ジョセフ・ニコライ・ニューガーデン(Josef Nicolai Newgarden、1990年12月22日 - )は、アメリカ合衆国出身のレーシングドライバー。2017年・2019年のインディカー・シリーズチャンピオンである。
初期には欧州のカーレースで活動。母国に戻りインディカー・シリーズに参戦してから頭角を現し、同シリーズチャンピオンを2度獲得している(2020年シーズン時点)。2023・2024年インディアナポリス500マイルレース優勝者。
ニューガーデンは13歳でカートを始める。2006年に彼はジュニア・ヤマハ・チャンピオンシップとジュニアTAGワールド・チャンピオンシップの2つのタイトルを獲得した。
2006年にはスキップ・バーバー・レーシングスクールシリーズに参戦する。サザン・リージョナルシリーズで3勝を挙げ、7度の表彰台を得た。2007年にはスキップ・バーバー・ナショナルに参戦、2勝を挙げランキング6位となる。2008年も同シリーズに参戦し、3勝を挙げランキング4位となった。
2008年、フォーミュラ・フォードの数戦に参加、フォーミュラ・フォード・フェスティバルのカートクラスで優勝し、2009年はイギリス・フォーミュラフォード選手権に参戦した。9勝を挙げ550ポイントを獲得し、シリーズ2位となった。
2009年はフォーミュラ・パーマー・アウディの開幕戦、ブランズ・ハッチでのレースに参加、2勝を挙げた。3戦目では4位に入った。
2010年はカーリン・モータースポーツからGP3シリーズに参戦した。ホッケンハイムではポールポジションを獲得、最高位はモンツァでの5位で、シリーズ18位となった。
2011年はアメリカに戻り、サム・シュミット・モータースポーツからファイアストン・インディ・ライツに参戦した。開幕戦のセントピーターズバーグで優勝する。開幕戦での優勝に加えて4勝を挙げ、13戦で10度の表彰台を得、1戦を残してシリーズタイトルを獲得した。第11戦のニューハンプシャーでは全てを周回遅れにして優勝した。これはティアゴ・メディロスが2004年3月に達成して以来のことであった。
2011年12月7日、サラ・フィッシャー・ハートマン・レーシングはニューガーデンの起用を発表した。彼は2012年シーズン、初めてインディカー・シリーズにフル参戦することとなった。
2017年シーズンからは名門ペンスキー・レーシングに移籍、このシーズン4勝を挙げ念願のシリーズチャンピオンに輝いた。
2014年から交際していた妻のアシュリー(アメリカ人女性)と2019年にナッシュビルで挙式を挙げた。アシュリーはフロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのステージでプリンセス役を演じているディズニー・アクトレスであり、その時から交際が始まった。彼女が東京ディズニーランドのステージでも演じることになったため日本に住んでいた時期が長く遠距離恋愛となるが、ニューガーデンも日本を度々訪れ、2018年にプロポーズをしたのも休暇を過ごした京都の日本庭園でのことだった。2022年に息子が誕生し、自身のInstagramでファンに報告した。その名前はコウタ・ニコライ・ニューガーデンと日本名を取り入れるなど親日である。
(key) (太字はポールポジション、斜体はファステストラップ)
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