![阿寺の七滝 阿寺の七滝](https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/04/Atera_no_Nanataki%2C_Shimoyoshida_Shinshiro_2014.jpg/400px-Atera_no_Nanataki%2C_Shimoyoshida_Shinshiro_2014.jpg)
阿寺の七滝(あてらのななたき)は、愛知県新城市の阿寺川にある滝。
合計落差62メートル。滝および周辺は国の名勝および天然記念物に指定されている。日本の滝100選の一つ。
自然林内の礫岩の断層にかかる7段の滝となっている事から、七滝と名付けられた。この礫岩は子抱石といわれ、祀ることで子宝に恵まれるとの伝承がある。なお、滝の竜神は雨乞の神として信仰されている。上から2番目・5番目の滝壺には深さ7メートルにおよぶ甌穴がある。また陰陽師の安倍晴明が若年期に滝で修行したという伝説があり、晴明が使ったという井戸が現存する。
阿寺の七滝の七段の各滝にはそれぞれ固有名が付けられている。
霹靂(へきれき)滝は最下段の滝。落差9メートル。
虎嘯(こしょう)滝は下から2段目の滝。落差13メートル。滝壺の深さは4メートルある。
龍攘(りゅうじょう)滝は下から3段目の滝で、落差は7メートル。
長霓(ちょうげい)滝は下から4段目の滝で、落差は25メートル。
雄飛(ゆうひ)滝は下から5段目の滝で、落差は2メートルあり、滝壺の深さは7メートルもある。
素練(それん)滝は下から6段目の滝。落差は4メートル。
敲壺(こうこ)滝は最上段の滝。落差は2メートル。
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