オノユウ(欧字名:Onoyu、2007年3月22日 - 2020年5月3日)は、日本の競走馬、繁殖牝馬。主な勝ち鞍に2009年のエーデルワイス賞、栄冠賞、フローラルカップ。
2009年5月28日の門別で行われたJRA認定フレッシュチャレンジでデビューして8頭立ての1番人気に推され勝利し、2走目の6月11日のウィナーズチャレンジにも勝利、出走メンバー中唯一の2勝馬として臨んだ7月7日の栄冠賞では好位追走から抜け出して1着とし、2009年2歳世代で最初の重賞勝ち馬となった。このあと札幌競馬場のラベンダー賞に出走するも9着に終わり、門別のスタチューオブリバティ賞、ブリーダーズゴールドジュニアカップでは連続2着に終わったが、フローラルカップでは1番人気に推されて勝利し人気に応える。10月22日のエーデルワイス賞では同日の指定交流競走に騎乗馬のあった武豊が騎乗し、レースでは翌年道営三冠を達成する2着クラキンコに1馬身2分の1差をつけて快勝。次走北海道2歳優駿でも引き続き武豊が手綱を取ったが、9着に終わる。
ホッカイドウ競馬のシーズン閉幕後川崎・池田孝厩舎に転厩し、移籍初戦として大井競馬場の東京2歳優駿牝馬に出走したが、エーデルワイス賞で3着に下していたプリマビスティーの2着。年が明け3歳になった初戦の浦和競馬場で行われた桜花賞ではショウリダバンザイの10着に終わり、以降成績が低迷。2011年春に以前所属していた角川厩舎に戻り、移籍初戦こそ3着に好走したが、その後はいずれも着外に敗れ、翌2012年3月8日地方競馬の登録を抹消された。
引退後は繁殖牝馬となった。3番仔のバブルガムダンサーは、母に続いて栄冠賞を制している。
2020年5月3日に死亡。13歳没。
以下の内容は、JBISサーチ、netkeiba.comおよび地方競馬全国協会に基づく。
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