 第3期初となる全国ツアー「"LIVE DAM Ai" presents STAND BY BiS」を8都市で開催。
  • 2月5日 - 2ndアルバム「LOOKiE」をリリース。
  • 4月30日 - 新曲「IT'S TOO LATE」の無料配信が開始された。
  • 5月20日 - 新曲「DESTROY」をゲリラリリース。数量限定でネット上のどこかに販売。
  • 6月17日 - 新曲「CURTAiN CALL」をゲリラリリース。これもまた数量限定でネット上のどこかに販売。
  • 6月20日 - 無観客ワンマンライブ「HEART‐SHAPED BiS IT'S TOO LATE EDiTiON NO AUDiENCE LiVE」を開催。ニコニコでライブの様子を生配信した。持ち曲の30曲をMC無しで歌い切った。
  • 7月8日 - 新曲「イミテーションセンセーション」をカセットテープでゲリラリリース。数量限定でタワーレコード限定販売。
  • 8月19日 - EP「ANTi CONFORMiST SUPERSTAR」をリリース。同日東京と大阪で2班に分かれ、宣伝カーに乗ってゲリラ街頭PRを行った。
  • 9月9日 - 「HEART-SHAPED BiS IT'S TOO LATE EDiTiON NO AUDiENCE LiVE」の模様を収めた「HEART-SHAPED BiS IT'S TOO LATE EDiTiON NO AUDiENCE LiVE」をインターネット上のどこかでゲリラリリース。メンバーが商品制作を行った完全生産限定のオフィシャルブートレグで、記録媒体にはBlu-rayではなくBlu-ray-Rが使用され、ジャケットには白黒コピーの粗い画質のアートワークが使われており、1000枚限定の同商品は発売直後に完売。その後同日夜に、ライブBlu-ray「HEART-SHAPED BiS IT'S TOO LATE EDiTiON NO AUDiENCE LiVE」を10月14日に正式リリースすることが発表された。
  • 10月18日、11月1日・15日・28日、12月6日 - およそ8ヵ月ぶりとなる有観客ワンマンライブ「KiLL YOur WiNTerxxx」を10月18日に愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール、11月1日に北海道・札幌文化芸術劇場hitaru、15日に京都・ロームシアター京都、28日に宮城・電力ホール、12月6日に福岡・福岡サンパレスで開催。
  • 11月25日 - 研究員セレクトアルバム「“プロパガンダ”と“PROPAGANDA”」をリリース。数量限定でタワーレコード限定販売。
  • 12月18日 - ワンマンライブ「The DANGER OF MiXiNG BiS」を東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)で開催。
  • 12月23日 - 新曲「COLD CAKE」をゲリラリリース。数量限定で宮城・セガ仙台、東京・ハイテクランド セガ 渋谷、愛知・セガマーケットスクエアささしま、大阪・セガ難波アビオン、福岡・セガ福岡天神、セガキャッチャーオンラインのクレーンゲームの景品として登場。
2021年
  • 1月17日 - 2月14日 - 全国ツアー「KiLLiNG IDOLS TOUR」を10都市で開催。
  • 1月29日 - 新曲「COLD CAKE」を再度ゲリラリリース。数量限定でタワーレコード限定販売。
  • 2月24日 - 2nd EP「KiLLiNG iDOLS」が日本クラウン内に新たに設立されたBiSのプライベートレーベルである「ULTRA STUPiD RECORDS」よりリリースされる。
  • 2月27日 - 渡辺淳之介のTwitterにて「WACK合同オーディション2021」の現役参加メンバーが発表され、BiSからはチャントモンキーの参加が決定した。
  • 4月18日・24日・25日 - 学生限定公演「BiSの学園天国」および女性限定公演「BiSのKiSS ME ONLY THE GiRLS」を4月18日に東京・UNIT、24日に大阪・LIVE SQUARE 2nd LINE、25日に愛知・DAYTRIVEで開催。
  • 5月26日 - 第3期初の両A面シングル「TOUCH ME / LOVE」をリリース。
  • 6月12日 - 9月4日 - 全国ツアー「ENDLESS SUMMER BiS TOUR」を20都市で開催。
  • 6月30日 - 宮城・タワーレコード仙台パルコ店限定でBEAT CRUSADERS「IMAGINE?」をカバーしたシングルをゲリラリリース。100枚限定でリリースされ、ジャケットにはメンバー4人が実際に1枚1枚手形を押している。
  • 7月6日 - BiSとZOCが7月12日に東京・タワーレコード渋谷店 5Fで合同リリースイベント開催を発表。BiSとZOCはいずれも前日7月5日に、同日同会場である7月12日のタワレコ渋谷店でリリースイベントを開催する旨を告知。タワレコ渋谷店がTwitter公式アカウントにて会場をダブルブッキングしてしまったと謝罪。協議の末に合同リリースイベントの開催することになった。
  • 7月12日、BiSとZOCが東京・タワーレコード渋谷店で合同リリースイベントを開催。リリースイベントの模様は現地での観覧のほか、会場に足を運べない人のために配信も行われた。
  • 7月22日・30日・31日、8月1日 - 開催延期となっていた東北ツアー「ARABAKI×BiS GIP! -GREAT iDOL PURiTANS-」を7月22日に岩手・KESEN ROCK FREAKS、30日に宮城・SENDAI GIGS、31日に宮城・石巻BLUE RESISTANCE、8月1日に岩手・KLUB COUNTER ACTION MIYAKOで開催。日高央(Gt. / THE STARBEMS)、津田紀昭(Ba. / KEMURI, THE REDEMPTION)、RONZI(Dr. / BRAHMAN, OAU)をバンドメンバーに迎え、“BiS with ARABAKI 20th CENTURY STUPiD BOYS“として出演した。
  • 7月29日 - 福岡・タワーレコード香椎浜店限定でKEMURIの楽曲「PMA (Positive Mental Attitude)」をカバーしたシングルをゲリラリリース。100枚限定でリリースされ、ジャケットにはBiSメンバーが1枚1枚に“足形”を押したデザインが採用された。
  • 8月30日 - 奈良・タワーレコード橿原店限定でBRAHMANの楽曲「BASIS」をカバーしたシングルをゲリラリリース。100枚限定でリリースされ、ジャケットにはBiSメンバーが1枚1枚に“顔拓”を押したデザインが採用された。
  • 10月4日 - タワレコ渋谷店にて11月3日にBiSとZOCによるスプリットシングル「割礼GIRL / BEGGiNG」がタワーレコード限定で発売され、11月に東名阪対バンツアー「BiS×ZOC presents We are BZ tour」の開催を告知した。
  • 11月4日 - ナノ3が加入。
2022年
  • 2月18日 - トギーが無期限で活動休止をすることが発表された。
  • 2月23日 - シングル『DA DA DA DANCE SONG』をリリース。
  • 7月6日 - シングル『Hey boy hey girl』をリリース。
  • 7月18日 - 新宿マルイメン 屋上イベントスペースで開催された4th SG「Hey boy hey girl」発売記念 リリースイベントをもってチャントモンキーが脱退。
  • 8月6日 - 「TOKYO IDOL FESTIVAL 2022」にてトギーが復帰。BiSの出演はアナウンスされていたが、復帰についてはアナウンス無しという電撃復帰であった。
  • 10月14日 - ヒューガーが加入。

2023年

  • 1月8日 - イトー・ムセンシティ部、ネオ・トゥリーズが日比谷野外音楽堂にて開催された「ESCAPE from BiSimulation」をもって脱退。
  • 3月25日 - WACK合宿オーディション2023にて候補生のアイカ・ザ・ポリス(イコ・ムゲンノカナタ)、hitorikko(クレナイ・ワールズエンド)、チャンアダルト(シオンエピック)の加入が決定。5月14日に東京・中野heavysick ZEROでのライブ「BiS the REPRODUCTiON LiVE」でお披露目。
  • 7月12日 - シングル『イーアーティエイチスィーナーエイチキューカーエイチケームビーネーズィーウーオム』をリリース 。
  • 11月8日 - シングル『LAZY DANCE』をリリース 。

2024年

  • 2月28日 - 3rdアルバム「NEVER MiND」をリリース。
  • 3月5日 - シオンエピックが脱退 。
  • 4月1日 - 運営体制の変更を発表。今後は通常のアイドル活動に加え、メンバー自らプロモーション、イベントブッキングなどのマネジメント業務を担当し、結成当初のモットーである「自給自足」に回帰する。

メンバー

第3期

現メンバー

  • トギー
2019年6月11日加入。京都府出身。メンバーカラー:赤。WACK合同オーディション2019参加者で、当時の仮名はオキタユア。TOKYO IDOL FESTIVAL オンライン 2020よりSAiNT SEXメンバー。座右の銘は「あきらめない」。
  • ナノ3 愛称:「ナノ」
2021年11月4日加入。読みはナノナノナノ。埼玉県出身。メンバーカラー:オレンジ。座右の銘は「やらずに後悔よりやって後悔する」。
  • ヒューガー
2022年10月14日加入。大阪府出身。メンバーカラー:青。WACK合同合宿オーディション2021にイギー、WACK合同合宿オーディション2022にイチャモリの仮名で参加していた。座右の銘はカネコアヤノの楽曲「爛漫」より「自暴自棄よりも早く走るしか明るい部屋は無いんだよ」。
  • イコ・ムゲンノカナタ
2023年3月25日加入。5月14日から活動開始。千葉県出身。メンバーカラー:白。WACK合同オーディション2023合格者。オーディション時の仮名はアイカ・ザ・ポリス。座右の銘はBiSHの楽曲より「はいあきらめない」。
  • クレナイ・ワールズエンド
2023年3月25日加入。5月14日から活動開始。福岡県出身。WACK合同オーディション2023合格者。メンバーカラー:黄色。オーディション時の仮名はhitorikko。WACK合同合宿オーディション2022にナ後の仮名で参加していた。TOKYO IDOL FESTIVAL 2023よりHOLY SHiTSメンバー。座右の銘は「笑えばなんとかなる」。

旧メンバー

  • マナコ・チー・マナコ 愛称:「マナチー」
2019年6月11日加入。静岡県出身。2019年8月13日脱退。脱退後はバンド・killmilkyを結成し、小森まなこ名義で活動。
  • ズズ・デス 愛称:「ずーちゃん」
2019年10月1日加入。2019年10月7日脱退。
  • チャントモンキー 愛称:「モンちゃん」
2019年6月11日加入。福岡県出身。メンバーカラー:水色。振り付け担当。2022年7月18日脱退。脱退後は未菜名義でフリーで活動。
  • イトー・ムセンシティ部 愛称:「ティ部」
2019年6月11日加入。新潟県出身。メンバーカラー:紫。2023年1月8日脱退。
  • ネオ・トゥリーズ 愛称:「ネオちゃん」
2019年6月11日加入。東京都出身。メンバーカラー:緑。ONAGAWACKSTARSメンバー。2023年1月8日脱退。脱退後はLan名義で活動。
  • シオンエピック
2023年3月25日加入。5月14日から活動開始。滋賀県出身。WACK合同オーディション2023合格者。メンバーカラー:ピンク。オーディション時の仮名はチャンアダルト。豆柴の大群なりの合宿にシオン名義で参加していた。2024年3月5日脱退。

第1期

最終メンバー

  • プー・ルイ(1990年8月20日 - )愛称:「プーちゃん」
リーダー/オリジナルメンバー。メンバーカラーはピンク(2012年8月27日の『もしもし池尻外伝 -エレ糞編-』以前は赤)。ヨゴレ担当。埼玉県出身。
第1期解散から2年後にBiSの再始動を宣言する。BiS再始動に伴って「プー・ルイ」に名義を戻す。
  • ヒラノノゾミ(1992年5月15日 - )愛称:「のぞしゃん」「ノン様」「のんちゃん」「のぞ氏」
オリジナルメンバー。メンバーカラーは緑。マイペース担当。秋田県出身。
解散後は、ファーストサマーウイカとともに「BILLIE IDLE®」を結成。
  • カミヤサキ(1991年9月27日 - )愛称:「サキ様」「サキエさん」
2013年5月26日加入。ハンサム担当。東京都出身。
解散後は、元いずこねこの茉里(ミズタマリ)とともに「プラニメ」(現「GANG PARADE」)を結成。
  • テンテンコ(1990年8月27日 - )愛称:「テンテン」「テンさん」
2013年5月26日加入。殺し屋担当。北海道札幌市出身。身長142cm。
2014年BiS解散と共に特定の事務所との契約を結ばず完全フリーランスとして活動。
「歌」「LIVE」「DJ」「ノイズ演奏家」「執筆」「タレント」活動に加え、テレビや雑誌等に活動の幅を広げる。
2016年よりトイズファクトリー/MIYA TERRACEとマネージメント契約。
  • ファーストサマーウイカ(1990年6月4日 - )愛称:「ウイぽん(ファッサマ改め)」
2013年5月26日加入。太鼓持ち担当。大阪府出身。
解散後は、ヒラノノゾミとともに「BILLIE IDLE®」を結成。
  • コショージメグミ(1993年9月28日 - )愛称:「メグモン」
2013年11月10日加入。味つけ担当。新潟県出身。
BiS加入以前は、アイドルユニット「阿佐ヶ谷家」で「コショウジメグミ」として活動していた。
解散後はekoms代表・サクライケンタのプロデュースで「Maison book girl」として活動する。

旧メンバー

  • ヨコヤマリナ(1992年4月11日生まれ、永遠の15才)愛称:「りなはむ」
メンバーカラー:ピンク。おばか担当。
2011年6月24日脱退。脱退理由は「方向性の違い」。脱退後は本名の横山利奈として「アキシブproject」を立ち上げる。
  • ナカヤマユキコ(1991年11月11日 - )愛称:「ユケ」「うけ」
メンバーカラー:青。特攻隊長兼スベリ担当。
2011年12月31日脱退。脱退後はバンド「モルヒネ東京」に参加。
  • ワキサカユリカ(1992年8月18日 - )愛称:「ワッキー」
メンバーカラー:白。ピュア担当。
2012年4月15日 - 2013年3月16日在籍。脱退理由は「24時間100キロマラソン時に古傷が再発したことによる体調不良」。
  • テラシマユフ(1991年7月8日 - )愛称:「ゆっふぃー」
メンバーカラー:黄色。優等生担当。
2011年7月9日 - 2013年5月26日在籍。脱退理由は「活動の悩みからくる、体調不良」。
BiS加入前にオムニバスCD『Ultimate!! Girls Revolution1』に寺嶋ゆふ名義で参加していた。脱退後は本名の寺嶋由芙としてソロで活動。
  • ミチバヤシリオ(1991年9月6日 - )愛称:「ミッチェル」
メンバーカラー:オレンジ。キモい担当。
2012年4月15日 - 2013年9月22日在籍。脱退理由は「BiSと学業・就活との両立ができなかったから」在籍最終日に内定を獲得し、芸能活動を引退。大学卒業後は一般会社員として生活。

終身名誉メンバー

  • コシノジュンコ(1939年8月25日 (1939-08-25) - )愛称:「ジュンコちゃん」
2013年10月29日加入。11月5日に終身名誉メンバーに就任。

第2期

最終メンバー

  • キカ・フロント・フロンタール(9月18日生まれ)愛称:「キカねぇ」
2016年9月3日加入。担当なし。山形県出身。BiSオーディション当時はマイナ・ジ・エンド(仮)名義。2017年5月以降は白塗りをしている。解散と同時に契約解除。渡辺淳之介の協力の元、WACKが運営するアパレルショップMULTiPLE MANiACSにてKiKA’s barを開いていたが、現在は閉店している。
  • ペリ・ウブ(10月5日生まれ )愛称:「ペリたん」
2016年9月3日加入。人生楽勝担当。愛知県出身。BiSオーディション当時はナガヤマユキコ(仮)名義。第2期BiS解散までHOLY SHiTSメンバー。解散後、TWIN PLANETに移籍しソロアーティストとして活動。
  • アヤ・エイトプリンス(5月2日生まれ)愛称:「アヤプリ」
2016年9月3日加入。美人担当。東京都八王子市出身で、名前は出身地を英語(八=エイト、王子=プリンス)に当てはめたもの。セントチヒロ・チッチ(BiSH)とは同郷で同じ高校の出身。BiSオーディション当時はコショージメグム(仮)名義。2017年5月1日から9月30日までの期間限定で、GANG PARADEにレンタル移籍となっていたが、8月6日に移籍期間の無期限延長が発表された。2018年3月3日にレンタルトレードを解除。3月4日に執り行われた“レンタルトレード終了の儀”をもって、GANG PARADEより復帰。第2期BiS解散までSAiNT SEXメンバー。解散後、フリーで活動。
  • ゴ・ジーラ(8月26日生まれ)愛称:「ゴジラ」「ゴジ」
2016年9月3日加入。怪獣担当。大阪府出身。BiSオーディション当時はヨコヤマヒナ(仮)名義。特撮ファンで、名前はオーディション時に着用していたゴジラのTシャツに因む。特技は空手。プー・ルイ卒業後から第2期BiS解散までSAiNT SEXメンバー。解散と同時に契約解除。2020年8月1日に綾称としてアパレルブランド「STINGRAY」に加入。
  • パン・ルナリーフィ(8月18日生まれ)愛称:「パンナ」「パンルナ」
2017年4月2日加入。5月30日から活動開始。メロメロ担当。神奈川県出身。WACK合同オーディション当時はオオショージメグミ名義。名前の「パン」は合宿オーディションのマラソンで大きく関わったメロンパンに由来。第2期BiS解散後からSAiNT SEXメンバー。BiS解散後、CARRY LOOSEのメンバーとなるが2020年10月に解散。同年11月30日をもってWACKを退所し、HO6LAに所属していた。
  • トリアエズ・ハナ(9月25日生まれ)
2018年3月18日加入。6月2日から活動開始。乾杯担当。東京都出身。WACK合同オーディション2018当時はセントチヒロ・テッテ名義。第2期BiS解散までHOLY SHiTSメンバー。解散後ディアステージに移籍し、ARCANA PROJECTのメンバーとして花宮ハナ名義で活動。
  • ムロパナコ(9月12日生まれ)
2018年3月18日加入。6月2日から活動開始。そして でんせつが はじまった!担当。北海道出身。WACK合同オーディション2018当時はアユナ・C名義。第2期BiS解散までHOLY SHiTSメンバー。2019年6月24日契約解除。解散後、葉菜子として後藤友輔(To Be Continued)と音楽プロジェクトHer knuckleを立ち上げ、2021年に脱退。その後はソロで活動していた。
  • ミュークラブ(6月21日生まれ)愛称:「ミュー」「ミューちゃん」
2018年3月18日加入。6月2日から活動開始。不思議の国担当。福井県出身。WACK合同オーディション2018当時はチョウショージメグミ名義。解散後ディアステージに移籍し、ミームトーキョーのメンバーとしてMEW名義で活動。
  • YUiNA EMPiRE(2月7日生まれ)愛称:「ゆいなぴ」
元EMPiREメンバー。2018年5月2日加入。6月2日から活動開始。バク担当。宮城県仙台市生まれの埼玉県育ち。BiS解散後、CARRY LOOSEのメンバーとなるが2020年10月に解散。同年12月、WAggに加入。

旧メンバー

  • プー・ルイ(1990年8月20日 (1990-08-20) - )愛称:「プーちゃん」
リーダー兼ヨゴレ担当。埼玉県出身。松隈ケンタ、渡辺淳之介と共にBiSの再始動を2016年7月8日に発表する。再結成に伴い年齢を「18歳」と設定する。ダイエット企画「DiET or DiE」の失敗に伴い、2017年9月16日より活動休止していたが、10月6日より復帰。2018年1月6日の「BiS 2nd BEGiNNiNG TOUR」初日公演にて、3月4日両国国技館公演でBiSを卒業することを発表。3月7日リリースの両A面シングル「WHOLE LOTTA LOVE / DiPROMiSE」のタイトル曲の1つ「DiPROMiSE」のMVは、ソロ時代からBiS解散、そして再結成を経て以降のオフショットを中心に構成された。2018年6月6日、BILLIE IDLE®に加入。BiS卒業までSAiNT SEXメンバー。
  • カミヤサキ(1991年9月27日 (1991-09-27) - )愛称:「サキ様」「サキエさん」
GANG PARADEメンバー。第1期BiSメンバー。ハンサム坊主担当。2017年5月1日から9月30日までの期間限定で、BiSにレンタル移籍となっていたが、8月6日に移籍期間の無期限延長が発表された。2018年3月3日にレンタルトレードを解除。3月4日に執り行われた“レンタルトレード終了の儀”をもって、GANG PARADEへ復帰。SAiNT SEXメンバー。
  • ももらんど(7月16日生まれ)
2017年4月2日加入。5月30日から活動開始。CHANGE the WORLD担当。鹿児島県出身。WACK合同オーディション当時はヒラノノゾム名義。2018年4月20日脱退。
  • ネル・ネール(7月28日生まれ)
2018年3月18日加入。6月2日から活動開始。ダイナマイト担当。岡山県出身。WACK合同オーディション2018当時はオレンジコバンパイア名義。2019年1月1日脱退。

マネージャー

  • 渡辺淳之介(わたなべ じゅんのすけ、1984年10月23日 - )愛称:「ジュンジュン」
第1期解散後に株式会社WACKを設立。詳細は渡辺淳之介を参照。

メンバー変遷史

表中、メンバー欄の▲は加入、▼は脱退・卒業、リリース欄の●はシングル、■はアルバムを示す。

第1期

第2期

第3期

タイムライン

作品

※順位はオリコン・ウィークリーランキング最高順位。

シングル

アルバム

カバー・アルバム

コンピレーション・アルバム、ベスト・アルバム

オムニバス参加・ゲスト参加作品

映像作品

その他

出演

ラジオ

  • BiSのアイ研!!(2011年 - 2012年、下北FM)
  • RADIO DRAGON 〜Monthly Dragon〜(2012年10月 - 、TOKYO FM) - 火曜日レギュラー
  • BiSのビッスン?(2013年1月6日 - 2014年7月5日、ラジオ日本)
  • BiSなりのオールナイトニッポンR(2014年5月31日、ニッポン放送) - 27:00 - 29:00
  • SESSION!〜BiS EDiTiON〜(2021年4月7日 - 、Date FM) - 水曜レギュラー

テレビ

  • バックステージ・アイドル・ストーリー(2012年10月10日 - 11月28日、スペースシャワーTV) - 全8回

映画

  • MOOSIC LAB 2012 『アイドル・イズ・デッド』(2012年、加藤行宏監督)
  • アイドル・イズ・デッド ノンちゃんのプロパガンダ大戦争(2014年1月11日、加藤行宏監督)
  • 劇場版BiSキャノンボール2014(2015年3月5日、カンパニー松尾監督)
  • 劇場版 アイドルキャノンボール2017(2018年2月3日、日活、カンパニー松尾監督)

書籍

  • BiStory〜アイドルを殺したのは誰?〜(2013年8月20日、ムオン・エンタテインメント)
  • MOBiSPROOF―BiSの7日間戦争(2013年10月18日、デザインスタジオSTUDS)
  • 月刊BiS×米原康正+DVD(2014年1月10日、イーネット・フロンティア)
  • BiS BOOK -What is BiS?-(2022年3月2日、StoryWriter)
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「IDOL騒動」

2012年4月11日にリリースされたBiSの5thシングル「IDOL」にまつわるダマし企画と一連の騒動。

5thシングル「IDOL」のリリースを前にBiSは“新曲のPV”として「アイドル」をYouTube上に公開(現在は削除済)。 メイド服に身をまとい、それまでのロックチューンから王道アイドル路線へ大きく方向性を変えたスタイルとサウンドに多くの研究員が動揺。PV公開直後にメンバーのテラシマユフがBiSの方向性やマネジメント批判ともとれる意味深なブログを公開(←即日削除)したこともありさらに波紋を広げる。

その後、公式のアナウンスを出さないままBiSはライブやイベント出演を重ね、2012年3月24日新宿ロフトプラスワンにてCDデビュー一周年記念イベント『全曲踊ろうぜみんな。あと乾杯しよう。』を開催。オールナイトイベントとなった本イベントの様子はニコニコ生放送でもライブ配信。合計視聴者3万人を超える注目を集めたイベント終盤、マネージャーの渡辺が一人ステージ上に立ちBiSの王道アイドル路線転身についての叛意を涙ながらに訴え、同シングルのリリースをもってディレクターの降板を表明。この渡辺の言動により研究員の動揺はピークに達する。

そしてシングル発売前日の2012年4月10日午前0時(CDが店頭に並ぶのは発売日前日が通常のため実質上の発売日)にBiSは新曲のPV「IDOL」を公開。先に公開されたPV「アイドル」と王道アイドル路線への転身はBiS自らによるだまし企画だったことを表明した。

「IDOL」のPVはエキストラの研究員を集め、邪教の女神に扮したBiSを十字架に磔にして早朝の街中を練り歩くという日のこれまでの過激な路線を踏襲した内容。しかしその撮影直後のテラシマユフのブログでの反論、そして一周年イベントでの渡辺のプロデューサー降板表明と、長期間に渡る周到な計画が積み重ねられ、事実を知る関係者もごく一部に限られていたため、「アイドル」のPV公開直後は半信半疑だった多くの研究員がこの騒動に巻き込まれることとなった。(「IDOL」はHMV限定シングルだったが店舗にも事実は伝えられていなかった)

その後、2012年4月15日の下北沢SHELTERでのワンマンライブ『Killer BiS』で“騒動の黒幕”マネージャー渡辺はテラシマユフにバリカンで頭を丸刈りにされ一連の「IDOL騒動」は終止符を打った。

研究員

BiS(新生アイドル研究会)のファンの呼称。ライブやイベントでの熱烈な応援と度を過ぎた奇行がしばしば本人たちよりも観客の注目を集める。

なお、メンバーごとのファングループについては以下のように呼称される。

脚注

関連項目

  • OTOTOY
  • 南波一海
  • ミキティー本物 - 2012年のメジャーデビューから2014年の第1期BiS解散まで振り付けを担当。自ら率いるゲイアイドルグループ・二丁ハロ(現二丁目の魁カミングアウト)では、「nerve」をライブで披露していた。
  • BiSH - 2015年、渡辺淳之介が「BiSをもう一度始める」として結成。

外部リンク

公式サイト

  • BiS official website / 新生アイドル研究会(Brand-new Idol Society)公式ウェブサイト
  • BiS.LEAGUE Official SITE
  • BiS(ビス) - 最新ニュース|日本クラウン株式会社 クラウンレコード
  • BiS|エイベックス・ポータル - avex portal
  • ULTRA STUPiD RECORDS - YouTubeチャンネル
  • BrandnewidolTV - YouTubeチャンネル
  • BiS - avex - YouTubeプレイリスト
  • BiS 新生アイドル研究会 OFFiCiAL CHANNEL - YouTubeチャンネル

X (旧Twitter)

  • BiS−新生アイドル研究会-オフィシャル (@BiSidol) - X(旧Twitter)
  • ULTRA STUPiD RECORDS (@ULTRASTUPiD_BiS) - X(旧Twitter)
  • トギー (@TOGGY_BiS) - X(旧Twitter)
  • ナノ3 (@NANO3_BiS) - X(旧Twitter)
  • ヒューガー (@HYUGA_BiS) - X(旧Twitter)
  • イコ・ムゲンノカナタ (@MUGEN_BiS) - X(旧Twitter)
  • クレナイ・ワールズエンド (@KURENAi_BiS) - X(旧Twitter)

Instagram

  • トギー (@toggy_bis) - Instagram
  • ナノ3 (@nano3_bis) - Instagram
  • ヒューガー (@hyuga_bis) - Instagram
  • イコ・ムゲンノカナタ (@mugen_bis) - Instagram
  • クレナイ・ワールズエンド (@kurenai_bis) - Instagram

TikTok

  • BiS−新生アイドル研究会- (@bis_ultrastupid) - TikTok

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: BiS by Wikipedia (Historical)


ノット


ノット


ノット (knot 記号: kn, kt)は、速さの単位であり、1ノットは1時間に1海里 (1852 m) 進む速さである。

概要

日本の計量法第5条第2項において、用途を限定する計量単位を「特殊の計量単位」として認めている。ノットはこの「特殊の計量単位」の一つであり、「航海又は航空に係る速さの計量」に限定して使用が認められている。

計量法におけるノットの定義は、「1時間に1852メートルの速さ」すなわち、1時間に1海里進む速さということである。(1852/3600) m/s であり、換算すると、約0.514444 m/s ということになる。ただし、イギリスでの公式の定義では、(正確に)0.51477 m/s である。これは、1海里を1853.184 m6080 国際フィート)とし、これを3600秒で除した値を小数5桁に丸めたものである。

ノットは現在も船舶や航空機の速度をあらわす単位としてよく用いられている。これは海図上や航空図上で距離を測るには緯度1分に相当する海里を用いて計算するほうが容易であり、したがって速度もノットを用いる方が便利であるためである。ノットを使用する際には、SI単位(この場合はキロメートル毎時 (km/h) など)との対応関係を示す必要がある。

国際単位系 (SI) における位置付け

ノットは、現在の国際単位系 (SI) の国際文書(第9版、2019年)においては、「その他の非SI単位」としても認められていない。かつては(2006年から2019年まで)、国際単位系(SI)の文書である国際文書第8版 (2006)において「表8 その他の非SI単位」の一つとして掲げられていた。

ノットの記号

ノットの単位記号には、国際的に合意された記号はないが、kn がよく使われる。ただし、日本の計量法では、単位記号は「kt」と定められている。

かつては漢字で"節"という表記が用いられたことがある。しかし、この漢字表記は計量法では認められていない。

かつての定義など

かつては海里の定義が様々に異なっていたので、ノットの定義も異なっていたが、現在では国際海里を基にしたものにほぼ統一されている。

国際海里は1929年に定められたが、アメリカは1954年まで1海里 = 正確に6080.20 測量フィート = 約1853.248 666メートル、イギリスは1970年まで1海里 = 正確に6080 国際フィート = 正確に1853.184メートルという定義を使っていた(この値は現在でも、イギリスの公式のノットの定義の算出に用いられている)。

起源

ノットという言葉は英語で「結び目」を意味する。

大航海時代、船の緯度を知るには時計と太陽の高度を、経度を知るためには速度を計測する必要があった。

当初、船の船首から丸太(log)を投げ込み、船尾までの時間を砂時計で計り、進行速度の記録としたが船によってマチマチで経験豊富な航海長が必要であったし、夜や嵐の最中では計測不能と言う欠点があった。そこで、ロープの先端に丸太や板をしばり、ロープに一定の間隔で結び目を作り、丸太や板を海に投げ込んでから一定時間の間に結び目がいくつ手の中を通過するかをカウントして記録するようになった。結び目は「ノット」(knot)なので、この語が速度の語源になった。ちなみに、英語では2以上は two knots, three knots のように「ノッツ」になるが、日本語では常に単数形の「ノット」を使う。なお、1 NM(海里)は緯度の 1 分の距離であるので、どの緯度であっても地図とディバイダがあれば計算できる。

速度計の登場以前においては「ハンドログ」という器具を用いて「28秒砂時計の砂が落ちきる前にロープの等間隔の結び目(knot)をいくつ繰り出したか」で速度を測っていた。結び目と結び目との間は 15.4 mであった。

目立った目印のない海上や空中では、自船の位置は進行する方位と速さを求め、その速度で航行した時間を用いて把握していた。1 海里は緯度 1 分に相当する平均的な子午線弧の長さに等しいことから、海図上では非常に分かりやすい単位となる。このため、海里を単位に含むノットは、船舶や航空機でよく使用されることとなった。

航海・航空分野以外でも、気象観測における風速の単位として使われることがある。例えば、国際的な海上気象データの収集・保管には、ノットが現在も使用されている。

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換算

簡便な換算

1ノットは、約0.514 m/s なので、概数として、1ノットの2倍が 1 m/s であるとして、簡便に換算することが多い。さらに、1ノットを1.9 km/h、1海里を 1.9kmとして簡便に換算されることもある。

例えば、

  • 10ノット → 約5 m/s 
  • 10ノット → 約19 km/h (10海里 → 約19 km)

符号位置

脚注

注釈

出典

関連項目

  • 速さの比較

Text submitted to CC-BY-SA license. Source: ノット by Wikipedia (Historical)



秒


(びょう、英: second, 仏: seconde 、記号 s)は、国際単位系 (SI) における時間の単位である。他の量とは関係せず完全に独立して与えられる7つのSI基本単位の一つである。秒の単位記号は、「s」であり、「sec」などとしてはならない(秒#表記)。

「秒」は、歴史的には地球の自転の周期の長さ、すなわち「一日の長さ」(LOD)を基に定義されていた。すなわち、LODを24分割した太陽時を60分割して「分」、さらにこれを60分割して「秒」が決められ、結果としてLODの86400分の1が「秒」と定義されてきた。しかしながら、19世紀から20世紀にかけての天文学的観測から、LODには10−8程度の変動があることが判明し、時間の定義にはそぐわないと判断された。そのため、地球の公転周期に基づく定義を経て、1967年に、原子核が持つ普遍的な現象を利用したセシウム原子時計が秒の定義として採用された。

なお、1秒は偶然にも人間の標準的な心臓拍動の間隔に近い。

定義

「秒」は、2019年5月以降、以下のように定義されている。

この定義を受けて、日本の計量法においては「セシウム133の原子の基底状態の二つの超微細準位の間の遷移に対応する放射の周期の9192631770倍に等しい時間」(計量単位令別表第一第3項)と定義されている。

表記

単位記号

秒の単位記号は、小文字・立体の「s」である。しばしば「sec」や「sec.」と書かれることがあるが、これらの表記は国際単位系および日本の計量法では認められておらず、誤りである。

漢字表記

漢字「秒」の本来の意味は、小麦や稲などの穂先の堅い毛すなわちのぎのことである。そこから、わずかなもの、微細なものの意味となった。『孫子算経』では、小数の位取りに「」を用い、「)」の10分の1(すなわち0.0001、1万分の1)を「」としている。宋時代にこの秒は「」に置き替えられた。明時代に西洋の時法が伝わったとき、わずかな時間である「second」に「」の字が宛てられた。

歴史

機械時計成立以前の秒

古代のバビロニアそして中国では、1日を12等分する時間を設け、これを日時計による観測で確認をしていた。また、少なくとも紀元前2000年頃にはエジプトでは1日を昼と夜に分け、それぞれを12の時間単位で区切っていた。これは不定時法と呼ばれ、季節による昼や夜の長さ変動から、それら時間単位の実際の長さは一定していなかった。古代ギリシアのヒッパルコス(紀元前150年前後)と古代ローマのクラウディオス・プトレマイオス(150年前後)は、それぞれ1日を六十進法で細分し、平均化された1時間(1日の24分割)や、1時間の単純な分数(1/4や2/3など)そして時間の度合い(現代の「分」にも通じる1日の360分割)などを用いたが、これらは現代の分や秒とは異なっていた。

六十進法の定義によって分けられる1日は 1/60のn乗の時間区分を設けていくことになるが、300年頃のバビロニアでは少なくとも(1/60)6までの分割(2マイクロ秒よりも短い)を行っていた。ただし、そのようなごく短い時間単位を基準に用いていた訳ではなく、例えば1年という時間を細分単位で表すような場合には1日の60分割単位を基礎としていた。バビロニアでは1日を360分割した she という単位(現代の4分に相当する時間)、これをさらに72分割した helek という単位(現代の10/3秒に相当する時間、ユダヤ暦の「ヘレク」と同じ)を使っていた。彼らはこれらの単位時間を正確に測定を行う手段は持っていなかったが、計算で、例えば1朔望月の平均時間を六十進法で29;31,50,8,20日(≒29.5305941358 日)という値を得ていた。この計算方法はヒッパルコスとプトレマイオスが使っていた方法である。この「ヘレク」は1080分の1時間であり。ユダヤ暦では、平均月を29日と12時間793ヘレク(=29日と12.734時間)とする。

西暦1000年、ペルシア人の学者アブー・ライハーン・アル・ビールーニーは、新月となる週に、日曜日の正午を基準点とした「日、時、分、秒」さらに秒より細かな2段階の区分を施した。1267年にはロジャー・ベーコンが、満月日の正午を基準に「時(horae)、分(minuta)、秒(secunda)」さらに細かな tertiaquarta へ分けた。「秒」を60分の1に細分する用語tertiaは、英語ではthirdとなり、現代のポーランド語「tercja」やトルコ語「salise」に残っているが、通常は小数点以下2桁で示される。またこのthirdに相当する漢字の単位名称は現代ではまず用いられないが、中国・日本の西洋時法伝来以降の古文献では「微」が用いられた。tertiaの下のquartaは英語ではfourthとなり、中国・日本の古文献における漢字名称としては「繊」が用いられた。それより下の六十進法による分割単位も存在するが、それについては六十進法#単位を参照のこと。

現代英語の「second」は、元々「第二の分」「次の分」を意味する「second minute」と呼んでいたことを由来とする。それに対して分のことは「第一の分」を意味する「prime minute」と呼んでいた。すなわち、1時間に対する第1の分割、第2の分割という意味である。

秒表示を持つ機械時計

時計が秒単位を表示するようになった初期の例は、16世紀後半に現れる。1560–1570年のフレマースドルフ・コレクションには、秒針を持つねじ式時計がある。同じ頃、タキ・アルジンは5秒刻みの表示をする時計を製作した。1579年にはヨスト・ビュルギがヴィルヘルム5世の依頼を受け、秒を示す時計を作った。1581年にはティコ・ブラーエが天文台の時計を改修した際に分と秒の表示を加え、1587年に彼は、この時計は4秒の狂いしか生じなかったと述べた。

秒表示の正確性は、振り子時計が発明され、日時計による見かけ時間の表示から平均時を表すことができるようになって向上した。特に1670年にビル・クレメント(William Clement)がクリスティアーン・ホイヘンスの時計に秒振り子を加えた事が顕著に貢献した。ロングケース・クロックの秒振り子は一往復で2秒を示し、片方からもう一方へ振れる際に鳴る機械音が1秒毎の時間を刻んだ。そして、精密時計の文字盤には1分間で一周する秒針が加えられるようになった。

日本の法令では、1951年(昭和26年)に制定された計量法で、時間の計量単位として秒が定められ、「秒は、平均太陽日の1/86400とし、東京天文台が秒として決定する時間で現示する」とされた。当時の東京天文台(現国立天文台)では、子午儀による恒星の観測で時を測定し、測定結果を外挿して標準時計であるリーフラー振り子時計の歩度を調整して保時していたといわれる。

地球の公転周期に基づく秒

歴史的には地球の自転周期すなわち一日の長さ(LOD)は一定だと考えられていた。ところが、クォーツ時計の精度が向上すると、LODには潮汐力や季節変動による1ミリ秒から2ミリ秒程度の変動、すなわち10−8日程度の変動があることが分かってきた。このため、LODを元にした定義では、精度上の問題があることが判明した。

LODの変化には、海流や大気の循環、さらに地球の核の流動なども影響を及ぼしている。また、地震の発生も潮汐力による変動の1000分の1程度のわずかの自転周期の変動を起こす。

なお、LODが数年間の期間内に徐々に長くなっている(又は、地球の自転が遅くなっている)ことが閏秒が設けられている理由であるということが広範に信じられているきらいがあるが、これは、誤解である。詳細は閏秒挿入の理由についての間違った理解、地球の自転を参照のこと。

このLODの不安定性を受けて、1954年の第10回国際度量衡総会(CGPM)での決議に基づき、1956年の国際度量衡委員会(CIPM)において、秒の定義を地球自転よりも変動が少ない公転に求め、「1900年の年初に近い時で、太陽の幾何学(章動と光行差の影響を除いた)平均黄経が 279度41分48.04秒 となる時刻を基点として測り、この時刻を暦表時1900年1月0日の12時(日本標準時で1899年12月31日21時)と定義する。暦表秒はこの時刻から1太陽年の 1/31556925.9747」と改められた。日本の法令では、1958年(昭和33年)に改正された計量法で、「秒は、明治32年12月31日午後9時における地球の公転の平均角速度に基いて算定した1太陽年の1/31556925.9747として東京天文台が現示する」とされた。当時の東京天文台では、写真天頂筒(PZT)で時の計測を行い水晶時計で保時していたといわれる。暦表時とは、ニュートン力学に基づき地球の公転周期を元にして定めた時刻である。このときに使用されたのは、18世紀から19世紀までの天文観測に基づいて1900年以降の太陽の運動を示す方程式を記述した「ニューカムによる太陽の見かけの(光行差を考慮した)平均黄経」であった。この定義は1960年の第11回国際度量衡総会 (CGPM) で批准された。1900年というのは、この年における平均太陽日が86400秒になるという意味ではなく、単に時間を決めるための基準点としてきりの良い日付が選ばれたに過ぎない。そのため、基準値をもう一度測定しようとしても1900年に遡って行うことは不可能であり、再現性に課題を抱えていた。

原子時計による秒

新たな定義は、アルカリ金属であるセシウムを用いた原子時計によるものである。セシウムは天然では原子量133の元素のみが存在し、かつその沸点は671℃と低く、他の元素に比べて使いやすいために、原子時計に採用されていた。そのため、観測によってのみしか決定できない地球の公転よりも、実験室で求めることが可能な原子時計を直接用いて秒の定義を決めることが効率的と考えられた。これには、量子力学の原理から、すべての133Cs原子には個別の差が存在しないため、原理的に同一の定義が可能という特色もある。

1955年6月にイギリスの国立物理学研究所 (NPL) がセシウム原子時計を実用化すると、いくつかの国家は原子時計を導入し、時系の運用に使用し始めた。まず、原子時計には誤差の徹底的な洗い出しと対策が施され、そしてアメリカ海軍天文台 (USNO) のウィリアム・マーコウィッツとイギリス国立物理学研究所(NPL)のルイ・エッセンによってセシウム原子の超微細遷移周波数と暦表秒との関係が求められた。マーコウィッツとエッセンは、3年間の共同研究を経て1秒が9192631770周期だという数値を得た。これは、1951年にマーコウィッツが発明した星と月の動きを同時に追える月観測用カメラをUSNOが2台、大西洋を挟んで並列で設置し、月による星食から、高精度の暦表時を確認することで得られた。また、この観測でNPLは、アメリカ内陸部コロラド州の標準電波局短波放送による識別信号を使い、2台の原子時計の比較調整を行った。

1956年に国際度量衡委員会 (CIPM) の下部機関として設置された、「秒の定義に関する諮問委員会 (CCDS、現CCTF)」第1回会議で、エッセンはセシウム原子時計と天文時系の比較結果を報告し、セシウム原子周波数標準を秒の原器にするよう強く主張した。しかしその会議では、メートルの定義をメートル原器からクリプトン原子波長に置き換えた前例と同じように、10年間ぐらいは各種周波数標準と比較研究する必要があると結論された。

その後、1964年には、第12回国際度量衡総会 (CGPM) で高度の時間計測のために原子的標準に到達する緊急性を認め、CGPM決議5による委任に基づいてCIPMで時間の物理学的測定のために暫定的に用いるべき原子又は分子に基づく周波数標準の指定を行った。そして、40カ国の代表が参加した1967年の第13回CGPMにおいて、セシウム原子時計によるSIの秒の定義が決定された。日本の法令では、1972年(昭和47年)に改正された計量法で、「秒は、セシウム133の原子の基底状態の二つの超微細準位の間の遷移に対応する放射の周期の9192631770倍に等しい時間として現示する」とされ、秒を東京天文台が現示する定めがなくなり、どの機関が現示するのかは明示されなくなった。さらに、1992年(平成4年)に旧計量法が全部改訂され、新たな計量法の規定に基づく計量単位令により、秒は定義だけが示され、国の機関が秒を現示する定めはなくなった。1997年の国際度量衡局 (BIPM) の会議では「秒の定義は0 Kの下で静止した状態にあるセシウム原子に基準を置いている」という声明が出された。しかし現実には、絶対零度、止まった原子、そして外部からの電磁波等を全く排除した状態を作り出すことは事実上不可能であり、この理想状況との差異を評価して補正を加えなければならない。これを自動で行う機器の例には、一次周波数標準器がある。日本では、法令で秒を現示する指定がない状態が継続していたが、2003年(平成15年)に、秒の現示に代わって時間(秒)の逆数で表される周波数について、周波数標準器が経済産業大臣から特定標準器として指定された。なお、国家標準(特定標準器)には、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)と独立行政法人産業技術総合研究所計量標準総合センター(NMIJ)の周波数標準器(原子時計)が指定されている。

この補則は SI 秒の定義が、黒体輻射により摂動を受けないセシウム原子に基づいていることを明確にしている。すなわち、周囲環境が熱力学的温度で0 K である。

新しい定義への模索

もっと精度の高い定義として、現行のマイクロ波による定義から光に基づく定義に変更する研究が進んでいる。その候補としては光格子時計などが研究されており、国際度量衡局は、「秒の二次表現」(秒の新しい定義の候補)として、9種類を採択している。光格子時計としては、ストロンチウム格子時計とイッテルビウム格子時計の2つがある。

これの研究の進展により、10−18程度の精度を持つ時計が実現されようとしており、これをもとに、2026年(第28回国際度量衡総会が開催)か2030年(第29回国際度量衡総会が開催)を目途に、新しい秒の定義が採択される見込みである。

定義採択の条件としては、次の5つが挙げられている。

  1. ~10−18 の相対不確かさの光時計が3つ以上出現すること。
  2. 3つ以上の異なる研究所において~10−18 の相対不確かさで,光時計の同等性を確認できること。
  3. 原子泉方式セシウム1次周波数標準器との比較において,3×10−16 以下の相対不確かさで,周波数が決定できること。
  4. 異なる光時計の周波数比が2つ以上の研究機関で 5×10−18 以下の相対不確かさで測定されること。そして,このような周波数比の測定の実績が5つ以上になること。
  5. 国際原子時 (TAI) への定期的な貢献が可能になること。

定義の変遷

倍量・分量単位

他の多くのSI単位と同様、倍量単位・分量単位としてSI接頭語を秒に付けることができる。秒の倍量単位は、規定上はキロ秒、メガ秒などもありうるが、通常は、非SI単位である分・時・日・週・月・年・世紀などの慣用の単位が使われるため、SI接頭語つきの単位はほとんど用いられない。

  • 1 min(分)= 60 s
  • 1 h(時)= 60 min = 3600 s = 3.6 ks
  • 1 d(日)= 24 h = 86400 s = 86.4 ks

上記の3つの単位は、国際単位系(SI)の公式文書に記載がある「SI単位と併用できる非SI単位」である(SI併用単位#SI併用単位)。 なお、平均太陽日(LOD)は観測によって決まるものであり、単位としての日(d)(= 正確に 86400 s)とは、ずれがあることに注意(詳細は、地球の自転、閏秒を参照)。

以下の単位は、国際単位系(SI)では定義されていない。年と世紀は、天文学では通常、ユリウス年とユリウス世紀を用いる。定義は国際天文学連合による。

  • 週 = 7日 = 604800 s = 604.8 ks
  • 月 = 28日、29日、30日、又は31日
  • ユリウス年 (単位:a)= 365.25日 = 31557600 s = 31.5576 Ms
  • ユリウス世紀(単位:T)= 100 ユリウス年 = 36 525日 = 3155760000 s = 3.15576 Gs

逆に1秒は慣用の単位では以下のように表される(全て、6桁目を四捨五入している)。

  • 1秒 = 1.6667×10−2 min
  • 1秒 = 2.7778×10−4 h
  • 1秒 = 1.1574×10−5 d
  • 1秒 = 1.6534×10−6
  • 1秒 = 3.1688×10−8 ユリウス年
  • 1秒 = 3.1688×10−10 ユリウス世紀

分量単位には以下のものがある。

国際原子時と閏秒

原子時計で定義された秒を基礎に置いた時刻、正確には世界中にある300台以上の原子時計が算出する平均によって決められる時系があり、これを国際原子時 (TAI) と呼び、1958年1月1日0時に世界時 (UT) に合わせて開始している。ところで、地球の自転に基づく世界時 (UT) は、地球の自転の角速度の変動により、国際原子時 (TAI) との間にズレが生じる。日常生活に使用される時刻の基礎である協定世界時 (UTC) は1972年以後、原子時計に基づく国際原子時 (TAI) と全く同じ歩度(秒間隔)を維持しながら、正午近くに太陽が正中に来るように時刻を設定するため、協定世界時 (UTC) と世界時の UT1 との差が0.9秒を超えないようにする、閏秒調整を行っている。

1961年から1971年までは標準周波数のオフセットと時刻のステップ調整で世界時の UT2 に近似していた(旧協定世界時)。1972年からはこのステップ調整は廃止されることになり、代わりに協定世界時 (UTC) と国際原子時 (TAI) との差を整数秒となるように調整することとなった。この制度変更を受けて1972年1月1日0時の協定世界時 (UTC) と国際原子時 (TAI) との差が正確に10秒(協定世界時 (UTC) が国際原子時 (TAI) から10秒遅れ)となるように調整(特別調整という)された。同時に、それ以降の協定世界時 (UTC) と国際原子時 (TAI)との歩度を調整する方法は、閏秒を適宜加えるか除くやり方に改められた(詳細は、閏秒の項を参照)。

1972年以降の閏秒の調整は、すべて閏秒1秒を加える操作であって、2017年までにこれが27回実施された。結果、特別調整(10秒)を加えると協定世界時と国際原子時との差異は2017年段階で37秒となっている。

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固有時と座標時

一般相対性理論によれば、狂いのない理想的な時計であっても、それが刻む時刻は、その時計が過去に、どのような重力場のなかをどのような運動をしたか、によって変わってくる。このような時刻を「固有時」と呼ぶ。これに対して、共通の基準となる目盛りのついた時間と空間を「基準座標系」と呼び、このうちの時間座標を「座標時」と呼ぶことがある。地球上の時計の固有時は、主に太陽、地球自体、月、諸惑星の重力ポテンシャルの影響下にあるものと考えてよい。時計のある場所が、これらの天体に対して位置を変えるので、このポテンシャルの影響は一定量と変化量の合成となる。この変化量の最大のものは太陽のポテンシャルの変化によるもので、地球軌道が楕円であるため太陽からの距離が年周変化することで生じ、地球上の時計が一斉に全振幅 6.6×10−10 の年周変化をすることになる。これを時計面でみると秒の長さの変化が積算されるので、全振幅 3.3 ms の年周変化を示すことになる。なお、変化とは、一切の重力ポテンシャルの影響から全く離れた場所の座標時に比較して測られる量を言う。また、地球ポテンシャルの影響として、時計の置かれている場所の標高(ジオイドからの高さ)の違いに対応して、1 km当たり1.1×10−13の歩度差が生じる。

1967年に国際度量衡委員会 (CIPM) の下部機関である秒の定義に関する諮問委員会 (CCDS、現CCTF)で、原子標準による秒の再定義が具体的に提案され始めると、時間、周波数分野での相対性論効果の取扱いについて、国際的かつ公式に討議されるようになる。この時の議論では、例えば日本の代表からは「セシウム遷移観測にあたり、特定の場所の指定を行えば、秒の定義はその場所の固有時になる」、「観測対象が適当な大きさの実験室内に限られた物理測定では固有時の採用で必要かつ十分であるが、対象が実験室外にある場合は一般相対論の補正を必要とする」、「地球上又はその近傍にある原子時計は、天体に由来する引力ポテンシャルの影響を受ける」、また、「遠隔の原子時計の相互比較のために必要欠くべからざる補正は現在直ちに用いられる形では準備されていないと思われる」などの意見があった。

このような国際的討議の結果、秒の定義には特定の場所は指定しないことになった。これは、物理法則を求めるための実験室内の一般計測では、その場所の固有時を用いれば必要かつ十分であるということを基礎としたもので、必要があれば相対性理論による補正を行えばよいという考え方である。 しかし、セシウム原子の遷移周波数で定めた秒間隔を積算する原子時や周波数標準について、各国の標準研究所間で相互比較をしたり、世界的な統一基準を確立しようとすると固有時のみの考え方では不十分となり、座標時的な概念の導入が必要となる。

このため、国際原子時 (TAI) について、1980年に秒の定義に関する諮問委員会(CCDS、現CCTF)第9回会合では国際原子時 (TAI) は座標時なのか、基準系、座標変換に必要なモデルなどについて議論された。その結果「TAI は、回転するジオイド上で実現される SI の秒を目盛りの単位とした, 地心座標系で定義される座標時の目盛りである」と声明を発表している。また、「現状では、一般相対性理論の一次補正(地球の重力ポテンシャルの差、速度の差および地球の自転に対する補正)を行うことによってジオイド近傍のいかなる固定点あるいは移動点にも十分な精度で TAI を拡大することができる」とされる。

符号位置

Unicodeには、秒の分量単位を表す上記の文字が収録されている。これらはCJK互換用文字であり、既存の文字コードに対する後方互換性のために収録されているものであるので、使用は推奨されない。

脚注

出典

参考文献

  • 安田正美、”単位は進化する 究極の精度をめざして”、DOJIN選書078、株式会社化学同人、2018年8月20日第1版第1刷、ISBN 978-4-7598-1678-5
  • 安田正美、"1秒って誰が決めるの? 日時計から光格子時計まで"、筑摩書房、2014年6月10日 初版第一刷、ISBN 978-4-480-68918-4
  • 佐分利義和「周波数・時間計測における相対論効果 (周波数・時間標準特集号) -- (周波数と時間の計測)」(pdf)『電波研究所季報』第29巻第149号、電気通信振興会、東京都、1983年2月、55-63頁、ISSN 0033-801X、NAID 40002561713、NCID AN00154260、2014年2月11日閲覧 
  • 西條敏美『単位の成り立ち』(第1刷)恒星社厚生閣、2009年。ISBN 978-4-7699-1099-2。 
  • Landes, David S. (1983年). Revolution in time. Cambridge, Massachusetts: ハーバード大学出版局 
  • 和田純夫、大上雅史、根本和昭『単位がわかると物理がわかる』(初刷)ベレ出版、2002年。ISBN 4-86064-013-6。https://books.google.co.jp/books?id=T0vVzb2FmlYC&printsec=frontcover&dq=%E5%8D%98%E4%BD%8D%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%81%A8%E7%89%A9%E7%90%86%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8B&source=bl&ots=A8IzbvnlLj&sig=hFRut3bONHtfEj0-1ZQZJ2yFQfo&hl=ja#v=onepage&q&f=false 
  • BIPM (2006年3月). “BIPM - seconde” (html) (フランス語). BIPM - Brochure sur le SI (8e éd.). 国際度量衡局. 2014年2月2日閲覧。
  • BIPM『国際文書第8版 (2006) 国際単位系(SI) 日本語版』(pdf)訳・監修 (独)産業技術総合研究所 計量標準総合センター(8版)、(独)産業技術総合研究所 計量標準総合センター、茨城県つくば市、2006年6月。原書コード:ISBN 92-822-2213-6。https://web.archive.org/web/20191008102417/https://unit.aist.go.jp/nmij/library/units/si/R8/SI8J.pdf2014年1月30日閲覧 
  • 『計量法(平成4年法律第51号)』1992年5月20日。  e-Gov法令検索
  • 『計量単位令(平成4年政令第367号)』1992年11月18日。  e-Gov法令検索

関連項目

  • 時間の比較
  • 毎秒

外部リンク

  • 2000万年に1秒と狂わない高精度原子時計を開発(独立行政法人産業技術総合研究所 プレスリリース2003年6月9日)
  • 『秒』 - コトバンク


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キロメートル毎時


キロメートル毎時


キロメートル毎時(キロメートルまいじ、英: kilometre per hour、 記号:km/h)は、速さの単位である。ただし国際単位系(SI)では、「速さ」「速度」の単位としている(速さと速度の違いについては、速度#速度と速さを参照のこと)。

1キロメートル毎時は「1時間に1キロメートルの(距離を進む)速さ」を示す。

口頭では「時速○○キロ (メートル)」と表現され、誤解のおそれのない場合は、さらに「時速」と「メートル」を省略して単に「○○キロ」と表現されることがある。

一貫性との関係

速さと速度のSI単位はメートル毎秒である。「時」はSI併用単位であり、それを組み立てたキロメートル毎時はSI併用単位となる。日本の計量法では速さの単位としてメートル毎時を認めており、これにはSI接頭語をつけることが許されているため、その1000倍の速さであるキロメートル毎時 (km/h) も使用して良いこととなる。

国際単位系 (SI) における一貫性 (単位系)のある組立単位は、メートル毎秒 (m/s)だけである。キロメートル毎秒 (km/s)、メートル毎時 (m/h)、キロメートル毎時 (km/h) はいずれも一貫性がない。しかし、運輸、旅行に関する速さの計量においては、キロメートル毎時 (km/h)が感覚的に分かりやすいため、鉄道・自動車その他の交通用具の速度表示に多く用いられている。

単位記号

単位記号はkm/hまたはkm·h−1であるが、英語圏などではkph, kmph, km/hrなどのようにも書かれる(p は per の略記)。ただし、日本の計量法体系では1951年(昭和26年)の計量法制定以来km/hのみが認められており、その他の記号は使うことができない。

記号の経緯

メートル条約調印から4年後の1879年、国際度量衡委員会 (CIPM) は当時の国際度量衡総会 (CPGM) の支援の下、様々なメートル単位の記号を提案した。その中には、「キロメートル」を表す記号「km」の使用も含まれていた。

1948年、CGPMは国際単位系 (SI) の準備作業の一環として、普遍的に合意された記号を持たない多くの単位の記号を採用した。その結果、「km/h」、「km h-1」、「km·h-1」の3つの形式のうちの1つで、「km/h」は「キロメートル毎時」の有効な表現となった。

国際単位系は、単位記号は略語ではなく、特定の規則を用いて表記すると明記している。ダンルー・デュメニル(Maurice Danloux-Dumesnils)はこの区別を次のように説明している。

国際単位系による記法、つまりkm/h(km h-1、またはkm·h-1)の使用は、現在では、SI単位であるメートル毎秒(m/s、m s-1、またはm·s-1)に加え、健康と安全に関連する多くの分野や計量の分野で世界中で採用されている。

公式に使用されている代替略語

  • km/jkm/jam(インドネシア・マレーシア)
  • km/tkm/tim(ノルウェー・スウェーデン、km/hも使用)
  • kmph(スリランカ・インド)
  • กม./ชม.(タイ、km/hrも使用)
  • كم/س or كم/ساعة(アラビア語圏、km/hも使用)

規制用途

自動車が誕生して間もない頃、各国は独自の道路標識を開発していた。1968年、国際連合経済社会理事会の支援のもと、世界の道路標識を調和させるために「道路標識及び信号に関するウィーン条約」が作成された。それ以来、多くの国がこの条約に署名し、その提案を採択している。この条約によって直接認可されているか、または条約の影響を受けている速度制限標識を以下に示す。

1972年にEUは指令を発表し(1979年にイギリスとアイルランドを考慮して改訂)、加盟国はCGS単位系の使用を廃止し、国際単位系(SI)を採用することを求めた。SIの使用は、加盟国が公文書で「km/h」を「kilometres per hour」の略語として使用することを暗黙のうちに義務づけた。

1975年に発表されたもうひとつのEU指令は、欧州連合内の速度計の配置を規制するもので、「km/h」の文字をすべての言語で表示することを要求しているが、それが「kilometres per hour」の現地語の自然な略語ではない場合もある。例としては、以下のようなものがある。

  • オランダ語:kilometer per uur
  • ポルトガル語: quilómetro por hora
  • ギリシャ語:χιλιόμετρα ανά ώρα

1988年、米国の国家幹線道路交通安全局 (NHTSA) は、速度計の表示に「MPH、km/h の一方もしくは両方」を使用することを規定した規則を公布した。2000年5月15日には「MPH を使う、またはMPHとkm/hの両方を使う」と明確化された。しかし、連邦自動車安全基準番号101(制御および表示)では、「大文字と小文字の任意の組み合わせ」で単位を表すことができるようになっている。

換算

  • 3.6 km/h = 1 m/s(速度のSI組立単位・メートル毎秒)
  • 1 km/h = 約0.277 78 m/s
  • 1 km/h = 約0.621 37 マイル毎時 = 約0.911 34 フィート毎秒

脚注

注釈

出典

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関連項目

  • 速さの比較
  • マイル毎時
  • ノット
  • 日本の道路標識

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