遊佐 浩二(ゆさ こうじ、1968年8月12日 - )は、日本の男性声優。京都府京都市伏見区淀出身。フリー。
子供の頃は京都競馬場の近く(京都市伏見区淀)に住んでいた。幼い頃は世間を冷めた目でナナメに見てるような、かわいげのない子供であったという。中学校入学祝いでラジオカセットレコーダーを買ってもらってラジオドラマを聞いたことがきっかけで声優を目指した。
声優という職業は以前から知っており、テレビでは仮面ライダー、スーパー戦隊シリーズから『マジンガーZ』、『ルパン三世』まで、声での演技に憧れていたという。
「キミも声優になれる」というキャッチコピーにひかれて高校2年生の時に勝田声優学院の通信講座を始めた。その時は教材を見てカセットテープに自分の声を録音して郵送して、自分のお小遣いで講座を受け続けていたという。
あまりその活動を親に言うこともなく、親も声優を目指してるとは思わなかったが、そんな状態で継続した。初級から中級の途中で東京都の大学に進学、週一で勝田声優学院に通っていた。大学時代は学部は文学部であり、国語学を専攻していた。その後は師匠であった村松康雄の劇団で稽古しており、当時はゆきのさつきと一緒であったという。
大学卒業後は勝田声優学院第7期生を経て、1993年(25歳のとき)に声優としてデビュー。アニメデビュー作は『黄金勇者ゴルドラン』。初レギュラーは1996年の『超者ライディーン』の鳥飼銀牙役となる。デビュー当初はオフィス薫に所属しており、その後は自分の力を試してみようと、同社退所後は所属フリーで活動している。
しばらく苦労が続いたようであったが、制作会社スタッフに挨拶したりディレクターと話したりを頑張った結果、仕事が続くようになった。その頃、『がんばれ!!ロボコン』のロボモグの声を演じて、その後は東映の実写ヒーローもの吹き替え作品に参加して、『仮面ライダー電王』に繋がりどんどん仕事をすることになったという。
2007年に出演した『仮面ライダー電王』で手がけた後期主題歌『Climax Jump DEN-LINER form』はオリコンで第2位にランクインし、その功績が認められ電王の共演者と共に第2回声優アワードでシナジー賞を受賞した。
方言は関西弁。
主にアニメやドラマCD、洋画の吹き替えを中心に活動する他、情報番組などのナレーションを手がけることも多い。本職である声優の他、イベントやラジオの仕事が増え、本人のパーソナルな部分が広く知られるようになった。
アニメでは好青年や二枚目、クールな役、狂気的な役、軽薄な役、冷酷で陰険な性格の悪役など様々な役をこなす。また本人曰く、『鬼灯の冷徹』の白澤、『黒執事』の劉(ラウ)、『BLEACH』の市丸ギン、『銀魂』の東城歩など、瞳をあまり開かないキャラクターを多く演じているとのこと。京都弁を話す役や、中国系の役も多い。
洋画では、キリアン・マーフィーの吹き替えを多く担当している。
顔出しで友情出演した『劇場版 仮面ライダーキバ 魔界城の王』では40代手前ながら高校生役を演じた。
愛犬はチワワ(ロングコート)のぎんが(1999年11月 - 2015年、雄)。名前の由来はかつて自分が演じた『超者ライディーン』の鳥飼銀牙。画数の関係でひらがな表記が正式とのこと。地元で働いている4つ上の兄がいる。
漫画家の柴田亜美とは、彼女の作品で方言指導を手がけたことをきっかけに、メールのやり取りをする間柄になった。
趣味・特技は靴集め。
元妻は声優の三橋加奈子。
太字はメインキャラクター。
※はインターネット配信。
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