Aller au contenu principal

アパテー


アパテー


アパテー(古希: Ἀπάτη, Apatē)は、ギリシア神話の女神で、欺瞞・不実・不正・失望の擬人化。長母音を省略してアパテとも表記される。

ヘーシオドスの『神統記』によると、夜の女神ニュクスの娘で、モロス、ケール、タナトス、ヒュプノス、オネイロス、モーモス、オイジュス、ヘスペリデス、モイライ、ネメシス、ピロテース、ゲーラス、エリスと兄弟。

ローマ神話にはフラウスとして現れる。男性神では欺瞞が擬人化されたドロスに相当する。対照的な神はアレテイア(真実)である。

アパテーはパンドーラーの箱の中の災いの一つである。

系図

脚注

登場する作品

  • ヘーシオドス『神統記』
  • キケロ『神々の本性について』(III, 17)
  • ノンノス『ディオニュソス譚』(VIII, 110)

参考文献

  • ヘシオドス『神統記』廣川洋一訳、岩波文庫(1984年)


Text submitted to CC-BY-SA license. Source: アパテー by Wikipedia (Historical)



ghbass