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トリンコマリー県(トリンコマリーけん、タミル語: திருகோணமலை மாவட்டம் Tirukŏṇamalai Māvaṭṭam、シンハラ語: තිරිකුණාමළය දිස්ත්රික්කය、英語: Trincomalee District)は、スリランカ東部州に属する県。県都はトリンコマリー。
トリンコマリー県はスリランカ東海岸東部州の北部に位置しており、南東で同じく東部州バッティカロア県、南西で北中部州ポロンナルワ県、西でアヌラーダプラ県、北で北部州ムッライッティーヴー県、そして東でインド洋と接する。面積は2,727km2。県の南北中央付近にはトリンコマリー湾があり、湾に突き出た北側の半島部には、東部州の州都であり県都でもある港湾都市トリンコマリーが存在する。
トリンコマリーから北に約15 kmの海岸沖合には、国立海洋公園であるピジョン島国立公園が存在しており、豊かなサンゴ礁が残されている。
トリンコマリー県は11の郡(DS地区)から構成されている。郡はさらに230のGN地区から構成されている。
2012年時点のトリンコマリー県の人口は378,182人。
トリンコマリー県の人口動態は東部州の他県や北部州と同じように、2009年まで続いた内戦により大きな影響を受けている。この内戦における死者は10万人に上ると推定されており、また内戦期間を通じて、数十万から百万とも言われるタミル人が西側諸国などへ移住した。それ以外でも、多くのタミル人が比較的安全なコロンボへと移住している。タミル人以外の民族・宗教グループも同様にスリランカ各地へと逃れており、内戦の終結後はこうした避難民の多くが帰還している。
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